見出し画像

地域イベント

日本は本当に世界でも稀な変わった国だと思います。

日本語を習得された外国の方々はよくもこんな難しい言語を話せるなぁ、といつも感心します。

今、地域での暮らしがリバイバルの様に見直されていると感じます。都会にいることの価値はハイクオリティーな社会機能を授受でき、自らが成長できるからだと思われてきました。

集団である意味は大都市圏に行くほど希薄になります。今は在宅やリモートを強制しなければ、ありとあらゆる社会の負担になってしまうので、その意味で集団という意識は薄いと思います。

逆に地域で暮らすというのは集団というのがキーになると思います。良くも悪くも顔を合わせ話をする機会が必然と発生し、色々な付き合いが発生します。

難しく感じるのは、昔からある慣例や慣習を保つために非常に神経を使う、という点です。続けるというのはしんどいもので、なにがあっても地域の平穏と平和を守り続けたい、その大義名分に基づき、あれをやれ、これをやれと信仰にも似た雰囲気がいつも漂っています。

世界は一定ではなく、周辺の状況がダイレクトに響くものですので、周りで何があっても実行する、にはかなりの心労が発生するものです。

そこに暮らす人々の営みは昔から続く行事(イベント)があり、よく「そんな考え古い」とか「オワコン」とかそういう代物で対話しようとすると話がズレまくります。

昔からある無形の財産は、他人から揶揄され、考えから排除され、変わることを説かれ、色々圧をかけられるものでは無いのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?