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タブレット📱? 紙教材📖? 通信教育はどっちが良いの?〜特別支援学校教師が力説します💪〜

「タブレット📱? 紙教材📖? 通信教育はどっちが良いの?」

幼児〜小学校低学年は、紙教材を強くオススメします』

昨今、タブレット型の通信教育が流行しています。どの教材も非常によく考えられていて、それ自体を否定するつもりは全くありませんが、

比較的低年齢のうちは、
タブレット学習だけではなく、紙教材も使用する
ことを強くおすすめします✏︎

以下に、紙教材の学習をおすすめする理由や、
タブレット学習・紙学習のメリット・デメリットをご紹介します。


紙教材📖をオススメする理由

低年齢での手先を使って操作する経験が、小学校中学年以降の学習に大きく影響するため、紙教材📖をオススメします。

人間の体は

感覚器官

体幹

足・腕

足先・手先・舌

というように、中心から末端へと発達していきます。
まずは、基本となる感覚系(視覚・聴覚・触覚・前庭覚・固有覚)の発達が不可欠です。

また、体の中心部分である体幹が発達していないと、手先を安定して動かしたり、舌を動かして正しく発音したりするのは困難になります。
以下は感覚統合の理論図です。

カンカクラボより

上図のように『学習』は最終産物として、たくさんの土台の上に積み重なっていきます。
土台が安定していないと、『学習』を積み上げようと時間をかけても、なかなか積み上がらないことがあります。

学習する上で、特に低年齢のうちは、触って感じることが大切です
紙を折ったり、切ったり、貼ったり、並べたりと、手先を使って操作する経験が、小学校中学年以降の学習に大きく影響してくると考えています。


我が子が愛用している月刊ポピーさん✏︎

迷路や探し絵、数字やひらがなの基礎が学べる教材を年齢に合わせて届けていただけます。月額料金が比較的安いのですが、すごろくや工作などもあり、親子で楽しく取り組めますよ♪

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紙教材📖の『メリット』

① 切る・貼る・かくなど、実際に手先を使って体験できる。
② 親と関わりながら学べる。(カードゲームやすごろくなど)
③ 「1冊できた!」という達成感がある

ここで、強調したいのは、実際に手先を使って作業することで脳に刺激が入り、脳が発達してということです。

また、カードゲームやすごろくゲームなどもあり、一人で黙々とするだけでなく、保護者と(強制的に😅)関わりながら学ぶことができるのも利点ですね🍀



紙教材📖の『デメリット』

① 収納に困る。かさばる。
② 内容によっては、親が一緒に活動する必要がある。
③ 正しくできているか、親が採点する必要がある。

なかなか子どもの学習を見ている時間がない…
という方は、多いと思います。

そんな時にタブレット教材は、自動的に進み、すぐに採点をしてくれるので非常に便利です。

しかし、低年齢の時に、
親との関わりの中で、手先を使って楽しみながら学習する
という経験が、学齢期以降の学習意欲に大きく影響すると私は思います。




タブレット教材📱の『メリット』

① 採点を即座にしてくれる
② 自分の得意・苦手な問題をAIが判定する
③ 収納に困らない
④ 子どもも、なんとなく楽しい

タブレット教材のメリットは、なんと言っても

自動採点
自動問題表示

時間がない子育て中の方にとって、採点したり、次にどの課題をするのか一緒に考えたりする時間は十分に取れないことがあると思います。

タブレット教材は、自動的に即座に採点してくれ
苦手な問題を重点的に復習できる

ようにプログラムされている教材が多いので、効率よくサクサクと進めていくことができます。




タブレット教材📱の『デメリット』

① 手先を使った活動ができない
② 紙教材での学習を嫌がるようになる(タブレット学習の副作用?)
③ 親と一緒に学ぶ経験が積みにくい
 

大きなデメリットとしては、『手先を十分に使えない』ということです。

先ほども述べましたが、人間の脳は、様々な感覚を通して学びます
感覚が十分に発達していない状態でタブレット教材だけに頼るのは、その後の発達にも影響する可能性があると思います。

タブレットでの学習ばかりになると、紙での学習に抵抗を感じてしまうお子さんもいるようです。
タブレット教材📱だけではなく、紙教材✏︎📖も併用していくことが大切だと思います✨


オススメ通信教育教材✏︎

月刊ポピー

我が子が愛用している月刊ポピーさん✏︎

迷路や探し絵、数字やひらがなの基礎が学べる教材を年齢に合わせて届けていただけます。月額料金が比較的安いのですが、すごろくや工作などもあり、親子で楽しく取り組めますよ♪

月額料金: 1500円〜

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こどもチャレンジ(Benesse)

「自ら学ぶ力を伸ばす」ことをテーマに、発達段階に応じて、楽しく取り組める教材です。
紙教材とタブレット教材のどちらもあります。
『エデュトイ』という、手先を使いながら脳を鍛えることができる教材が特徴です。

月額料金 2480円〜

Benesseより

WanderBox(ワンダーボックス)

こちらも、紙教材とタブレット教材の組み合わせで学ぶことができます。
大きな特徴は、文字や数字などの学習するのではなく

プログラミング・数理パズル・アート・理科実験
など“遊び”感覚で学べるSTEAM教材
思考力と創造力を育むことを目指している教材です

思考力・想像力は全ての学力の源でもあります。
AIが発達するこれからの未来では、
知識を活用して自分で「考え」「創造する」力がとても重要だと思います。

そんな力を高めることのできる教材です🍀

月額料金 3700円

と少し高く感じるかもしれませんが、
年齢によって値段が上がることがないので
お子さんの年齢によっては他教材よりも安くなることがあります。


最後に

紙教材📖とタブレット教材📱、それぞれのメリット/デメリットについて述べてきましたが、私個人としては

低年齢の時(〜8歳程度)は
親と関わりながら、紙教材を中心に手先を使って楽しく学習する
ことをオススメします🍀

身近な大人と楽しく関わる
手先をたくさん使う

という経験が、学齢期以降の学習意欲に大きく影響すると私は思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

いつも、記事を読んでくださり本当にありがとうございます。
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この記事を読まれた方が、
少しでも『通信教育教材』について理解を深めていただき、少しでも役に立てれば嬉しいです🌈

今後もできる限り有益な記事を書いていきますので、よろしくお願いします✨

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