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理由を書くと説得力が増す。なぜなら

※この記事は「シリーズもの」です。




ここまで、「who、why、what」のうち、「who」の周波数の合わせ方をお話ししてきました。

ここからは、「why」の周波数の合わせ方をお話しします!


(2-2-2)whyを合わせる


【今ココの話をしています!】

🌈第2章:「グッと来る」書き方
(1)結論:「グッとくる」とは○○である
▶︎ポイント1:自分に関係がある
▶︎ポイント2:ストーリーがある
(2)「自分に関係がある」と思わせるには?
▶︎結論:自分と相手の「周波数」を合わせる
▶︎「周波数」の合わせ方
  1:whoを合わせる
  2:whyを合わせる
  3:whatを合わせる
(3)ストーリーのを作るには?
▶︎結論:ストーリーとは「変化」である
▶︎ストーリーの作り方
  1:whoをアピールする
  2:whyをアピールする
  3:whatをアピールする
(4)第2章のまとめ
(5)【おまけ】コピペOK!グッとくる文章術リスト


本題に入る前に、前回の内容の復習をしましょう!


——◇——◇——◇——◇——◇——


【前回のまとめ】

▶︎「どんな特徴の人」(=who)に向けて書くか、対象を決めよう

▶︎「全員にオススメ!」よりも「あなたにオススメ!」のほうが読者に響く

▶︎対象を絞れば絞るほど、読者に「自分のことだ!」と思ってもらえる


——◇——◇——◇——◇——◇——


——こんな内容でしたね!

では、今回は、あなたと読者の「why」を合わせる方法をお話しします!



——その前に、こう思ってませんか?


「え? ”why”とか、必要ある?」


大アリです!!!

とはいえ、なかなか実感しにくいですよね。笑

なので、今回も、具体的な例を使ってご説明します。


「オレ、家でトナカイ飼ってるんだよね〜」


——「なんで?」って思いましたよね?

じゃあ聞いてみましょう!


「なんで?」


「教えな〜〜〜〜い!!」


——「はア?」って思いましたよね!ね?ね!?笑


私たちは、なにか「わからないこと」「不思議なこと」があると、

「なんで?」「どうして?」と、「理由」が聞きたくなります。


言い換えると、「理由」があると、

「理由」がないより、私たちは、なぜか「納得」しがちです。


こんな事例があるそうです。


コピー機に行列しているときに、

「○○なので、先にコピーを取らせてください!」と言うと、

ただ「先にコピーを取らせてください!」と言うのと比べて、

お願いを聞いてもらえる確率が高かったんだとか。



このお話しのミソは、

「○○なので」の「理由」が「こじつけ」でも効果があった、と言うこと。


急いでいるので先にコピーさせて」でも、

コピーを取らねばならないので先にコピーさせて」でも、

お願いを聞いてもらえる確率が高まったそうです(!?)


他の人も、全員「コピーを取らねばならない」のに!!


これが、エレン・ラガーの行った実験です。

俗に「カチッサー効果」と言うのだそうです。



簡単にいえば、

《私たちは「理由」に弱い》

ってことですね!


さて、これを文章に置き換えて考えてみましょう。


あなたがテレビをみていると、2つのCMが流れました。


A社は「自動翻訳機」を開発しました。

ぜひお買いお求めを!


「世界中の人々が、コミュニケーションできる世界に」
「言語の壁を壊したい」

そんな想いから、B社は「自動翻訳機」を開発しました。

ぜひお買いお求めを!


この2つのうち、どちらの会社から商品を買いたいですか?


このように、「想い」(=why)があると、あなたの主張の説得力がググッと上がるんです!


なので、あなたが記事を書くときに、

「どんな想いで」書いているのか、

その「why」を設定してみましょう!


その上で、1つ、大事なポイントがあります。

読者の「周波数」と合わせることを、忘れないように。



もちろん、自分の「想い」、あなたの「why」を尊重すべきです。

ただ、あまりに「独りよがり」な「why」だと、読者は共感してくれません。


もし、先ほどの「自動翻訳機」のCMが、こんな感じだったら?


「自社の営業利益を10%アップさせたい」

そんな想いから、C社は「自動翻訳機」を開発しました。

ぜひお買いお求めを!


「いや知らんがな!」ってなりませんか?

なりますよね!

なんか気に食わないですよね!このCM!!笑


「独りよがりすぎるwhy」は、かえって逆効果です。


なので、「読者はどんな『想い』を持っているかな?」と、

読者の「why」を想像しながら、「周波数」を設定してみてください。


では、以前使った「校長先生のお話し」の例を、もう一度、使ってみます。


みなさん。おはようございます。

今日は、「部活動でずっと補欠のあなた」にお話があります。

校長先生は、「どうせ頑張ってもムダだ」と、あなたに諦めて欲しくない。

そんな想いで、いまお話ししています。


大切な話なので、聞いてください。

諦めないことは、人生でとても大切です。

あなたには、これから、たくさんの困難があるでしょう。

・・・


「校長先生、意外と良いヤツじゃん・・・」

と、中学生のあなたは思うことでしょう。笑


この「校長先生のお話し」は、「who」と「why」を、次のように設定しています。


▶︎who:部活動でずっと補欠の人

▶︎why:「どうせ頑張ってもムダだ」と諦めて欲しくない


この「why」は、「部活動でずっと補欠の人」が抱えそうな「悩み」から、

想像して設定しています。


「部活動でずっと補欠の人」は、なかなか努力が報われない。

だから「努力なんてムダだ」と、悩むことがあるはずだ

——このような「想像」から、「why」の周波数を設定するのです。



「あなたが」感じている「想い」も、もちろん大切です。

ですが、それと同時に、

「読者が」感じている「想い」も意識してみましょう!



——◇——◇——◇——◇——◇——


【(2-2-2)のまとめ】

▶︎あなたと読者の「想い」(=why)を合わせよう

▶︎「理由」があると、説得力が増す

▶︎「独りよがり」のwhyは逆効果。読者の気持ちに寄り添おう!


——◇——◇——◇——◇——◇——


ここまで、「who、why、what」のうち、「why」の周波数の合わせ方をお話ししてきました。

ここからは、「what」の周波数の合わせ方をお話しします!



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