マガジンのカバー画像

Read

27
読んだ本
運営しているクリエイター

#戯曲

楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-

楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-

この勢いで連続投稿できたらなあと思いますがどうでしょう。
そんなわたしです。

今回も読んだもの記録。
清水邦夫の戯曲『楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-』(以下、『楽屋』)です。

私が製作としている(らしい)花色もめんは、今は人数が増えたり休業したりしていますが、これを読んだ当時は、女性4人、男性3人のユニットでした。
そして女性4人への稽古の練習戯曲として挙げられたのがこの『楽屋』だっ

もっとみる
Waiting for Godot

Waiting for Godot

みなさんおはこんばんちわ。
さおりさんです。
今回は読書記録です。

タイトルでおや、と思われた方もいるかもしれません。
読んだ本というか戯曲ですね、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』。
その英語版を今回教授にお借りして読みました。

わたしが『ゴドーを待ちながら』を知ったのは大学の時。
新聞部の部長だった友人が当時バンドをやっていて、そのTwitterでお気に入りの文学紹介なるものをや

もっとみる
チェーホフ・イクスカーション

チェーホフ・イクスカーション

みなさんおはこんばんちは。
いかがお過ごしですか。
また投稿の頻度が落ちてしまいました・・・
下書きがどんどんたまっていく・・・

前の前のnoteくらいで、三浦基さんの『現代演劇考』を読んだ話を投稿しました。

んで、こちらに書かれている三浦氏のチェーホフ批評や読み解き方を参考にしつつ、チェーホフの戯曲を読んでみることにしました。
.…といってもとりあえず四大戯曲だけだけど。

三浦氏は、チェー

もっとみる
おもしろければOKか?現代演劇考

おもしろければOKか?現代演劇考

みなさんおはこんばんちは。
いかがお過ごしでしょうか。
最近下書きが解消されているのでちょっと嬉しい。・・・と思いきやいきなり貯めてしまいました。

今回は読書記録です。

前職を退職してから、大学時代の教授にもお世話になっているのですが、お家のテーブルにふと置いてあったのがこの本でした。

私「先生、三浦基さんお好きでしたっけ」
先生「いえ全く」
私「何で買ったんすか」
先生「以前彼の(演出した

もっとみる

Read 2019

2019年に読んだ本・作品をまとめてみる。日付は分からないけど読んだ順です。

吾輩も猫である/赤川次郎・新井素子・石田衣良・荻原浩・恩田陸・原田マハ・村山由佳・山内マリコ
聖なる怠け者の冒険/森見登美彦
班女/三島由紀夫
お嬢様学校にふさわしくない死体/ロビン・スティーブンス
まぐだら屋のマリア/原田マハ
剣と紅ー戦国の女領主・井伊直虎-/高殿円
しあわせの書ー迷探偵ヨギ・ガンジーの心霊術ー/泡

もっとみる