株式会社で働くとは何か
結論:株式会社で働くとは、自らの労働で株主を儲けさせることです。
こんにちは!AKIです。
今日は株式会社についての簡単なお話です。学生さんの中で、今後の進路や将来を考えるきっかけを掴んで頂ければいいなと思い書きます。
株式会社とは?
そもそも株式会社とは何か簡単に説明します。
誰かがこの事業をやりたい!と思いついても手元にお金がなかったとします。そこで、事業を応援してくれる人を募ってその人に出資してもらいます。クラウドファンディングに似ていますね。
そして、出資してくれた人に対して株券を発行します。これで出資した人は晴れて株主になることができます。会社の事業で利益が出れば、出資してくれた株主に利益の一部を還元します。
「お金を出してくれてありがとー!」みたいなお礼と考えてOKです。
これが株式会社の仕組みです。
株式会社で儲かるのは株主
会社員だと社内で上げた成果が直接収入に結び付くことはなかなかありませんが、一定のお給料として自分に返ってきます。実際に利益を生んでいる会社員達は、会社の利益が増えても減っても毎月のお給料は一定です。
当然ですが、成果を上げて増えた会社の利益は、株主にも配当されていきます。利益が多ければ株主の配当も増えるのが通常です。
これが株式会社の本質であり、株式会社で実際に儲かっているのは株主です。
どこで働くかではなく、どう働きたいか
株式会社の本質を理解した上で、勤める必要があると思います。
「自分の成果は全て自分の利益にしたい!株主配当なんて嫌だ!」と思うなら会社員と言う進路を選択肢から外したほうがいいです。
一方で、株主がいくら儲けようと気にせず、
「働くスタイルとこの仕事が好きで自分には向いている!」と思うなら働く意義を見出せている証拠です。
要はそこに居て何がしたいのか?が大事です。
会社選びは恋愛と似ている
僕は人生で初めて入社面接を受けた時、「御社の経営理念に共感し~」とよく言っていました。今思えば口先だけでしたね。本当の共感はそこで働いてから初めて分かるものだからです。
恋愛と一緒で、付き合って分かり合える部分と許せない部分が出てくるのと同じで、許せない部分の比率が多くなれば別れ(退職)たらいいのです。
自分の中でここが許せない、我慢できないから、次からはこんな人(会社・働き方)と付き合おう!と、だんだん自分の軸が明確になってきます。
すると次第に自分にピタっと合う人(会社・働き方)に出逢います。
終身雇用はとっくに崩壊したと言われており、初めて入社した会社で定年まで勤めよう!と必要以上に力む必要はありません。許せなくなったら次にいけばいいだけの話です。
初めて付き合った人をいきなり生涯のパートナーにする!って、決断はなかなかできませんよね。それと同じです。
色んな人(会社・組織)を見た方がいいと思います。
会社形態は「株式会社」だけではない
個々の詳細はここでは省略しますが、会社形態は株式会社以外にもありますのでここで紹介します。
【有限会社】
2006年5月の会社法施行以降、新規で設立できなくなりました。昔から存在する有限会社は今でも街中で見かけることがあります。
【合同会社】
みんながよく知るアマゾン、アップル、グーグルの日本支社はそれぞれ合同会社と言う会社形態で運営されています。株式会社アマゾンではありません。
まとめ
就職活動中の方、これからどこかに就職しようと考えている方は、無意識のうちに株式会社を選んでいる人がほとんどだと思います。しかし、その会社形態の本質を理解しないままだと、後悔する人が出でくるかもしれません。
また、働き方の多様化により、会社に入ることはもう当たり前ではありません。みんなと同じことをやっていたら、みんなと同じにしかなりません。
もう無理!と思ったら、もっといい人(会社・働き方)を見つけて、たくさんの経験を積むことが今後の時代をうまく生きていく鍵になりそうです。
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それではまた次回お会いしましょう!
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