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タオルから感染する小児の淋菌感染症は存在するのか?
とある勉強会での発表をきっかけにして、
”家庭浴室およびバスタオルの共有が感染経路と考えられた淋菌性外陰膣炎の前思春期姉妹例”を読みました
要旨としては、”10歳と8歳の姉妹が淋菌性外陰膣炎を発症し、性的虐待を視野に家庭調査を入念に行った。結果的には性的虐待よりも浴室やバスタオルを共有していたことが原因ではないかと考えられた”というものです。
小児の淋菌感染症をみたら性的虐待を疑え、と学生時代
ステップアップ 思春期の診かた
学生時代から知る先輩が書籍を世に出されました。
専門外ではあるが、うれしくて購入しました!
一つ一つのテーマが重く、大切な内容ばかりでした。
読んでいて胸が詰まることも。。。
大人だって生きていくのは大変。
全然自信なんてつきやしない。
でも経験があるから、ある程度、ここら辺までは大丈夫、という判断はできる(こともある)。
ましてや、体も心も大きく変化する時期にある若者たちにとっては、すべての
「外来で武器になる 総合診療のエビデンスをぎゅうっとまとめました」
が発行されました。
ほんの少しだけ執筆に参加したため、一冊お送りいただきました。
感染症領域のテーマについては、教育回診でよく話題にするようなtipsが網羅されています。回診の時のネタ本としても優秀です!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101957716/picture_pc_5eca8f7040ec4dec71dbab7963f0a530.jpg?fit=bounds&quality=85&width=1280)
日本版CDCの創設について
岸田文雄総理大臣は2022年6月17日に新型コロナウイルス感染症対策本部において「国立感染症研究所と国際医療研究センターを統合し、厚生労働省の下に、いわゆる日本版CDCを創設します」と発言されました。
これを受けて、2023年3月7日に国立健康危機管理研究機構法案が閣議決定されたのちに、同日衆議院に提出されました。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb
細菌名の由来ってどうやったら調べられるのか?
細菌の名前は、
Staphylococcus aureus
のようにラテン語で表現されています。
はじめのころは覚えられなくて辛かった!のですが、今は日々、仕事で使う中で、とてもよくできているな~と感心しています。
生物名は決められた方法で表現することが国際的ルールになっています。これも一つの学問になっていて分類学というそうです。分類学については、講談社ブルーバックスから出版されている、岡西 政
見に来てくれてありがとうございます
市中病院に勤務する感染症専門医のページです。
感染症診療、感染防止対策、感染症コンサルト、ASTなどについての話題が多めです。
書籍や論文の紹介もしていくと思います。
Bリーグの島田チェアマンのように、毎日投稿を目指します。
コメントは温かめでお願いしますw
あんまりコメント欄で議論する予定はありません。
【書籍】トップジャーナルへの掲載を叶えるケースレポート執筆法~アクセプトのカギはロジックと記憶に残るストーリーにある~
岩田健太郎先生のBookmeterを見て購入しました。
「希少さは必須ではないので、それを前面に出さないでほしい」(38ページ)というのは、斬新でした。むしろ希少性がないと、なかなかケースレポートにはならないと思っていました。
ところで、現在のケースレポート作成状況は、
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ちょっとお休み中