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ケイティ・ミッチェルの演出術を参考に戯曲分析をやってみて気づいたこと
イギリスを代表する舞台演出家ケイティ・ミッチェルが「演出」をする上で一番大切にしている「登場人物の行動を観客に明確に見せる」ための事前準備、稽古、本番までに使えるツールがたくさん書かれているこの本。
「登場人物の行動を観客に具体的に見せるため」に彼女が事前に行っている準備のツールを参考にわたしもこれをきっかけに「なんとなく」おこなっていた戯曲分析を体系化してみようと思い立ち、岸田國士の「ヂアロオ
わたしが読んだ戯曲100選
もうすぐ受験シーズン。
わたしの母校の新国立劇場も、
もうすぐ入所試験だそうで。
14年前(たぶん)自分が受験生だったころ、
モノローグを1分用意してくださいって記載に、「?」となったのはいい思い出です。
新国立劇場演劇研修所を受験する人はもちろん、演劇始めたいけど何をしたらいいかわからないという人も何かの参考になったらいいなと思って自分が今まで読んできた戯曲を100選、というか思いついたも
ガラスの仮面から考える演技術
漫画ガラスの仮面の中にこんな場面を見つけてしまいました。
「知ってる?河本先輩恋人がいるんですよ」というセリフを、
「面白そうに」「がっかりしたように」「怒ったように」「いじわるく」言ってみて、
という課題を見事に演じ分けるマヤ。
ガラスの仮面という漫画を読んで女優になったと言っても過言ではないくらい影響を受けているからこそ、
気をつけないといけないな、と思うのですが、
「怒る」「面白がる」