記事一覧
山開き登山の引率を終えて「あづまね山の日」制定に向けて思うこと
町のシンボル東根山 私の暮らすS町には東根山という山があります。町の東西をいくつもの山に囲まれているS町ですが、中でも東根山は町のシンボル的な存在の山です。東根山は地元の小学生が遠足で登ったり、トレイルランニングの大会が開催されるだけでなく、麓の温泉や湧水には町内外から多くの人が訪れ、広く人々に親しまれています。
今年、東根山の標高928mにちなんで9月28日を「あづまね山の日」に制定しようとい
生き物の「名前を知る」ということ
ゴールデンウィーク中のこと。ゴールデンカムイの無料公開キャンペーンをやっていたので読んでみたら予想以上にハマってしまい、一気に全巻読み終えてしまいました(笑)。「カムイ」とは北海道の先住民のアイヌ言葉で「神」のこと。学生時代にお世話になった先生方には北海道大学出身の方が多く北海道の自然の話をよく聞いたり、北海道の演習林に調査に行ったこともあったため、マンガの中での北海道の動物や植物の描写から当時
もっとみる自然に触れて「あそびこむ」~子どもの自然体験イベントを実施してみて思ったこと~
約1年前のこと。次男の出産のための産休・育休中で、当時生後3カ月の次男と2歳の長男の世話に追われる日々の中、乳幼児連れの親子向けの自然体験イベントをやってみたいと思いnoteに投稿しました。
特に私の暮らすS町の東部・西部地区の小学校が統合されることが決まってからは「小学校が無くなる地区に再び子どもの声を響かせることが出来たら」「町内の農村部の自然環境を子どもたちに感じてほしい」という想いから、
身近な自然をきっかけにこの町を好きになってもらえたら
私が幼少期から現在まで暮らすS町は東北地方の田舎町で農業が基幹産業です。県庁所在地のM市にとても近く、町の中心部はM市のベットタウンとして住宅地が次々と造成され、また「オガールプロジェクト」で駅前が公民連携で再開発されたことで全国的に注目され、町の中心部に人口が集中しています。一方で農地や山林が広がる町の東部・西部地区は人口減少が進み、西部では3つの小学校を閉校し統合。東部の5つの小学校も今年の3
もっとみる