佐々木助三郎

海と写真と落語とスケートとドライブが好きなオッサン。

佐々木助三郎

海と写真と落語とスケートとドライブが好きなオッサン。

マガジン

  • 鈍足の紀行史

    車を乗り回していて徒然思うことを書いてます。

  • テニスの召使い

    50の手習いで始めたテニス。 王子様というほど上手くも若くもない。 サーブも何十本に一本入る確率。 それでもコートに立つのは何なのか。

最近の記事

コイツにしました

『憧れることをやめましょう』と大谷翔平の言葉に触発されて、冷静に車選びをやり直すことにした。 シャア専用オーリスには申し訳なかったが。 あれは整った道路で運転するのが前提であって、ちょっとやそっとのデコボコ道には耐えられそうにないと判断した。 シャクレ坂、カックン坂は間違いなく腹を擦る。 立体駐車場はその危険性が隠れるどころか、堂々と露出している。 そして段差を走る時の下から突き上げられる衝撃が耐えられない。 ローダウンはそういう危険を排除し切れない。 それらがわかってるから

    • 憧れるのはやめました

      『もうそろそろ買い替えを視野に入れた方が…』 フリードスパイクに乗っていたが、通算距離にして約13万キロ。 車検に出す前に、職場の整備士に見てもらったらそんな一言が出て来てしまった。 タイヤの減り具合に注目して、リフトアップしてみたら左後輪のショックアブソーバーから油が滲み出ていた。 タイヤはローテーションで誤魔化すとしても、足回りの根本がどうにもならぬ。 4本全交換にしてバランスを正しく取り直すには費用もバカにならない。 『車検に出すのは今回で最後だな…』と腹を括った。

      • 野球はじめます

        『やりませんか、野球を』 『いえ…今は…それどころじゃなくて…』 現在の職場に入社した時は、断わってもそれなりに需要はあったようで、向こうが食い下がることはなかった。 当時のチームには補欠がたくさんいて、レギュラーが仕事などで出られなくても、補欠たちで間に合ってて試合に困ることもなかった。 ところがギッチョンチョンで、世の中の流れで人の入れ替わりもあってチームは現在は存亡の危機に晒されている。 そんな時に声がかかってしまった。 『お前のせいで負けた』って言われるのが嫌。 補欠

        • 小僧に戻る冬

           仮面ライダー生誕50周年らしい。 池袋サンシャインシティで『仮面ライダー展』があると聞いて行ってきた。 昭和から平成を経て令和までの仮面ライダーたちを見に。 三つ子の魂百まで。 行かずにはいられなかった。  仮面ライダーは自分の時間軸にほぼ沿っていた。 リアルタイムでみていたのはV3から。 当時3才。 再放送で刷り込まれた1号と2号の活躍とV3から始まった。 テレビの前でV3を真剣に見入ってたものだから、変身ポーズを真似するものだからと、両親がそこまで好きならばと親心を出

        コイツにしました

        マガジン

        • 鈍足の紀行史
          20本
        • テニスの召使い
          10本

        記事

          2勝4敗

           職場のテニス同好会は年に何度か、『カップ戦』がある。 そうはいっても、同好会の内輪なもの。 ・ダブルス戦 ・1セット4ゲーム先取 ・タイブレークなし ・パートナーは1戦ごとに変わる   ・総当たり戦            という形式。 13時から始まって17時くらいまで。 なんだかんだと、1人あたり6セットはやる。 1位と2位には賞金が出る。 前回は全敗という散々なデビューだった。 それは偏に下手だったから。 サーブをやらせればダブルフォルト連発で自滅。 ラケットに当たれ

          面壁零年

          『せっかくラケット買ったのになぁ…』と持て余していた。 職場の同好会の日程がなかなか合わぬ。 同じ趣味で日程も合う友人もいない。 でも、どこかで打って感触を味わいたい。 そうかといってテニススクールに転がり込むのもなんだし… 否定はしない。 いつかは必ず通らなければならない道だと思っている。 ましてや、将来的に自分の中での『一つのプロジェクト』を達成させるためには。 だが、今は何をやっても楽しいと思えるかどうかを味わいたくて、『壁打ち』がよぎる。 壁に向かって打ち込んで練習を

          はじめの一本 

          テニスをする上で、必ず通る道がある。 『自分のラケットを用意すること』である。 しかし、困ったことに、何を持ったら良いのかがサッパリわからぬ。 ナダルに憧れてバボラ。 錦織やフェデラーに憧れてウィルソン。 ジョコビッチに憧れてヘッド。 松岡修造に憧れてミズノ。 伊達公子や大坂なおみにあやかってヨネックス。 他にもいろいろありすぎて困る。 『形から入る』とか『憧れの選手が使ってるから』という、日本人が好みそうな選択方法は、果たして自分には最適なのか。 素朴に思う。 『え? 持

          はじめの一本 

          落語は自由なんだけど...それでいいの?

          https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220126/k10013450211000.html いろいろ試行錯誤なさってるようでして… 大変だよね、ついぞ最近までは入り込めない世界だっただけに。 『ダメだ、ダメだ』って弟子入りを断られたなんて話は山ほどあるんだろうし。 女性が演じるってことに無理があるとか、野郎目線の噺だからとか理由が上げられるんだろうけど、本当にそうなんだろうかって疑問がある。 それは素人側だけじゃなくて、玄人側、つまり噺家側

          落語は自由なんだけど...それでいいの?

