オランダ人のエディターが切り込む!スプレッドの隠れた強みとは?
こんにちは。スプレッドnote編集部 ユーリストロガノフです。
少し前になりますが、スプレッドはオランダ発の植物工場専用メディア「Vertical Farm Daily」で紹介されました。
▼記事(※英語)▼
「植物工場での衛生管理の取り組み」という、
なかなか注目されづらいトピックについて取材を受けて、そちらが記事になりました。
今回は、Vertical Farm Dailyとこの記事が実現した経緯についてお話したいと思います。
オランダ:隠れた農業大国
皆様は、オランダについてどういうイメージをお持ちでしょうか。
風車、チューリップ、チーズなどが有名ですよね。
実は、オランダは国土面積が九州とほぼ同じにもかかわらず、
農産物輸出額は米国に次ぎ、世界2位の農業大国なんです!
その理由の一つは、「太陽光型」植物工場の積極的な活用です。
名前は同じ植物工場ですが、LED照明を使うスプレッドとは違う仕組みで、
トマトやキュウリ、切り花などの生産が多いようです。
太陽光型植物工場
透明の屋根から差し込む太陽の光を使って、植物を育てています
Vertical Farm Dailyとレベッカ編集長
そんな太陽光型植物工場が盛んなオランダですが、
世界的な人工光型トレンドの広がりを受けて、
2020年の秋にできたのがVertical Farm Dailyです。
オランダを本拠地にしていますが、全世界に発信するWEBメディアになります。
昨年創設されたばかりですが、日々読者が増えているようです。
そんなVertical Farm Daily の編集長を務めるのは、Rebekka(レベッカ)さん。
Rebekka編集長
Rebekkaさんは10代の頃からメディア業界で活動し、農業・園芸のトピックを扱ってきました。
欧米の有名な植物工場ベンチャーのほとんどと面識があるなど、
屈指の植物工場スペシャリストなんです。
人工光型で世界をリードする日本の植物工場業界についても大変ご関心がおありのようで、
植物工場の研究・普及を手掛ける日本の団体「植物工場研究会」
(通称:JPFA)とも連携されています。
スプレッドに取材のオファー!
スプレッドはVertical Farm Dailyの設立以来、
ニュースリリースを送るなどして、様々なコミュニケーションを取っていました。
そしてついに今年の春に取材記事のオファーをいただきました!
スプレッドの強みを紹介したいということでしたので、
取材テーマを創立以来からこだわっている、独自の衛生管理にしました。
妖しく輝く、無数のLEDや無人で動き回るロボット。
そんな近未来的でカッコイイ植物工場のイメージが先行して、注目されにくい衛生管理。
とっても重要なのに、海外では華々しさに欠けるためか、
メディアで話題になることはそう多くない(※筆者の肌感覚)ため、
今回、あえてスポットライトを当ててもらおうと思いました。
いざ、取材!
取材は、withコロナ時代ですっかりお馴染みとなったZoomにて実施しました。
スプレッド側から私とあんバタサンドの他に、
スプレッドの衛生管理を統括する小澤さんことミスターOzawaが登場し、
現場で行われている様々な工夫や衛生管理の意義についてご紹介しました。
小澤さんは、2013年に入社。
食品加工工場での13年間、品質管理に携わった経験を活かし、
業界随一を誇るスプレッドの衛生基準の策定に貢献してきました
実はスプレッドは2007年に亀岡プラントを建設する時から、
衛生管理の視点を導入していました。
例えば、衛生区と非衛生区を分ける「ゾーニング」や、
虫が侵入しにくい建物設計、作業前の手洗いや準備を行う部屋などの整備をしました。
でも、いくらハード面を整えても、
社員一人ひとりの衛生管理がしっかりしていなければなりません。
そこで小澤さんのチームは徹底的なマニュアル化・社員教育に取り組んでいます。
たとえば、定期的に抜き打ち検査を行い、手の表面の細菌数を計測。
手洗いがしっかりしているかをチェックしているんです。
こういった取り組みが認められ、厳格な衛生管理で知られている
飛行機の機内食メーカー様とも取引をしています!
こちらはまたいずれ、詳しくご紹介したいと思います。
衛生管理の一環として、野菜や養液、空気中の細菌の検査を行っています
取材後、Rebekka編集長からは、
「衛生管理は安全性の裏付けになるし、商品価値を高めることができます。
植物工場の会社がスプレッドのようにしっかりと取り組むことがとても重要だと感じました!」と、コメントをいただきました。
たくさんの植物工場を取材しているRebekka編集長から言っていただけて、嬉しいです!
今後も頑張っていきたいと思います。
そんなスプレッドが作っている植物工場野菜『べジタス』は、衛生的なだけではなく、
農薬を使わずに栽培する、サステナブルな野菜です。
気になった方は、以下の取扱店舗でチェックしてみてください!
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