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つくるときの心構え:無駄を愛する

「宝物」を取りこぼさないために、
時には、回り道するほうが、結果、近道かもね?

📚

一回で最高を目指さない、
という心構えは重要に感じる。

「失敗は成功のもと」だし。

成功には、様々な要素が絡むが、
おおよそ半分くらいは「運」ではないか。

そして「運以外」の残りの要素は、
複雑に絡み合ってカオス。

だから人生って「論理的」というよりも、
むしろ「化学的」な結果が得られる場合のほうが、ひょっとしたら多いのかもしれない。

つまり、
「なにがうまくいくか」「評価されるか」は、
本当にやってみないとわからないよね
って話。

わかりやすい例だと、noteはまさに。

最高傑作だと思う記事が、全然読まれないときだってあるし、その逆もある。

他の例だと
「写りの良い写真」を撮ろうとしたときを想像してほしい。

「最高を目指して数枚」を撮るよりも、
連写してもらって「奇跡の一枚」を狙うほうが確実だったりする。

少し乱暴かもしれないが
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」的な。

ただ、プロのモデルさん(カメラマン)も、
何百枚も撮って、その中から良いものを選ぶ。

そう考えると、1つの考え方として間違っていないだろう。


まとめると、
狙いがよくても、うまくいかないときはあるし、
狙っていなくても、うまくいくときがある。

だから、特に「最短」を目指すことに、
きっと大した意味はなくて。

何の話をしているかというと。

例えば、文章をかくとき、
「自分が必要と感じた材料」を足し算するよりも、
「無駄も含めた多くの材料」から引き算するイメージのほうが、うまくいきやすい。

回り道して集めたたくさんの材料の中から、
「どこを切り取って、どう魅せるか」を考えるのが、プロなんだろうな。


……そんなことを『「書く力の」教室』を読みながら、考えた(未読了)。


以前紹介した「読みたいことを、書けばいい。」の著者である田中泰延さんの著書である。

読み途中だが、
「書く力」にとどまらない学びがある本だったので、フライングで紹介。

また、じっくりと読み終わったら
本の感想は書くつもり📘


余談(だけどおすすめ!)

田中泰延さんが、
石田三成について書いた過去のコラム、
三成コラム」もすごく面白かった。

特に、
「泣かぬなら 〇〇〇〇〇〇〇 ホトトギス」
の流れで、この発想が出るのは、天才。😂笑

泣かぬなら そういう種類の ホトトギス

田中泰延さん 「三成コラム」 

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