理由を書くと説得力が増す。なぜなら
※この記事は「シリーズもの」です。
ここまで、「who、why、what」のうち、「who」の周波数の合わせ方をお話ししてきました。
ここからは、「why」の周波数の合わせ方をお話しします!
(2-2-2)whyを合わせる
本題に入る前に、前回の内容の復習をしましょう!
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【前回のまとめ】
▶︎「どんな特徴の人」(=who)に向けて書くか、対象を決めよう
▶︎「全員にオススメ!」よりも「あなたにオススメ!」のほうが読者に響く
▶︎対象を絞れば絞るほど、読者に「自分のことだ!」と思ってもらえる
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——こんな内容でしたね!
では、今回は、あなたと読者の「why」を合わせる方法をお話しします!
——その前に、こう思ってませんか?
「え? ”why”とか、必要ある?」
大アリです!!!
とはいえ、なかなか実感しにくいですよね。笑
なので、今回も、具体的な例を使ってご説明します。
——「なんで?」って思いましたよね?
じゃあ聞いてみましょう!
「なんで?」
——「はア?」って思いましたよね!ね?ね!?笑
私たちは、なにか「わからないこと」「不思議なこと」があると、
「なんで?」「どうして?」と、「理由」が聞きたくなります。
言い換えると、「理由」があると、
「理由」がないより、私たちは、なぜか「納得」しがちです。
こんな事例があるそうです。
コピー機に行列しているときに、
「○○なので、先にコピーを取らせてください!」と言うと、
ただ「先にコピーを取らせてください!」と言うのと比べて、
お願いを聞いてもらえる確率が高かったんだとか。
このお話しのミソは、
「○○なので」の「理由」が「こじつけ」でも効果があった、と言うこと。
「急いでいるので先にコピーさせて」でも、
「コピーを取らねばならないので先にコピーさせて」でも、
お願いを聞いてもらえる確率が高まったそうです(!?)
他の人も、全員「コピーを取らねばならない」のに!!
これが、エレン・ラガーの行った実験です。
俗に「カチッサー効果」と言うのだそうです。
簡単にいえば、
《私たちは「理由」に弱い》
ってことですね!
さて、これを文章に置き換えて考えてみましょう。
あなたがテレビをみていると、2つのCMが流れました。
この2つのうち、どちらの会社から商品を買いたいですか?
このように、「想い」(=why)があると、あなたの主張の説得力がググッと上がるんです!
なので、あなたが記事を書くときに、
「どんな想いで」書いているのか、
その「why」を設定してみましょう!
その上で、1つ、大事なポイントがあります。
読者の「周波数」と合わせることを、忘れないように。
もちろん、自分の「想い」、あなたの「why」を尊重すべきです。
ただ、あまりに「独りよがり」な「why」だと、読者は共感してくれません。
もし、先ほどの「自動翻訳機」のCMが、こんな感じだったら?
「いや知らんがな!」ってなりませんか?
なりますよね!
なんか気に食わないですよね!このCM!!笑
「独りよがりすぎるwhy」は、かえって逆効果です。
なので、「読者はどんな『想い』を持っているかな?」と、
読者の「why」を想像しながら、「周波数」を設定してみてください。
では、以前使った「校長先生のお話し」の例を、もう一度、使ってみます。
「校長先生、意外と良いヤツじゃん・・・」
と、中学生のあなたは思うことでしょう。笑
この「校長先生のお話し」は、「who」と「why」を、次のように設定しています。
▶︎who:部活動でずっと補欠の人
▶︎why:「どうせ頑張ってもムダだ」と諦めて欲しくない
この「why」は、「部活動でずっと補欠の人」が抱えそうな「悩み」から、
想像して設定しています。
「部活動でずっと補欠の人」は、なかなか努力が報われない。
だから「努力なんてムダだ」と、悩むことがあるはずだ
——このような「想像」から、「why」の周波数を設定するのです。
「あなたが」感じている「想い」も、もちろん大切です。
ですが、それと同時に、
「読者が」感じている「想い」も意識してみましょう!
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【(2-2-2)のまとめ】
▶︎あなたと読者の「想い」(=why)を合わせよう
▶︎「理由」があると、説得力が増す
▶︎「独りよがり」のwhyは逆効果。読者の気持ちに寄り添おう!
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ここまで、「who、why、what」のうち、「why」の周波数の合わせ方をお話ししてきました。
ここからは、「what」の周波数の合わせ方をお話しします!
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