コロナ禍から2年。 ニューノーマル時代の野菜とは?
こんにちは。スプレッドnote編集部 ユーリストロガノフです。
遅くなりましたが、2022年初の投稿となります。
今年も、スプレッドnoteをどうぞよろしくお願いいたします!
さて、新年が始まりましたが、
国内では再び、新型コロナウイルスの感染が広がっています。
このパンデミックが始まってからもう2年。
コロナ下の2年間では、社会常識やビジネス習慣、
人のライフスタイルや価値観まで、驚くほど多くの変化がありました。
リモートワークやオンライン授業のように、多くのものがオンライン化したり、
マスク、アルコール消毒、体温計が日常生活に欠かせないアイテムになったり。
それが良いか悪いかは、人それぞれの感じ方や価値観によって違いそうですが、
いずれにしてもこれが目の前の新しい日常であるのに違いありません。
ちなみに、記事の見出し写真は、コロナ下での筆者のマストグッズを集めてみたものです。
なぜ『ベジタス』が入っているのか?
「食」の世界全体に起こった変化に照らし合わせ、 その理由について詳しく解説したいと思います!
食とパンデミック:産業の目線
食品産業は感染症の影響をもろに受けた分野の一つです。
一時的に海外から「人」や「モノ」が入らなくなって、
グローバル化した世界における、サプライチェーンの脆さがあらわになりました。
輸入品が減って、国産野菜への切り替えもあったのですが、
今度は「人」の問題が発生。
レタスの有名な産地である長野県では、多くの作業を外国からの技能実習生が担っていたこともあり、
入国制限の時期にレタスの収穫に苦労した、という話もあります。
2020年3月、タイ・バンコクのスーパーにて。
供給不足といった問題は、日本のみならず世界各地で起こりました
より強靭で持続可能、
働く人にも消費者にも優しいサプライチェーンの構築が課題となっています。
食とパンデミック:生活者の目線
一方で、私たちの日々の食生活や消費行動も変わっていきました。
まず、買い物頻度を減らしたいというニーズから、まとめ買いが広がりました。
(密を避ける意味で、自治体も呼びかけるケースがありましたよね)
まとめ買いでは、ある程度日持ちする食材が好まれるそうです。
さらに、感染予防で高まった衛生志向は食にも。
「衛生管理」は、生産プロセスはもちろん、
売り場でも意識されるようになりました。
一つ分かりやすい例として、様々な食品が個包装されるようになりましたよね。
こちらに関しては、様々なメディアが記事で取り上げています。
筆者が住んでいる京都は「パンの街」と言われるほど、パン屋が多いことで有名ですが、
多くのパン屋さんで個包装が導入されたので、実感としてすごくあります!
様々な商品やサービスが新たなニーズへの対応が迫られる中、
私たちの植物工場野菜は、
すでに対応できている商品として改めて注目をいただいています。
新時代にフィットする、ニューベジタブル
室内で栽培する植物工場は、
天気の影響を受けない文脈で語られることが多いですが、
「労働力の安定性」という意味もあります。
自動化やロボットを活用し、人手不足を補う側面もありますが、
何より一年中、生産を行っているので、旬の季節だけではなく
安定してずっと働けるという利点があります。
地域雇用の安定化は、つまり強靭なサプライチェーンにつながるんです。
そんな植物工場で作られている野菜に目を向けると、
実は生活者が求める、新たな価値がたくさん!
先ほどの個包装の話もそうですが、
コロナによって、やや神経質なまでに衛生に敏感になってしまう方が多いはず。
(ちなみに、筆者もそうです。今でも電車のつり革は抵抗あります……)
こちらをご覧ください。
スプレッドの植物工場野菜『ベジタス』は、
ご覧の通り、個別に包装されているだけでなく、
中身の衛生品質にもこだわっています!
というのも、スプレッドの植物工場では、専門チームによる徹底した衛生管理が行われています。
栽培室に入る前に、全身を覆う衛生服に着替え、手洗いとアルコール消毒、エアシャワーを通過。
さらに突っ込んだ話をしますと、工場の設計から衛生管理の観点を取り入れ、
ゾーニング(クリーンなエリアとそうでないエリアの区分け)、従業員の教育、微生物検査、多岐にわたる取り組みをしています。
こうした取り組みで、スタッフの方からは
コロナ下で働いていても衛生的で安心だという声もあります。
前述の「安定雇用」にもつながるポイントですね。
植物工場業界の中でも随一の衛生管理体制を構築していると自負しています
野菜の日持ちは、その野菜に付着している菌の働きに左右されますが、
スプレッドの野菜はこれらの衛生管理によって菌数が少ないので、冷蔵庫で長持ちします。
つまり、まとめ買いにすごく向いていると言えます!
さらに免疫力アップにつながると言われるβ-カロテンが豊富で、
コロナ下で多くの消費者にご支持いただいています。
実際、コロナ直前の2019年12月には、全国でベジタスを取り扱う店舗が2500店だったのに対して、
この2年間で4500店まで増えたんです!
ニューノーマルからスタンダードへ
感染症の収束後も、よりヘルシーで、よりクリーンな野菜として、
植物工場野菜は定番化していくと予想しています。
『ベジタス』は、「ニュー」でなくなり、ただの「ノーマル」、つまり「スタンダード」になって、
皆さんの生活に欠かせない野菜になればと考えています。
さらなる需要拡大に備えて、2024年に中部電力様と日本エスコン様とともに
日産10トンの超大規模植物工場の稼働を予定しています。
さらに2030年までに国内では日産100トン体制の構築を目指しています。
『ベジタス』をまだ試していない方は、この記事で興味を持っていただけたら、
ぜひ近くのスーパーをチェックしてみてください!
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