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#問題解決力研修

経営戦略をテーマにした研修を企画する際に気を付けたいポイント

経営戦略をテーマにした研修を企画する際に気を付けたいポイント

今日は経営戦略テーマにした研修を企画する際のポイントをまとめようと思います。

経営戦略といった場合に、『全社戦略』と『事業戦略』の2つのレイヤーがあります。

『全社戦略』とは、複数の事業をどのように成長させていくかを考えるのに対し、『事業戦略』とは単一事業をどのように成長させていくかを考えるものです。

大企業の経営戦略という場合、それは『全社戦略』を意味します。
その一方、中小企業の場合、単

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事業課題に合わせた各部署の育成プランを考える

事業課題に合わせた各部署の育成プランを考える

『来年の育成はどうしようか?」
『研修をなんかやるかなー?!』

下期になると、こんな声が聞こえてくるのではないでしょうか?
部署の更なる成長を実現するために、来期の育成をどうするか。

今回は、各部署(グループ)の育成プランをどのように考えるとよいのか、その流れをまとめていきたいと思います。

事業課題に合わせた各部署の育成プランを考える際に気を付けること

まず気を付けてほしい点が2つあります

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問題解決能力アップ 研修設計の時に確認したい5つのポイント

問題解決能力アップ 研修設計の時に確認したい5つのポイント

今回は、問題解決力研修を企画する際のポイントをまとめたいと思います。一言に問題解決力研修といっても、目的や受講生によって内容は大きく変わります。

新しい研修を企画する際に特に気を付けたい点をご紹介します。

問題解決力研修 企画のポイント①どのような問題を解決したいのか?

受講生が解決したい問題はどのような問題でしょうか。同じような問題に取り組むのか、それとも、受講生によって問題の種類が違うの

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ロジカルコミュニケーション(プレゼンテーション)研修のポイント

ロジカルコミュニケーション(プレゼンテーション)研修のポイント

今回は、ロジカルコミュニケーション研修のポイントについてまとめたいと思います。

ロジカルコミュニケーションの目的は、相手に分かりやすくメッセージを伝え、次の行動につなげていくことです。

ビジネスの現場では、効率的なコミュニケーションが求められます。

・結論ファースト
・簡潔に
・事実ベース

この基本を実現するために必要となる考え方が「ピラミッドストラクチャー」です。

ピラミッドストラクチ

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質問型営業で顧客の潜在ニーズを発見する~仮説型提案営業~

質問型営業で顧客の潜在ニーズを発見する~仮説型提案営業~

営業力を鍛えるためには何を鍛えるべきか?
その基本が「質問力」です。

お客様が何を望んでいるかを明らかにするために必要となる「質問力」について今回はまとめていきます。

営業としては商談機会を獲得し、自社商品・サービスを売り込む機会を創出したい。
そのためには、顧客ニーズ(顧客の困りごと)を発見する必要があります。

顧客ニーズには大きく3種類ある

①ウォント…顧客が解決方法を知っている課題

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質問力(問いを作る力)を高めるポイント

質問力(問いを作る力)を高めるポイント

今回は、「質問力(問いを作る力)」を高めるポイントについて考えていきます。

質問力とは、分からないことを明らかにするために具体的な問いを作る力です。適切な問いを作ることが、価値のある答えにつながります。

質問力が重要になる背景

いま、質問力の必要性が高まっています。

これまでは、答えを作る力(問題解決力)が重要だったが、これからは質問力(問いを作る力)だ!そんな意見も聞くようになりました。

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新規事業立案研修 失敗しないための5つのポイント

新規事業立案研修 失敗しないための5つのポイント

今回は、新規事業立案研修を失敗しないポイントをまとめたいと思います。

新規事業プランが失敗する可能性はありますが、今回は研修が失敗しないための5つのポイントです。

①新規事業プランの創出が目的なのか?スキルアップが目的なのか?

