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■株式会社スプレッド公式■京都で10年以上に渡って植物工場業を運営し、ブランド野菜「ベ…

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■株式会社スプレッド公式■京都で10年以上に渡って植物工場業を運営し、ブランド野菜「ベジタス」を全国展開。持続可能な農業の一端を担い、SDGs達成へも貢献します。コチラではこの新しい産業の意外な一面や魅力を発信します!公式サイト:www.spread.co.jp

最近の記事

【栽培担当インタビュー】なぜ植物工場で野菜が育つのか?気になる味や栄養価、そして100年後の行き先は?!

こんにちは。スプレッドnote編集部です。 2024年になったんですが、弊社が植物工場を始めてから18年、そしてこのnoteを立ち上げてからまる3年が経ちました。 このnoteを始めたのは、植物工場というものについて皆さんにもっと知っていただきたい!という想いからです。 実際、以前に比べて植物工場の認知度が上がりつつあり、食品業界や一般家庭の間でも植物工場野菜を愛用していただいている方が増えていると感じています。 一方ではまだ植物工場について「人工的」なイメージを持って

    • 【永年勤続表彰】スプレッドの生産を支えてきたパートさんたち

      読者の皆さん、こんにちは。スプレッドnote編集部です。 突然ですが、スプレッドが運営する植物工場「亀岡プラント」でこの春に行われたパート従業員(以下、パートさん)の永年勤続表彰式について紹介したいと思います。 亀岡プラントの永年勤続表彰式亀岡プラントはその名の通り、明智光秀ゆかりの地としても知られる京都府亀岡市というところにあります。 スプレッドの植物工場の中で、筆者が好きな「エヴァンゲリオン」に例えると綾波レイが乗っていた「零号機」、最初の大規模プロジェクトになります。

      • 「食の未来」と言われる植物工場野菜は、すでに食卓に並んでいる

        こんにちは。スプレッドnote編集部のユーリストロガノフです。 このほど、とあるメディアで次のタイトルの記事を発見しました。 つまり、植物工場で育てられた野菜は一般的になることはないという話です。 その理由として、事業縮小を発表した海外企業の植物工場を事例に、LED照明を使用する栽培方法はエネルギー価格高騰の影響を受けやすい点や、 初期投資など大きな資本を要する産業なので、世界的な景気後退により追加投資が得られなくなるとビジネス展開が難しくなる点などがあげられています。 そ

        • 【過去最高額】資金調達の裏側とスプレッドのこれから

          こんにちは。スプレッドnote編集部のユーリストロガノフです。 突然ですが、8月にスプレッドは初めての資金調達という大きな節目を迎えました! しかも総額40億円と、国内フードテック業界で一度に調達した中で過去最高額となるんです。 (フードテック専門のファイナンシャルアドバイザーにお聞きしました) ありがたいことに、このニュースは様々な国内外メディアに掲載されました。 Yahoo!ニュースや、ツイッターなどのSNSでも多くの反応をいただいており、嬉しい限りです。 今回の

        【栽培担当インタビュー】なぜ植物工場で野菜が育つのか?気になる味や栄養価、そして100年後の行き先は?!

        マガジン

        • スプレッドのニュース
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        • 生産拠点のご紹介
          3本
        • 『ベジタス』について
          6本

        記事

          [インタビュー続編]変化するニーズにも、サステナビリティも。植物工場野菜がお役立ち?

          こんにちは。スプレッドnote編集部のあんバタサンドです。 全国のスーパーだけでなく、 飲食店や中食・惣菜でもお使いいただいている私たちのレタス。 前回の記事では、全国で和食レストランを展開されている「かごの屋」様で スプレッドのレタスの導入経緯や さまざまな課題解決に貢献できている点をご紹介しました。 今回も、KRフードサービスの森様にインタビューし、 昨年オープンした「GOCONC(ゴコンク)」様でもお使いいただいていることについて語っていただきました! 人が「行き

          [インタビュー続編]変化するニーズにも、サステナビリティも。植物工場野菜がお役立ち?

          [かごの屋インタビュー]品質とオペレーション重視の外食現場で、重宝される野菜とは?

          こんにちは。 スプレッドnote編集部のあんバタサンドです。 飲食店でサラダやサンドイッチを食べる時に、 レタスを取り出して凝視している変な人がいたら、おそらくそれは私です。 なぜそんな奇行をしているかというと…… 植物工場野菜ブランド『ベジタス』として全国のスーパーで販売している スプレッドのレタス。 実は全国の飲食店やお惣菜、お弁当など、いわゆる「業務用」としても使われているんです! なので、「これはうちのレタスか……?」と 謎の検品グセがついてしまったのです(誰にも

          [かごの屋インタビュー]品質とオペレーション重視の外食現場で、重宝される野菜とは?

          植物工場をDX化するとどうなる? スプレッドの社員に聞いてみた!

          こんにちは。スプレッドnote編集部 ユーリストロガノフです。 ビジネスパーソンであればDXという言葉を、一度は耳にした方も多いのではないでしょうか。 デジタルの力で事業や業務をより良い方向に変革するという意味があり、単なるIT化と区別されます。実際、昨年から「デジタル庁」が作られており、官民でDXを推進していく流れになっています。 農業はDXとほど遠いと思われるかもしれませんが、「スマート農業」という言葉があるように、農業でも導入が進んでいます。 実はスプレッドも以前

          植物工場をDX化するとどうなる? スプレッドの社員に聞いてみた!

          コロナ禍から2年。 ニューノーマル時代の野菜とは?

