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スプロミッション#6 オンラインゲーム

こんにちは。カスタマーサクセスチームの八木です。
以前にご紹介したブログでお伝えした通り、現在当社では社内コミュニケーション活性化施策「スプロミッション」が行われています。9グループ中6グループ目の活動「オンラインゲーム」が6月21日(火)、22日(火)の19時より2回に渡って開催されました。

これまでのスプロミッションの取り組みでも、ゲーム系の企画は「脱出ゲーム」、「ボードゲーム」など、メンバーが同じ空間に集まる必要がありました。つまりリアルなコミュニケーションが肝となる企画でした。今回のゲーム系の企画はオンラインゲーム。その名の通りオンライン上でコミュニケーションを取る内容となります。同じゲームでもコミュニケーションの取り方が異なる点は興味深いですね。

私は予定が合わず、オンラインゲームが行われたイベント当日の参加は叶いませんでしたが、この企画を担当したグループから代表して馴松直紀さんにインタビューにてお話を聞いてみました。

では、早速ですがインタビューをご覧ください。

オンラインゲームにした理由

八木)
馴松さんの所属するグループ内では、最終的にオンラインゲームという企画に行きつきましたが、それ以外にはどんな企画案があったのでしょうか?

馴松)
オフラインのものだとダイアローグ・イン・ザ・ダークに参加してみる、というものだったり社内運動会なども挙がりましたね。

八木)
社内運動会!!社内のメンバーだけで外で行うのか、物理的な会社の中(社内)で行われる運動会なのか、気になるイベントですね。

そして結果としてオンライン上のイベントに落ち着いたわけですね。「オンラインゲーム」に決めた理由はありますか?或いは今回の企画としてはじめからプレイするゲームタイトルを決めて臨んだのでしょうか?

馴松)
まだコロナが収まりきれない時期でもあったのと、参加のしやすさからオンラインゲームというところはまず決まりました。

その中で、「マーダーミステリー」という案があがり、相談したグループ内のメンバーも体験したことがないメンバーばかりだったこともあり「これにしよう」と決まりました。

「マーダーミステリー」とは

八木)
今回のコミュニケーション活性化施策の対象に選んだこの「マーダーミステリー」というゲーム、いったいどんなゲームなのでしょうか?

残念ながら私は参加できなかったので、そもそもどういうゲームなのかを全く理解できておらず。。。

馴松)
殺人事件の物語を題材に、ゲーム参加者は物語の登場人物に扮して推理を進めていくテーブルトークRPGです。もちろん犯人役が配役される参加者もいて、その人は犯行がバレないようにたち振る舞っていくことが求められます。

登場人物それぞれに「何時何分に誰々と会った」といった情報が各人にのみ見える状態で提供されて、その情報をお互いに出し合いながら推理を進めていくゲームです。

八木)
なるほど。まだまだ全貌はつかめていませんが、Webで検索して調べてみると、「マーダーミステリー」というゲームジャンルが確立されており、元々はイベント形式の公演型に参加をするゲームが紀元だったと。

ボードゲーム、テーブルトークRPGといったリアルな場で行われるものから、今回のオンラインゲームまで幅広く用意されているんですね!

私は元ゲーム業界にいたというのに、勉強不足ですいません。。。PCを使ったオンラインゲームというと、そこそこ操作の難易度が高かったりするものだと思ってましたが、そういうゲームではないのですね。

私自身は全く知らない「マーダーミステリー」でしたが、今回の企画に参加したメンバーの皆さんはどんな印象だったのでしょうか?皆さんもゲームジャンルとしての「マーダーミステリー」をご存知だったのかしら。

馴松)
今回、ゲームマスター役の人以外は「マーダーミステリー」が初見プレイの人たちばかりで、プレイ前は「険悪になったらどうしよう」とか「会社の同僚とやってギクシャクしたらどうしよう」といった不安があったみたいですね。

