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実践マーケティング

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2022年3月の記事一覧

マーケティングの源流となるもの-その2

マーケティングの源流となるもの-その2

「消費する」行動にはモノ消費とコト消費があり、人生においてはそのどちらか1つだけではなく、どちらも経験と体験を繰り返します。

「あれはこうだった」と体験を思い返すと色々言葉が湧いてきますよね。もちろん使い勝手が悪くすぐに捨ててしまうハメになることもあります。

モノでもコトでもサービスでも自分が体験したことを振り返ることも大事かもしれません。

買って良かった、これは当たりだった、と思う理由はな

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パーツ的な人間の動き

パーツ的な人間の動き

アイデアを捻り出す方法はいくつかあると思います。デザイナーによって考え方はマチマチですが、物事を観る力を鍛えることにより、ある程度は上達するものだと思います。

地域で起業された方は経験があるかと思いますが、物事の土台や資源が無くなんでも自分でやらなければなりません。

私も会社員生活を得て起業しましたが、スタート時は雑用の多さにびっくりしました。後で振り返ると、もっと楽に考えていたら今より早く軌

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昔からあるパッケージについて

昔からあるパッケージについて

仕事柄、職業病とも言えますが、良く行くスーパーとかコンビニとかドラッグストアとかで購入した商品のパッケージや、ビンの形状や色味などをしばらく観察しつづける癖があります。

小さいころから、その癖はあり子供ながら原材料や箱に記載されいる文字を隅から隅まで読む、という訳の分からない癖がありました。

その中で、無意識に惹かれてしまうデザインがチラホラあり、自分でもなぜ惹かれてしまうのか理由は分かりませ

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地域イベント

地域イベント

日本は本当に世界でも稀な変わった国だと思います。

日本語を習得された外国の方々はよくもこんな難しい言語を話せるなぁ、といつも感心します。

今、地域での暮らしがリバイバルの様に見直されていると感じます。都会にいることの価値はハイクオリティーな社会機能を授受でき、自らが成長できるからだと思われてきました。

集団である意味は大都市圏に行くほど希薄になります。今は在宅やリモートを強制しなければ、あり

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観察力を鍛える方法

観察力を鍛える方法

マーケティングの初動はある決まったテーマを観察していく事だと思います。

国や地域によって文化形成は様々で、今なぜそんな施策を打ち出しているのか、なぜそのようなPRを大々的に打ち出しているのか、正直よく調べ考えなければわからないことも多々あります。

観察しなければ始まらない事であるのは言うまでもありません。

情報が爆速で流れ、有益な情報をキャッチすることが人生の勝負の分かれ道となり、健康志向が

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モノ消費とコト消費

モノ消費とコト消費

よく新しい商品を作って販売したい、という声を耳にします。noteにもリンク機能もあり、心強いですよね。

趣味を活かしたハンドメイドアイテムなら、材料コストも安く負担にならない、そんな発想が起点ですが、モノとしての価値はどうでしょうか?

作って、売りたい、という衝動からスタートしますが、その価値を客観的に捉えている人が少ないように思います。

消費者の側から観察すると、モノ消費は「使うことがゴー

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マーケティングの源流となるもの-その1

マーケティングの源流となるもの-その1

売れるものを探す行動や思考について、考えてみました。
私たちが認識している日々の世界はいつも狭く、同じような思考回路で物事を捉えますし、生活も同様です。

人間はいつもの行動を本能的にとりたがる習性がありますよね、慣例とか慣習に沿う、という事です。

ですが、売れると思うものは、すでに誰かが成功させていて、同じ道筋を辿ろうとするのだけれども、勝者と敗者が生まれます。

経済はいつもそのどちらかで、

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