          こんにちは。スプレッドnote編集部 ユーリストロガノフです。 遅くなりましたが、2022年初の投稿となります。 今年も、スプレッドnoteをどうぞよろしくお願いいたします! さて、新年が始まりましたが、 国内では再び、新型コロナウイルスの感染が広がっています。 このパンデミックが始まってからもう2年。 コロナ下の2年間では、社会常識やビジネス習慣、 人のライフスタイルや価値観まで、驚くほど多くの変化がありました。 リモートワークやオンライン授業のように、多くのものがオ

          コロナ禍から2年。 ニューノーマル時代の野菜とは?

          アクティブに駆け抜けた、スプレッドの2021年を振り返る

          こんにちは! スプレッドnote編集部あんバタサンドです。 2021年も残すところあとわずか。 「あっ」と言ってる間に年の瀬になりました。 年々時の流れを早く感じてゾッとしています(笑)。 さて2021年は皆さんにとってどのような1年でしたか? 引き続きパンデミックの猛威に怯えながらも、 異例の開催となった世界的なスポーツイベントでのアスリートの活躍や 二刀流選手の米国での大躍進など、 日本人として嬉しいニュースもありましたね。 スプレッドにとっては、1月にnoteを開

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          世界が認めた「優れた植物工場」とは? Techno Farm、アワードを受賞!

          こんにちは!スプレッドnote編集部のユーリストロガノフです。 今年の9月末に第2回のVertical Farming World Congressという国際会議が行われました。 日本語に直すと、世界植物工場会議。 植物工場を運営・開発している、もしくは関心がある企業や人々が 全世界からオンラインで集まり様々なテーマについて話し合いました。 まだまだ産業としては若い植物工場業界ですが、 こうやってグローバルな会議が開催されるようになり、関係者としては嬉しいですね。 とこ

          世界が認めた「優れた植物工場」とは? Techno Farm、アワードを受賞!

          『ベジタス』から「ちぎり」新登場!ミライの野菜炒めで「ラク&エコ」を実感!

          こんにちは。スプレッドnote編集部のあんバタサンドです。 先日、スプレッドの植物工場野菜ブランド『ベジタス』から新商品が発売されました。 その名も「ちぎり」。「ラク&エコ」が特長です。 フリンジ、フリル、プリーツレタスの3種をラインアップ 今回は開発ストーリーや、ミライを感じる(?!)メニューの実食を通して 「ちぎり」のことをご紹介していきます! 「もったいない!」を解決しよう スプレッドの植物工場では、収穫したあとのレタスを一つひとつ検品しています。 その際に、商

          『ベジタス』から「ちぎり」新登場!ミライの野菜炒めで「ラク&エコ」を実感!

          植物工場野菜に、マーケティングは必要か?

          こんにちは!スプレッド編集部のホッパーです。 それは新型コロナウイルスのワクチンを摂取した、よく晴れた日曜日のこと。 特にこれといって身体に変化はないけど安静にした方がいいだろうし、部屋に閉じこもっていました。 僕には免疫ができたらやりたいことがあります。 サイクリングです。 自分はインドア派だ!って記事を書いているうちに 外を走りたくなっちゃうのだから、不思議なものです。 「となると、GPS付きのサイクルコンピュータ(サイコン)が欲しいな」 なんて思い立ってスマホで検索

          植物工場野菜に、マーケティングは必要か?

          「水の惑星」地球で水が不足してしまう理由

          こんにちは。スプレッドnote編集部のユーリストロガノフです。 突然ですが、スプレッドの大規模植物工場、テクノファームけいはんなでは、 栽培に使用する水の約90%をリサイクルする技術を取り入れています。 一般的な植物工場でも水を循環させて、リサイクルすることはありますが、 テクノファームけいはんなではなんと、野菜の蒸散水さえ集めて、再利用するんです! (蒸散水については後ほどご説明します) できるだけ水を無駄にせず使おう、というねらいです。 何か良く分からないけど、すご

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          食の転換期!?話題のフードテックが「いま必要」なワケ

          こんにちは! スプレッドnote編集部のあんバタサンドです。 近頃よく取り上げられている、「フードテック」という言葉をご存知でしょうか? 「food」と「technology」を組み合わせた言葉で、 食の可能性を広げる最新技術を指します。 このフードテック市場、世界中で急拡大しており、 2025年には700兆円に達するとも言われています。 どうして世界が「食の新技術」に注目しているんでしょうか? 今回は、フードテックの代表格である「代替タンパク質」を例に、 トレンドの背景

          食の転換期!?話題のフードテックが「いま必要」なワケ

          オランダ人のエディターが切り込む!スプレッドの隠れた強みとは?

          こんにちは。スプレッドnote編集部 ユーリストロガノフです。 少し前になりますが、スプレッドはオランダ発の植物工場専用メディア「Vertical Farm Daily」で紹介されました。 ▼記事(※英語)▼ 「植物工場での衛生管理の取り組み」という、 なかなか注目されづらいトピックについて取材を受けて、そちらが記事になりました。 今回は、Vertical Farm Dailyとこの記事が実現した経緯についてお話したいと思います。 オランダ:隠れた農業大国 皆様は、オラ

          オランダ人のエディターが切り込む!スプレッドの隠れた強みとは?

          1日10トンのレタスを生産!自動化植物工場「テクノファーム袋井」誕生へ

          こんにちは! スプレッドnote編集部のあんバタサンドです。 業種や分野が違う企業同士の協業が増えている昨今。 たとえば、ものづくりと通信の会社によるIoT技術の開発など、 尖ったチカラ同士を合わせることで、これまでにない価値が生まれるようです。 スプレッドでも、様々な企業さまと力を合わせて 次世代型農業生産システム『Techno Farm™』を展開する、 パートナーシップを進めてきました。 そして5月、新たな展開を発表しました! 中部電力さま、日本エスコンさまと、 合

          1日10トンのレタスを生産!自動化植物工場「テクノファーム袋井」誕生へ