かくいう私も初見プレイだったこともあり同様の感想を持っていました。

ただ、プレイ後はみんなゲームを楽しめたようで、「みんなで話し合いながら推理をしていく過程で協力プレイという印象が強く全然怖くなかった、むしろ何か温かいものを感じた」とか「90 分すらあっという間に感じるほど楽しかった」、「ストーリー分岐もあったりして物足りなさを感じるほど楽しかった」という声がありました。

八木)
んー。聞いているだけだとアレなので、実際試してみたいですね。協力しているのに中に犯人が紛れ込んでいるから、犯人だけは非協力的だったりもするわけですよね?複雑なコミュニケーションが発生してそうです。

ゲーム内での役割

八木)
今回の企画に参加された皆さんの、イベント参加後の感想(アンケート)を先に読んでしまったこともあり、ようやくゲームの全貌がわかりかけてきました。ゲーム内ではそれぞれの与えられた役割があり、それを演じるわけですね。

このゲームを進めるにあたっては「ゲームマスター」の存在が必要なんですね。このゲームマスターの役でゲームを進行するには、ゲームのオチというか、ゲームの内容自体を知っていないとできないものなのでしょうか?

馴松)
そうですね、ゲームマスターは物語を進行する必要があるため、誰が犯人かだったり参加者おのおのだけが持っている情報を全て知っている状態です。

ただ、今回ゲームマスターをやってくれた田嶋さんに話しを聞いたところ、犯人役の人がどうやって追求を逃れるか、というところが面白かったり、物語がマルチエンディングであったりするので「どの結末にどう行き着くか」というのも一つのコンテンツとして楽しめるみたいです。

八木)
なるほど。今回の企画を考える同じグループのメンバーでもある田嶋さんがその役割だったわけですね。企画した側が参加される皆さんを「おもてなし」をする役割とも言えますし、ゲームマスター自身もどんな結末に行きつくのかを楽しめるわけですね。奥が深い!

その他のゲームに参加するメンバーの役割はどうやって決めるんですか?

馴松)
ゲームマスターは経験者の田嶋さんに今回お願いしました。ゲームマスターとしての「おもてなし」だけでなく、CCFOLIA という 場面にあわせてBGMを流せたりするツールを準備してもらったりと、ゲームマスターをお願いしてよかったなと思ってます。

他の配役は「誰が犯人か」は分からない状態で早いもの勝ちで決めました。配役が決まったあとに、「あなたは犯人役です」という情報がゲームマスターから犯人役の人にだけもたらされる流れですね。

八木)
なるほど。ここから各自が与えられた役割を演じるわけですね。演技力も求められそうですし、他の人の演じ方を見るというのも楽しそうですね。

ゲームを通じたコミュニケーション

八木)
ゲームマスターがいて、犯人役がいて、そしてその取り巻きがいて、と。ゲームが進行する中で役割に沿って騙したり、騙されたりが発生するわけですが、そこに必然的なコミュニケーションが生まれるわけですよね。

役割を演じながらのコミュニケーション、これはまた他の企画にはない切り口のコミュニケーションが発生しますよね。実際、ゲームを通じたコミュニケーションはどんな印象でしたか?

馴松)
参加者が役にあわせて会話(台本)を読むターンがあり、序盤こそ恥ずかしさが見られましたが、徐々に恥ずかしさはなくなり、自然と役にはいった会話が展開されていましたね。

役を演じるため敬語でもなくなる点も、このゲームならではの楽しみな点だと思います。日頃の業務内だとなかなか敬語なしでフランクに話すことには心理的な壁がありますが、ゲーム内で役を演じることを通じてフランクな会話が体験できるのは、コミュニケーションの活性化に良いですね。

