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どん底だった僕の心を救ってくれた1冊の本

立ち寄って頂き、ありがとうございます。

初めまして・こんにちは・こんばんは

菅野優太(かんのゆうた)と言います。

元々、陸上選手として100m日本代表として走った経験もあります。

現在は小学生対象にかけっこ教室や、茨城県の大学で講師をしながら主夫業に勤しんでいます。

よろしくお願いします。

心が壊れていく


詳しい事は書きませんが、昨年から今年の春にかけて心が壊れていました。

色々な方へ相談し、話を聴いてもらい徐々に自分を取り戻し、

今では、過去の自分よりも大きく、広く見る事が出来るようになりました。

そんな最中に出会った本を紹介していきたい、自分の記憶として残していきたい。

そんな思いで本を紹介していくnoteとなります。


神谷さんと小笠原くん


登場人物は主にこの2名です。

ベストセラーでもある本書は登場人物だけを聞いてピンときた方も多いと思います

今回、紹介する本は、中村信仁さん著書「営業の魔法」という本です。

簡単なあらすじを紹介します。

売れない営業マン小笠原くんが、売れる営業マン神谷さんと出会い、営業について学びながら成長していく物語です。

人間力


今回、紹介するのは人間力というテーマです。

小笠原がまったく成績を残せない中、神谷がある質問をします。

「どんなタイプの人間が嫌いですか?」

小笠原はいくつかタイプを答えていきます。

「横柄な人」

「不潔な人」

「場の空気を見出す人」など

すると神谷は、それをメモします。

そして、これの反対をする(の人間)になれば良いという事ですね。と返します。

「謙虚な人」

「清潔な人」

「バランスの良い人」など

営業とは、人と会う仕事です。

まずは、人として当たり前の事をできる事が大切だと教えます。

小笠原は演じるのですねと返しますが、嗜められます。

いえ、演じるのではなく、こういう人になるのだと。

そして、お客さまから沢山のNO(能)を頂き自分の欠点に気づき、学び、

成長していかなければならないのだと。

成長し大きくなることで、遠くまで見渡せる広い視野をもった人間になれるのだと


人を不快にしない


人を不快にする人はマナーの力が弱いと神谷は言います。

小笠原さんは私(神谷)を不快にしない、とても熱心で、謙虚で正直な人です。

だから、営業にピッタリな人だと言いました。


自分流に考えました


強ければ(速ければ)良いわけではない


私は現役時代、調子に乗る(横柄な人間)であった時期があります。

今、思い返すと恥ずかしい思いですが当時は気づきませんでした。

結果、調子にのったまま(日本ランキング2位)の実績で就職氷河期の2004年

就職活動を行いました。

結果、150社以上に断られました。

最終的には、株式会社サイボウズに陸上部を創って頂き活動する事ができました。

その際、為末さん(為末大)との会話です。

私は、就職活動がうまくいかずに

「100mの日本ランキング2位なんて全然評価されないですね」

すると言われました。

「それは、100m日本ランキング2位の評価が低いのではなく」

「菅野の評価が低いだけだよ」

どんな結果であれ、応援してもらえなければ、認めてもらえなければ

価値はない。

競技者から指導者になった今、この時の経験・想いを大切に

周りから応援してもらえる、認めてもらえる

人間力の高い人物になってもらいたい

そう思いながら指導の現場に立ち続けたいと思っています。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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