保育士3年目自分にあった働き方が見つかった話
僕は普段保育士として仕事をしている。
2024年度に入り、僕は保育士4年目になった。
今回は保育士3年目に自分が感じたことを書いていこうと思う。
僕は保育士になり、3年間2歳児クラスの担任を持っていた。
ちなみに4年目の今年も2歳児クラスの担任である。
3年目のはじめ、僕はなぜか怯えていた。2年目で大きな失敗をし、挫折しかけた事で、怯えていたのだと思う。
3年目になり、責任も増えやることも増える。そんなことは容易に想像できた。自分にこなせるだろうか。誰かに迷惑をかけないだろうか。
とにかく不安だった。
どもその不安は、徐々に消えていった。
尊敬できる先輩の存在
僕には、3年間同じクラスで仕事をしている先輩がいる。
仮にA先生としよう。
A先生には沢山のことを教えてもらった。子どもの安全面の考え方。活動の実行の仕方。自クラス、他クラスとの連携の仕方。
教えてもらった事を挙げたらキリがないほどお世話になった。
3年目になり、これまでよりはクラスの先輩方への頼り方を知った僕は、とにかく相談をした。自分の考えをまとめ、先輩方の意見をもらい、それを踏まえて活動を進めていくことができた。
それができたのは、ずっと同じクラスで僕の指導をしてくれた、A先生のおかげである。
僕の考えたことを沢山聞き受容してくれ、考えの幅を広げてくれたB先生。
B先生は僕よりだいぶ先輩で、ずっと保育の現場で働いているベテランの先生だ。
2年目の頃僕が悩んでいた時には、呑みに連れて行ってくれてじっくりと悩みを聞いてくれた。
同じクラスになり、僕が悩むたびに何度も話を聞いてくれた。B先生は僕の考えが届かない所にいつも連れて行ってくれる。
僕がもっと考え、楽しい活動を作ろうと思えたのは間違いなくB先生のおかげである。
常に子どもたちの発達を考え、スピーディーに動くC先生。
C先生は常に子どもの“楽しい“を考えていたように思う。子どもの発達していく姿を素早く察知し、「今の子どもたちにはこんなものが楽しいのではないだろうか」「この先こんな発達が予想できる。そのためにはこれが必要だ」と常にクラス職員に伝えていた。
そして、クラス職員もその事につて考え、全員が意図を理解いした上で、次の行動に移っていた。
僕が考えたこと、感じたことを発信していけたのは、C先生が率先して発信している姿を見ていたからだ。
子どもにも職員にも優しく、新しいことに一緒に挑戦してくれたD先生。
D先生はとにかく優しかった。僕が子どもの対応にいっぱいいっぱいになっている時には「わかる。私もなるよ」と声をかけてくれた。僕が新しい取り組みをする時には
「どうやるの?これであってる?」と優しく手を引き、一緒に進んでくれた。
僕が自クラスで新しいことに挑戦できたのは一緒に進んでくれたC先生のおかげである。
僕は本当に周りの人に恵まれている。沢山失敗をし迷惑をかけた僕を見離さず、厳しく優しく育ててくれた。
3年目の1年間を過ごす中で、この先輩たちと楽しく保育がしたい。子どもたちの健やかな成長のために、一緒に保育がしたいと強く思うようになり。
年度はじめに感じていた不安などなくなり、考え保育をするのが楽しくなっていた。
4年目に向かう
4年目になる時期が近づき、新しい配属さきが発表になり、僕は驚いた。
5人中3人の先生と離れ、僕ともう一人の先生が2歳児クラスに残るとう配属だった。
またも、僕には不安が押し寄せた。
安心できる先輩たちと離れ、今度は自分が初めて2歳児クラスに配属となる先生たちを引っ張っていく番。
自分にできるのだろうか。また、迷惑をかけてしまうのではないか。
だが、僕には大好きな先輩たちと過ごしてきた1年間の学びはある。
クラスとの連携、新しいことの始め方、大人同士の関わり方。
僕は沢山学ばせてもらった。僕は僕の持つ経験値を最大限活かして、進んでいく。
一緒に2歳児クラスに残った先生もいる。見通しが持てないことも少なくないが、僕はその時その時にできる最大限のパフーマンスをするだけだ。
また1年不安と一緒に働いていこう。
進んでいけば、いつか不安は経験に変わり、僕は強くなれると信じている。