見出し画像

毒親から抜け出したいアダルトチルドレンすい12〜否定すると泣く母親と怒る父親〜

最近はすごく疲れていて
noteを開くことすら億劫で
書き記したいこともまとまらず
ひたすら底辺を彷徨っています

この間カウンセリングで
自分の本心に気付けた出来事があったので
記録しておきますね。

------

私の怒りの沸点は人よりも低く
短気で怒りっぽい
毎日何かしらにイライラしている
それも些細なことばかり

だけど人に直接怒りをぶつけることができない
何に腹を立てているのか言語化できない

では怒りをどうしているか
心の中で押し殺す
もしくは
共感してくれそうな人に愚痴る
それで解消するかというと全くそうではない

幼い頃は
"怒っている理由が分からない、ことも分からない"
そんな状態だったので
ひどい怒りをすべて勢いに委ね
自分の頭を叩き
爪で皮膚を引っ掻き
壁を殴り
物を投げ
誰もいない時間を狙って家で叫んでいた
叫んだり泣いたり感情に任せて
とにかく騒いでいたことを覚えている。

本題は
・怒り方が分からないということ
・うまく言語化できずに諦めてしまうこと
ここにある

------

率直に
まみ(私の母親)とおと(私の父親)は
夫婦関係が歪だと思っている

以前に投稿したように
まみとおとも、私と同じで
親から適切な愛情を受け取れていない
愛着障害を持っている、と私は推測する

2人は共依存状態で
"お互いが他者である"
という感覚ではなく
"主従関係"という言葉がしっくりくる

おとが怒ればまみは慌てふためき
まみが怒ればおとは知らんぷり
いつも家族を壊さないようにするのが
私の役目だった

ひとつ思い出す。
ある日、私は漢字テストに向けて
ひたすら問題を解いていた
まみは隣で見守っていた
そこにおとがやってきて
「おー、勉強してるのか」と
誰に言うでもなくコメントする
私はいちいち構っていられず無視をした
「次の漢検受けるんだっけ」とおとは続ける
おとは私と話したいがために既に知っている情報(私が漢検を受けること)を持ち出しては会話のきっかけを探ろうとしてくる
常に自分が輪の中に居ないと嫌なのだ
私は返事をするのも面倒で
ダンマリを決め込んだ

勉強している、集中している
これが目に入らないのか
なぜ空気を乱すようなことを言うのか
私は自分で抱えていた不安や怒りもあり
おとに反抗するようにわざと振る舞っていた

するとみるみるうちに、おとは顔も声も変え
(俺は怒っているぞ!)
と言わんばかりの態度でソファに座っては
「返事くらいしたらどうだ!」とキレて
なぜか、まみにひどく当たった

私はその時
(失敗した!)
と思った

私が望んだのは、おとが素直に
自分は今この場に必要とされていない
子供が頑張っているのだから静かに見守ろう、と
分別ある行動をすることだったのに
なぜか、まみに、めちゃくちゃ怒るし怒鳴る
違う違う違う
私が望んだのはこれじゃない!!!

私が自分を戦いに出しても
負けてしまうことが分かって
もうどうでも良くなってしまった
どれだけ勇気を出して反抗しても
いつまでも自分に従うおもちゃだと思っていた人形が、急に意思を持って動き出したかのように
成長を受け入れられず
まだ自分の支配下に置いておきたい
意思を持って行動することを許さない
そんな風に私は感じた

その時から
私は私を出すことを止めたのかも知れない

------

まみの場合はどうだろう。

私はいつでも
(まみの味方でいたい)
(まみを守らなければ)
と無意識に思っていた。
それは上記した、
おとの怒りから彼女を守るためでもあるし
心の底で、まみのことを可哀想と感じていたし
反面見下していたのかも知れない。
まみに喧嘩を売ったことはほとんどなく
不和になることを避けていた。

まみだけは、私の唯一の理解者だとおもっていたのかも知れない

ただもちろん成長の過程で
怒りをぶつけたことはある。
過干渉が過ぎること
過保護すぎて窮屈に感じていること、
大学生になって広い世界を見た私には
私の家庭が他とズレている
私は親に支配されながら生きている
そんな感覚を持っていた。

そのことを会話の流れでまみに伝えたことがある
私が望んだのは
(そうだったのか、ごめんごめん!)
(どの辺が過保護だった??)
くらいの軽い反応

実際は
「そうだったの…生きづらくさせてごめんね…私の育て方が間違っていたんだね…私も初めての子育てで分からないことばかりで、自分なりに頑張ったんだけど、こんなに傷つけて苦しめていたんだね、ごめんね……」
と反省を繰り返すばかり

私は謝って欲しいなんて思ってないし
まみの育て方を否定したいわけじゃない
まみなりに頑張っていたことも理解している。
子育てに正解なんてないし
親の責任が全てじゃないのも分かっている。

ただ自分が子供に対して
過剰に期待していること、心配していること
それだけ気づいて
うまく子供と距離を取るにはどうしたらいいか、
そこの話し合いをしたかった。
実際のまみは負のループに入って泣き出す始末。

(こんななかで前向きな話し合いはできない)
と判断した私は
『大丈夫、まみのせいじゃないよ。一生懸命頑張ってくれてるのはわかってる。こんなこと言ってごめんね』
と謝って場をやり過ごすことしかできなかった。

------

自分の感情を表すと
相手から倍の感情で返ってくる。
私の気持ちや考えていることを聞いて
話し合いをしようとしない
いつでも
"自分がしんどい、自分が主役"
のように返される。
だから感情は押し殺した方が疲れなくて済むと思っているのかもしれません。
では、私はいつ自分をさらけ出せるのでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?