ひとときの優しさに感謝をこめて
僕は生協の配達員をしている。
毎日、時間に追われながらも必死に配達をしている。
そんな僕には大事にしている自分なりのルールがあった。
お客様(以降は組合員さま)に商品をお届けする時間は、毎回ほぼ同じくらいの時間でお届けする。時間でいえば誤差は五分で済ませる。
もちろん運転もして商品も届けて、何かしらの対応があれば少しくらい時間が遅れるなんて当たり前のことだろう。
ただ、そんな中でも時間が少し遅れただけでも『今日は遅かったね』と言われてしまうこともあるわけだ。
もちろん