マガジンのカバー画像

鈍足の紀行史

20
車を乗り回していて徒然思うことを書いてます。
運営しているクリエイター

記事一覧

コイツにしました

コイツにしました

『憧れることをやめましょう』と大谷翔平の言葉に触発されて、冷静に車選びをやり直すことにした。
シャア専用オーリスには申し訳なかったが。
あれは整った道路で運転するのが前提であって、ちょっとやそっとのデコボコ道には耐えられそうにないと判断した。
シャクレ坂、カックン坂は間違いなく腹を擦る。
立体駐車場はその危険性が隠れるどころか、堂々と露出している。
そして段差を走る時の下から突き上げられる衝撃が耐

もっとみる

憧れるのはやめました

『もうそろそろ買い替えを視野に入れた方が…』
フリードスパイクに乗っていたが、通算距離にして約13万キロ。
車検に出す前に、職場の整備士に見てもらったらそんな一言が出て来てしまった。
タイヤの減り具合に注目して、リフトアップしてみたら左後輪のショックアブソーバーから油が滲み出ていた。
タイヤはローテーションで誤魔化すとしても、足回りの根本がどうにもならぬ。
4本全交換にしてバランスを正しく取り直す

もっとみる

君といつまでも



4年半前に購入した車は中古車ではあったが、珍しく『乗りたいっ!!』って思わせるデザインだった。
当初はフィット(ホンダ)とか、BB(トヨタ)とか1300~1500CCクラスの車であれば何でも良かった。
ある日、フリードスパイクを見て決まった。
後部座席をパターンと倒せば自分が足を伸ばして寝られるスペースが確保出来る。
車中泊をすることを想定してなかったが、このシートの構造が現実へと加速させた。

もっとみる

運転免許証の有効期限



『代書屋の儲かった日も同じ顔』
30年以上も前のことを引き合いに出すとは歳をとったものだ。
原付バイクの免許を取得すべく、試験場を訪れた19の春。
当時は住み込みで仕事をしながら大学へ通っていた。
その当時の仕事の都合で取得する必要が生じたのだ。
相鉄線は二俣川駅下車。
神奈川県は二俣川に試験場があり、試験場へ向かう道は『試験場通り』なるものがあり、ぞろぞろと県内在住の人たちが押し寄せる。

もっとみる

名刀を訪ねて



刀剣研磨師をしている友人が『こんな企画展をやってるよ』って教えてくれたので行ってみた。
佐野美術館。
静岡県は三島市にあると知る。
『いつもよりちょっと遠出かな...じゃぁ大丈夫だ』
自分にはそういう距離なのだ。
下道を御殿場まで行くのは普通になってる今はどうということはない。
いつものドライブコースを辿り、246号線を沼津方向へと向ける。
その後はナビに導かれるままに進める。
最短を狙えば

もっとみる

即効性ある教え

いつも通ってる洗車場はどういう訳かバッティングセンターが併設されている。
たまに打ってみたりする。
バッティングケージに入り、いざ構えて打つ。
『あんな真似して打てる訳がない』と子供を連れてたお父さんが力説する。
そう、この映像で解説してる落合博満の『神主打法』の構えを真似してたのだ。
少年野球チームに属してる子供、それを後押しするお父さんがバッティングセンターで特訓してる、よくある光景に出くわす
もっとみる

県立大磯城山公園



海を見たいな、でもクネクネした峠道も走ってみたいなと欲張りなドライブをするべく、箱根へと車を向ける。
自宅から箱根の往復は自分の中では『定番コース』になっている。
箱根峠までをスルスルと走り、折り返して帰る道すがら、1国(国道1号線の通称、そう呼ぶのは神奈川県民だけらしい)を上る。
『どこかで休みたいな...』と思い立ったのが二宮を過ぎた大磯町辺り。
『城山(じょうやま)公園前』と信号の標示を

もっとみる

はじめての車検

日本で車を動かしている以上は避けて通れないことがいくつかある。
その中の一つに『車検』がある。
二年に一回だが、結構な金額がかかるゆえに、買うことや持つことを諦める要因になっていることに、どうして自動車業界は何も言わないのだろうかと不思議に思う。
いやいや、車検そのものにはさほどかかってなくて、付帯する自動車重量税云々がかかるにしても高くかかるのは間違いない。
『よろしかったらうちで...』と大手

もっとみる

あなたと越えたい天城越え



初めのうちは『ちょいと遠出』だったが、今ではもう『標準』となってしまった。
ひたすら国道135号線を南下して下田まで何も考えずに走らせる。
『海が見えればOK牧場』と。
道の駅・開国下田みなとへ向かう。
ここまで来たんだからと海の幸を食わずしてどうすると回転ずし屋に入ってみた。
珍しいネタもあって、食べてみたいネタはたくさんあるし、どれもが美味しそうだった。
だが、どういう訳かさほど腹も減って

もっとみる

ヤビツ峠ヒルクライム



国道246号線を厚木を通り抜けて秦野方面へと車を進めると、名古木交差点で信号待ち。
『ふ~ん...ナコキ...いや...ナガヌキ...?!?!っていうのかぁ...』と難解な地名に関心しつつ、さらに気になる地名が目につく。
『ヤビツ峠』
頭文字Dか...と。
ゲーセンでしか知らず、マンガ読んだことないけど(苦笑)
場違いな車だとはわかってはいるが、どんな道なのかという好奇心が勝った。
右折して、

もっとみる

海と桜を愛でて三浦半島をグルっと一周



『この時期は桜は見ておきたいよね』
『海にも行きたいな』
そんな欲張りを満たす場所が三浦半島にはあるのだ。
午前中に所用を済ませて、いざ三浦半島へ。
環状4号線を鎌倉方面へ進行し、国道16号線にぶつかるまで脇目も振らずにひた走る。
そして、国道16号線にぶつかった六浦交差点から横須賀方面へ南下。
追浜を過ぎる頃からトンネルが増えて来る。
クレイジーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』の歌詞に出て

もっとみる

たまご街道



思い立ってシュークリームが食べたくなって相模原市南区麻溝台へ。
『たまご街道』と名のついた道は、養鶏場が集中している。
http://tamagokaido.soycms.net/

国道16号線からも行けるが、ちょいと混雑してそうだし、目的地までちょいと離れてる。
座間街道から行くにしても、こちらも混雑してそうだ。
そんな訳で別のルートをチョイスしてスイスイと走らせて到着。
玉子の直売や洋菓

もっとみる

一路お台場へ



コンビニに貼りだしてあったポスターを見て、『これは行きたい』と熱望していた『企画展・工事中』
その熱望が叶う日が来た。

『え~と...ナビを...』とセットしていざ日本科学未来館へと向かう。
ひたすら下道で。
『この時間は混んでるかもなぁ...』ってことで保土ヶ谷バイパスは避けて、ナビをちょいと無視して、のらりくらりとくねくねと車を走らせる。
走らせるも意外と手間取る。
意外と混んでるようで

もっとみる

地球不回転為我

朝と夕方は路上は殺気立っている。
それもそのはずで、朝は出勤や通学、夕方は帰宅の時間帯。
ラッシュは何も電車だけの話ではない。
一刻も早く仕事先や学校や駅などにたどり着きたい。
そのためにすっ飛ばす、一時停止やら信号の色変も知ったことじゃないって勢いの車が後を絶たない。
そして渋滞。

渋滞をいかに回避するかってのが早道になるが、それはごく簡単なことでかなりの割合で和らぐのではないかと思う時がある

もっとみる