この問いに対する認識を関係者全員で揃えることが一番重要です。

研修を通じて新規事業を生みだすことを目的にするのか?それともスキルアップを目的にするのか?その二つは大

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1on1がうまくいかない?!相手の頭を整理するコミュニケーションスキルの必要性

1on1がうまくいかない?!相手の頭を整理するコミュニケーションスキルの必要性

いま多くの企業で1on1が実施されています。

上司とメンバーで定期的に30分~1時間程度の時間をとり、状況を確認し、次に向けた行動を支援する。
コロナ禍において社内のコミュニケーションが希薄化する中で、1on1の重要性が上がってきました。

すでに多くの企業で1on1に関するトレーニングも実施されており、その取り組みが定着したきたという声も聞くようになりました。

その一方で「1on1がうまくい

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インストラクションデザインの考えを活用した「問題解決力研修」の組み立て方

インストラクションデザインの考えを活用した「問題解決力研修」の組み立て方

今日は、問題解決力研修の効果を高めるための研修の組み立て方についてまとめていきたいと思います。

一般的な問題解決研修の流れ

①講義・・・問題解決の基本的な考え方を学ぶ。
②ミニワーク・・・学んだ考え方を練習するための基礎練習を行う。
③総合ワーク・・・実践的に活用するための応用演習を行う。

この特徴は、こう表現することができます。

・基礎(部分学習)から応用(統合学習)へ

問題解決を始め

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観察・分析・判断(観分判) 研修のポイント

観察・分析・判断(観分判) 研修のポイント

観察・分析・判断とはチェーンストアで活用される問題解決の考え方です。

・観察プロセスで、問題を発見する
・分析プロセスで、原因を推定し、確定する
・判断プロセスで、アイデアを創り、実行策を決定する

観察・分析・判断 研修のポイントをまとめてみましょう。

①じっくり考えるために観察・分析・判断のプロセスを学ぶ

チェーンストアの現場ではスピードが非常に重視されます。
スピードを重視する際には、

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なぜなぜ分析 研修のポイント

なぜなぜ分析 研修のポイント

仕事をする中で、様々なミスやスケジュール遅れが発生します。
その度に、場当たり的な対応で済ませてしまうと、問題→対策の「もぐら叩き」状態になっているとい声をお聞きします。

現場のミス撲滅や生産性改善のためには、抜本的な対策が求められます。
その際に、有効となる手法が【なぜなぜ分析】です。

なぜなぜ分析を現場に浸透させることが難しい理由

なぜなぜ分析とは、何か問題が起きた際にそれはなぜかと原因

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ラテラルシンキング研修のポイント

ラテラルシンキング研修のポイント

これまでにないアイデアを創り出す一つの手法として「ラテラルシンキング」があります。

今回は「ラテラルシンキング研修」を企画するポイントをまとめていきたいと思います。

ラテラルシンキングとは?

ラテラルシンキングという考えは、エドワード デボノが生み出したものです。別名、水平思考とも呼ばれます。

著書の中で、ラテラルシンキングは下記のように定義されています。

『どんな前提条件にも支配されな

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営業拠点長(マネージャー)向け問題解決力研修

営業拠点長(マネージャー)向け問題解決力研修

営業拠点長・マネージャーに求められる力の一つが拠点計画を考える力(=問題解決力)です。

問題解決の基本は下記3つです。

①問題解決プロセスを身につける
②データに基づいて課題を発見する
③解決策を立案し、行動計画に落とし込む

これまではプレイヤーとして高い実績を残してきた方でも、拠点長になれば、エリア全体を俯瞰して計画を作成する必要があります。
営業で培われた経験や勘に頼るだけでなく、データ

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クリティカルシンキング研修のポイント

クリティカルシンキング研修のポイント

現在、多くの日本企業でクリティカルシンキング研修が実施されています。
その一方で、クリティカルシンキング研修を学んだけど、あまり効果が出なかったという声もお聞きします。

そこで、本日は、クリティカルシンキング研修のポイントについてまとめたいと思います。

クリティカルシンキング研修の目的とは?

クリティカルシンキングという単語をそのまま直訳すると、批判的に考える力を鍛えることが研修目的になりま

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