          骨まで愛せる楽しい修行の場

          魚料理は嫌いじゃない。 むしろ大好きな方だ。 ただし….きれいに食えない。 それゆえに人前で食うことはない。 『きれいに食えない』というのが障壁となってる人は私だけではないと思う。 焼魚、煮魚にありがちな『骨が歯に刺さる』ことがそれを助長する。 一度骨が刺されば、気になってしまい、他にも出てくるはずだと防衛行動に出る。 慎重に咀嚼し、舌で探索する。 咀嚼前に気が付けば刺さることはないと、身をほぐしにほぐして粉々になるまでほぐして、その身をかき集めて口に運ぶ。 また、骨を恐れ、

          骨まで愛せる楽しい修行の場

          初詣令和四年

           新年明けましておめでとうございます。 この御時世なんで初詣に行くこと、特に参拝客の多い所へ行くのは賛否両論ありますが、鶴岡八幡宮へ出かけました。 コロナ禍であろうがなかろうが、仕事の都合で大晦日から出かけるなんてことが出来ないという個人の事情も最近はありますが、夜も受け入れてますってことを知ってから、行くのは松の内の夜というのが私の中では慣わしとして定着してしまいました。 昼間に行くのは、とにかく並ぶし、エネルギー使うから、本殿に辿り着いた時には願い事云々すら忘れてしまうほ

          初詣令和四年

          たまには違う相手で

           職場のテニス同好会は、たいがいの人は歓迎のようで、退職した人もOK。 その代わりにどこからの援助も受けない形式で運営しているようだ。 テニスコートの場所取りの手配などは世話役さんが自分がやりたいからということでお任せで、身一つで来るだけになっている。 会社の援助なりを受けようと思えば、そういう人が出入りしてる時点で言われたりするのだろうから。 パカスカ打ち合うのに企業の理屈を持ち込まれるのはかえって楽しくもなかろうという考えが浮かんでくる。 退職した人が、今所属している会社

          たまには違う相手で

          君といつまでも

          4年半前に購入した車は中古車ではあったが、珍しく『乗りたいっ!!』って思わせるデザインだった。 当初はフィット(ホンダ)とか、BB(トヨタ)とか1300~1500CCクラスの車であれば何でも良かった。 ある日、フリードスパイクを見て決まった。 後部座席をパターンと倒せば自分が足を伸ばして寝られるスペースが確保出来る。 車中泊をすることを想定してなかったが、このシートの構造が現実へと加速させた。 車中泊ともなればN-VANも候補に挙がっては来たのだが、普段使いやデザインがツ

          君といつまでも

          知らないって恐ろしい

           毎月1~2回ほどのペースでやってるテニス。 ラケットは借り物で初心者も初心者。 『ラケットはすぐに買うな』と職場の先輩に言われるがままに今日まで来てしまってる。 間隔が空きすぎてしまうと、フォアやバック、ボレーの打ち方のおさらいから始まるのがほぼルーティーン化してしまっているほど。 それでも嫌な顔一つせずに教えてくれるので助かってる。 教われば教わるほど出来るかというと、そうでもない年代なので(苦笑) しかも、その日によって出来の良い日もあれば、そうでもない日があったりで。

          知らないって恐ろしい

          輪切りの私

           お恥ずかしいことに、スケートリンクですっ転びました。 フィギュアスケーターとの接触を避けるための事故的なことだったのか、ただ単に足がもつれてすっ転んだ自爆なのかはわかりません。 その後にやって来た頭部への衝撃による脳震盪で記憶が全くないのです。 これはいつか別に書いてはみたいのですが、フィギュアスケーターたちには言っておきたいのですが...マナー悪いよね。 今日のところはここまでにしておきます(苦笑) 気が付けば、リンクの外に運び出されて、ストレッチャーに乗せられてました

          ワクチン狂死曲 その2

          コロナウィルスワクチン接種をようやく受けられるようになった。 長かった。 本当に長かった。 政令指定都市の横浜市は、『日本一ワクチン接種予約が取れない都市』だ。 人口の多い都市がその傾向が高いようだが、横浜市は群を抜いている。 高齢者からの年齢別接種を始めた当初、情報弱者は受けられぬほどの混乱をきたし、スマホ等を使いこなせる人たちでさえも、予約を取るのに1か月を要した人たちもいた。 現にうちの両親は65歳以上枠で1ヶ月半を要した。 そして、50歳以上からの受付開始から12歳以

          ワクチン狂死曲 その2

          会社内に飲み屋があるという地獄

           以前、派遣社員として出入りしてた会社は、敷地内に飲み屋があるという摩訶不思議で異様なものだった。 初めは『へぇ~...面白いなぁ~』って思ってたが、一度酒席に出てからは『嫌だな』と逆転した。 工場地帯真っ只中にあったので、周辺には飲み屋がない。 仕事が終われば繁華街へと出かけねばならなかった。 そこへお偉いさんがどう考えたのかは知らぬ。 福利厚生の一環で、繁華街へ移動する手間が省けます、敷地内に設けましょう、飲みにケーションをはかりましょう、腹を割って話し合ってブレイクス

          会社内に飲み屋があるという地獄