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菫の独り言

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とりとめもない話をぽつりぽつりと。
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#今こんな気分

ストレスの発散には散財がつきもの

ストレスの発散には散財がつきもの

限界OLな私は週に5日たっぷり残業して
MAXまで働く
元気なうちは頑張って働こうって思ってるから
いいんだけれども
どうしてもストレス発散は必要なわけで
溜まるストレスの多さや重さに比例して
ストレス発散の規模も大きくなってくる

ちょっとのストレスはちょっと美味しいものを
食べるだけで大体は発散出来る
でも重いストレスがのしかかると
ちょっと美味しいものを食べたくらいじゃ
なんの解消にもならな

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束の間の女子力

束の間の女子力

お風呂キャンセル界隈なんて言葉がある現代
よく言えば私もお風呂キャンセル界隈
悪く言えばただのズボラ女

100歩譲って風呂に浸かるのは好き
温泉も好き
でも出てからのドライヤーが世界一嫌い
ドライヤーが嫌すぎて風呂キャンセルしてる
って言っても過言ではないくらい

大きな声で言えないけど夏とか正直髪乾かせない
日々のセルフケアがきつい
化粧水とかもぬれない
クリームなんてまず持ってない
眠いが勝

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彼から見る景色

彼から見る景色

彼の見る世界に映る自分が好きで
いつまでもそこにいたいって思った

私が綺麗な景色に見惚れている間に
彼は綺麗な景色にいる私に見惚れていたらしい
いつの間にか撮られたたくさんの写真の中に
彼は私を映す

久しぶりに感じたじんわりとした暖かさに
涙が出そうになった

陽だまりの世界にいるような
こんな幸せがいつまでも続きますようになんて
おとぎ話のように願って、願って、願って

28歳これから1年よ

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よろしくね、28歳

よろしくね、28歳

誕生日って自殺率が高いんだって

改めて生まれてきたことについて
考えた結果死を選ぶのか
それともこの年齢までは頑張って生きようと
決心してその達成感で死を選ぶのか
わかるけどわかりたくない

私も10代の頃何度も死にたいと思った
生きづらい世の中に絶望して
全てを自分の手で終わらせようとした
死ぬことすらできない自分に嫌気がさして
死んでいく人が羨ましくもなった
だけど親の顔を思い出すと
こんな

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3年ぶりに彼氏ができた話

3年ぶりに彼氏ができた話

口の中でクリームソーダが
弾ける感覚がしてはや2週間
目の前の何気ない日常がキラキラして見えた

忘れかけていた久しぶりのこの感覚に
まだまだ戸惑う
なんだか胸がいっぱいになってしまって
言葉が出てこなくなって
少し更新出来なくなってしまってました

辛い時の方が人間らしくて
心の底に眠っている言葉がどんどん出てきて
辛い時の方が私らしいのかもしれない
なんて自分の幸せが怖くなったあまり
自分で追

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27歳、ぎっくり腰になった話

27歳、ぎっくり腰になった話

ある夏の日
連休だったこともあり気分よく
部屋の掃除をしていた昼下がり
押し入れに物を入れようと持ち上げた瞬間
ピキっという音と共に
金輪際私の腰は動かなくなった

今までぎっくり腰というもの自体
言葉としては認識していたものの
実際に自分が患ったことはなかったため
正直何がぎっくり腰か分からなかった

しかし、ピキっという音が鳴った瞬間
あぁこれがぎっくり腰かと瞬時に認識出来た
腰を動かそうとす

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御局女を反面教師とする

御局女を反面教師とする

どの世界にも御局様はいるもので
例に漏れず私の会社にもバッチリ存在する

自分が御局様になる前は
御局様を確実に目の上のたんこぶというか
嫌な存在と認識するのにも関わらず
なぜなってしまうのだろうか

物事の伝え方1つにしても
次からこうやってくれると嬉しい!
と言えばお互い気持ちがいいものの、
なんでこんなやり方をしているの?
というように1度相手を嫌な気持ちにさせる