また、参加者の感想の中には「人とのコミュニケーションを通して自分の本性と向き合うことになった」というものもありました。

「ほぼシロだろうという役を引いたせいか、なんだか余裕が出てきて隠さなきゃいけないようなこともペラッペラしゃべってしまったり、ここでこれ言ってみたらどうなるんだろう、取りあえずぶっ込んでみるわ、という感じでとにかく大人げない自分がそこに居ました」とのことでした。

これもこのゲームの面白い側面だなと思います。

「マーダーミステリー」の魅力

八木)
「マーダーミステリー」に関してWebで検索していくつかサイトを見てみたのですが、このゲームを通じたコミュニケーションの仕組みと言えばいいのでしょうか。研修の題材として使っている企業もあるようですね。

今回「マーダーミステリー」に参加された皆さんのゲームに参加してみての印象はいかがでしたか?オンラインでお互いの顔色をうかがうことができないところが難しさでもあり、楽しさでもあり、オンラインならではの魅力を教えてください。

馴松)
役を演じながら状況を整理していくのは難しい部分もありますが、仕事中のテキパキ格好良いみなさんの姿とはまたちょっと違う、いろんな面を見ることができて、ニヤニヤしておりました。

嘘をつけないのも魅力ですし、しれっと嘘をつけるのも魅力だなと。これまでの中にちりばめて書いてしまっていることもありますが、心理ゲームですがギクシャクしないで楽しめることかなと思います。

それはゲームにストーリーがある点と答え合わせタイムが設けられている点がそこに影響しているように思います。後は意識してロールプレイングしていても無意識にその人らしさみたいな部分が出てきていることを感じられる点です。

なので、事前に思っていた不安などは全然なく楽しめるゲームだと思いますし、また機会があればどんどん色んな人とプレイしてみたいです。

今回の企画にかかった費用など

八木)
コミュニケーション活性化施策のスプロミッションでは、必要な経費の利用が認められています。なかなかワルノリするグループは現れず、未だに大金が出ていくようなことはないのですが、今回の「マーダーミステリー」も無料でプレイできるんですか?その他も含めてかかった経費ってかかりましたか?

馴松)
オンランでプレイするマーダーミステリーは物語ごとにダウロードするのですが、無料のものもあれば 3,500 円するものもあったりします。今回のものはたしか 1,000 円のものだったと思います。

今回の企画はそれ以外の経費はかかっていないです。なので気軽にプレイすることも可能なゲームだと思います。

応募検討者へのメッセージ

八木)
では最後に。せっかくの採用ブログなので、この場で改めてSprocketへの応募を検討をされている皆さまにメッセージをお願いします。

馴松)
今回のような企画もそうですが、コミュニケーションは大切にしている会社なので「リモートワーク希望だけどコミュニケーションが不安」と感じている方も安心して応募していただけると嬉しいです。

八木)
ありがとうございました。1度試すとネタバレしたゲームは犯人がわかっているので、2度遊べないというあたりも斬新でした。Sprocketでは社員同士のコミュニケーションの取り方も試行錯誤しながら深め、そして楽しんでいます。

ご興味ある方はカジュアル面談で社内コミュニケーション事情を質問いただくのも良さそうですね。

編集後記

「マーダーミステリー」、皆さんはご存知でしたか。こうしてインタビューを終えた今、なんとなくはイメージできるものの、具体的なストーリーを聞いたわけではないので、謎は深まりました。

オンライン上でプレイしている画面をみんなで見ているけど、実際は別のツールで会話をしながら進めるようなので、ボードゲームの盤面をオンライン上で表示しているようなイメージでしょうか。世の中色々なゲームがありますね。

スプロミッションの報告ブログも残り3グループとなりました。全ての取り組みは終了しているものの、報告ブログは続きます。私自身も全て参加できたわけではないのですが、どれも違った良さがありそうです。

誰もが常に平等に参加できることよりも、より多くの人が参加できるタイミングで参加したければ自分の意志で参加するような、参加強制力のなさが今回の取り組みの良かった点ともいえそうです。

残り3グループの報告も着々と進んでいます。お楽しみに!

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