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#4 「ポジティブ心理学という学問」

こんにちは♪

幸せ研究の時間です😊


みんな 幸せ研究員!

well-being✨



今日も一緒に学んでいきましょ♪



前回は、#3「幸福とダイエットは似ている?!👀

を学びました!

メカニズムの理解と
知識と実践のバランス
が大切!

うんうん✨😊




本日のテーマは

⭐️「ポジティブ心理学という学問」


です!

ちゃんとした学問なんですよ✨

を説明していきます♪


まずは、定義から!

JPPA日本ポジティブ心理学協会さんから引用させていただきます!

ポジティブ心理学は、1998年当時、米国心理学会会長であったペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・E・P・セリグマン博士によって発議、創設されました。その後、セリグマン博士と共に発起人として関わった、米国を中心とする第一線の心理学者たちによって分野の方向性が形成され、研究が推進されてきました。
ポジティブ心理学とは、私たち一人ひとりの人生や、私たちの属する組織や社会のあり方が、本来あるべき正しい方向に向かう状態に注目し、そのような状態を構成する諸要素について科学的に検証・実証を試みる心理学の一領域である、と定義されます。
​https://www.jppanetwork.org/what-is-positivepsychology


ポジティブ心理学は、諸学問領域における包括的用語

社会科学(経済学、経営学、社会学など)や自然科学(生物学、脳神経科学など)によるアプローチ、さらには本来の帰納的アプローチにとどまらないところで人文学(文学、芸術学など)によるアプローチも試験的に始まっています。

心理学では、実証心理学(基礎研究のこと)、臨床心理学、社会心理学分野。

現在は、さまざまな分野で取り扱われているものなのです!😊



⭐️マーティン・E・Pセリグマン


ポジティブ心理学の概念
を打ち出し創設した「ポジティブ心理学の父」

セリグマンは、うつ病やうつ状態の研究者。

有名な「学習性無力感」を提唱したお方です。

学習性無力感とは、長期間、回復不能なストレスにさらされ続けた人や動物は、その状況から逃れようとする自発的な行動を取らなくなるという現象。


セリグマンは、「無力感は学習されるものである」ということを発見し、
この現象を 学習性無力感 と名付けた人です!(犬で実験したよ)



この理論を人間の行動に当てはめました。

学習性無力感を抱いた状態とは、「自分は何をしても、状況は変わらない」という環境に追い込まれた時に感じる状態のこと。


自分が置かれた状況に対して、

積極的・自発的な働きかけを起こさなくなる。

また、成功体験を学習することが困難になり、

無力感や苛立ちなどの情緒的混乱が起こる。


ネガティブな人がうつ病になるものというわけではなく、ポジティブな人でも、いじめに遭ったり、辛いことがあったりすると、無力感を感じて、期待感や意欲を失い、うつ病になってしまう場合もあるということです。



ポジティブ心理学では、

⭐️普通の人をもっと幸せにするために!


を目指す学問です。


心の病になっていなくても、そうならないように気をつけたり、
心の病にかかっていない今の状態をよりよくして
幸せな状態に持っていくことを目指しているのです。


⭐️普段から心の健康を保っていれば、
 心の病にならずに済みます!


普通の人という枠は、とても大きいです!
この普通の枠の中には ↓↓

普通の中には、普通よりも少し幸福度の低い人も含まれています。
ストレスが溜まっていて少し気力が落ちているけれど、
病院に行くと病気ではないと言われるくらいの人です。

病気ではなくても、放っておけばうつ病になってしまうかもしれません。

今は元気かもしれないけれど、リストラやいじめや失恋など
ストレスを感じる出来事が起こった場合、
幸福度がぐんと下がって、うつになってしまうかもしれません。

『実践ポジティブ心理学』より


病気ではないけれど、うつ予備軍となるような人も含まれるのです。


ここを含めた、普通の人をよりもっと幸せに

向上を目指していきたい!

私が考えているものと、ここが一致しています✨😊


幸せは気の持ちようではなく、

どうしたら幸せになれるのかが
科学的にわかってきています✨



セリグマン

『ポジティブ心理学は、flourish(フラリッシュ=繁栄)のため』を
強調しています。(持続的幸福)

ポジティブ心理学では、個人や組織、地域社会、国家の繁栄度(flourish)の向上、具体的には、ウェルビーイングの構成要素である「PERMA」の向上による繁栄度の向上を目標としています。個人の人生・職業形成や、組織・地域開発、そして国家の政策において、「PERMA」のそれぞれのレベルを引き上げることで、繁栄度を全体的に向上させることを主眼としています。
https://www.jppanetwork.org/what-is-positivepsychology


個人だけでなく、組織や社会としても

よりよい状態、繁栄度の向上を目指している。


それが、ポジティブ心理学の考える

well-being✨


持続的幸福


これは、SDGsですね!✨



【まとめ】

⭐️ポジティブ心理学は、心の健康法

⭐️well-beingは、個人にも社会にも活かせる



どうでしょうか?
素敵でしょ💕

興味を持っていただけたら、嬉しいです😊


あなたのwell-beingを✨



次回#5「レジリエンスとパーマ?!

お楽しみに!✨



引用文献

前野隆司著『実践ポジティブ心理学』



<バックナンバー>
#1 「well-beingを考えていこ〜」
#2「100%ポジティブでいなくていい」
#3「幸福とダイエットは似ている?!👀



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