正直理解出来ない、という

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推しの恋愛

推しの恋愛

アイドルの熱愛が出る度にネットは荒れる
間違いなく推しの熱愛は賛否両論ある話題だろう

これは1つの憶測にしかすぎないが
ただ好きだから応援してますという人は
アイドルも人間なんだから自由に恋愛したらいいという思考になりがちで
好き+推しの夢を叶えたいという思いで
応援している人は
なぜこのタイミングで熱愛しているんだ
という思考になる気がする

好きで応援する分には普通にCDを買ってYouTub

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夏って病まない?

夏って病まない?

お風呂上がりのドライヤーが嫌
せっかくメイクをしても汗で崩れるし
冷房で体はだるいし
セミはうるさいし

そんな気だるさを帳消しにするために
夏祭りとか花火大会があるのではないか
そんなことを考えてしまうほど
遅れてやってくる五月病に嫌気がさす

心底夏が苦手な私は
夏に外出をすることさえも躊躇う
専ら人混み確定の夏祭りや花火大会
なんてものとは無縁の人間だ
それが理由かどうかは定かではないが

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夏のはじまり

夏のはじまり

桜の花が咲く季節が好きだった
新しい学校に新しいクラス
淡い期待と一緒に踏み入れた世界では
なぜか生まれ変わった自分になれる気がした

でも咲いた桜の花が散る頃には
また今までの自分が戻ってくる
抱いていた淡い期待も桜と共に散る
叶うはずだった初恋も忘れて
新品のノートに書かれた丁寧な字も
いつの間にか走り書きになった

環境が変わらないと変われない自分に
気だるさを感じてどうでも良くなった
穴の

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幸せの価値

幸せの価値

日曜日の朝
ふと気づいたことがあった

あんなに噛み締めて食べた高級レストランの
料理の味を正直全然覚えてない
美味しかった記憶はある
見た目も覚えてる
でも味は?と言われるととてもぼんやりする

なのに幼い頃に亡くなった母の手料理の味や
5年以上前に元彼の家で食べた彼が作ったパスタの味は昨日のように思い出せる
この違いはなんなのか

忘れたくないから覚えようとしたことと
何故か忘れられないもの

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メンタルが強いと思い込んで今日も生きる

メンタルが強いと思い込んで今日も生きる

私はメンタルが強い
強いと思い込んでいる

自分でも人より絶対に繊細で傷つきやすくて
小さなことも全部気になってあれこれ後悔する
それにも気付いてる
なのにメンタルが強いと思い込む

そうすると周りは私がメンタルが強くて
タフな人間だと思い込む
その結果しなくてもいい仕事が自分に
まわってきたり
そこまで言わなくてもいいと思うような
ことまで言われて
しまいには一人で生きていけそうだなんて

全部

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体の関係から始まる絶望

体の関係から始まる絶望

好きだから手を繋ぐ
好きだからキスをする
好きだから体を重ねる

いつの日からかそんな当たり前が消えた

人肌が恋しくてとか
なんとなく雰囲気に流されてとか
好きかどうかなんて確認もされないくらい
どうでもいいことになってしまったみたいだ

大人だから なんて子供みたいな言い訳をして
体の関係から始まる恋愛を受け入れる
なにも分からない知らない
自分の心を騙して騙して
全て気づいてないふりをした

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死

私が死んだら
そもそも私が死んだ時どれだけの人が
それを知るのだろうか

孤独死が怖い
死ぬのが怖い

高齢化社会のせいもあってか
若い世代と呼ばれる20代の私たちでさえも
不確かな未来の孤独死に対して
早くも恐怖心を抱く人が増えてきたらしい

でも正直私は死ぬこと自体がそれほど怖くない
どちらかといえば死因となる病気の治療に対しての恐怖心だったり、やり残したことへの後悔の方が大きくなる気がする

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