吉本純

吉本純の雑記帳です。

吉本純

吉本純の雑記帳です。

最近の記事

6月6日に思うこと。

2022年6月6日でお笑いを辞めて2年が経った。 マジか。まだ2年なのか。 もう5年くらい前に感じるわ。というような事を去年も言っていた気がする風の感じ感かもしれないこの頃です。 まあ、去年からの一年で僕の環境が大分変わりました。今やちゃんと就職して社会保険だしなにより結婚したし。人生歩んでる感が凄い。 僕は現在、代々木にある小さな立ち飲みワインバー『vivo daily stand 代々木店』で店長をやっています。 ここで働きはじめて半年。 お休みとお金は相変わらず

    • 『運命の人』

      物語に出てくるような人生はなかなか歩めないけれど、誰の人生にも、どんな物語にだって負けない素敵な瞬間が必ずあって、透明な気持ちでその瞬間と向き合いたいものですね。 まあ、何ていうか今から偏差値が低い人みたいな事を言うけどさ、それに俺だって子供の頃からずっと信じてこなかったけど、コレを聞いた後におっさんの戯言と鼻で嘲笑ってもらって結構だけど。まあ、聞いてってよ。 つまりさ。 俺が言いたいのは『運命の人』はいるってこと。 2021年11月18日。大安。かねてよりこのnot

      • 『vivo daily stand 代々木店』の吉本純ですッ

        11月1日から『vivo daily stand 代々木店』で店長をやらせていただく事になりました吉本純と申します。よろしくお願いしますッッ。 この文章を見かけた方にはぜっぴ遊びに来て欲しいですね。 と、言ってもvivoがどういうお店かわからないと来ようもないと思うので少しお店の紹介をさせてください。 まあちゃんとした会社の理念とかはホームページ等に載ってるので、ここでは僕の個人的な感想というかそういう感じで紹介させてください。 vivoは誰でも気軽に立ち寄れるワイン

        • 『第17回夜の散歩報告書』

          おかえり、ずっと待っていたよ もう大丈夫だから おやすみ、君の明日はどうしたってやってくる 行け、行け その明日がきみを苦しめようと 行け、行け 痛み知る優しい人でありなさい これは僕の好きなバンド、羊文学の『マヨイガ』という歌の冒頭2節の歌詞です。 羊文学はずっと自分達のカラーを保ちつつ成長を続ける信頼のおけるバンドですよねえ。ずっといい。 「君の明日はどうしたってやってくる」って、綺麗事だけじゃない厳しさのある優しさに溢れた素敵な言い回しだなあと思います。こういった細

        6月6日に思うこと。

          育むひとら4

          『好き好キッス』って知ってます? 普通にキスしてると思ったら、おもむろに相手の口を全部口の中に納めて塞いで、自分の肺の中の空気を吐き出し相手に吸わせて、逆に相手の肺の中の空気を吸って、空気=愛の交換を繰り返し、二酸化炭素でいっぱいになって苦しいねえーッつって、愛って苦しいもんなんだねーッつって笑い合うヤツなんですけど。 世の中のカップルはみんなコレやってると思うんだけど僕はそれを『好き好キッス』と呼んでますね。 僕には昔、「俺はこの娘と結婚するんだろうなあ」という女性とお付

          育むひとら4

          育むひとら3

          以前、noteで彼女と付き合いはじめるまでの『可愛いひと』という記事を全部で5話。付き合ってから『愛しいひと』5話。付き合いが軌道に乗ってから『育むひとら』2話を書いてたんだけど、そこで文章にするのに飽きて暫く書いていなかった。 依然、仲良しで御座います。 一緒に生活をしているから毎日絆は太くなってくしねー色々なところにデートに行ったしねー様々なものを食べたのー。 そう、様々なものを食べているのである。 昔、お笑いをやっていた頃に作った『魔法少女トゥインクル・マッチン』

          育むひとら3

          第16回夜の散歩報告書

          乾杯 日本の衆 今日は今日でまあ一つ 美味しいかどうかはさておきだ 各種生業お疲れさん これは僕の好きなバンド、東京事変の『緑酒』という歌の冒頭の歌詞だ。 いいよねえ。この「各種生業お疲れさん」という一節がすごくいい。 まあ、色々あるけどさ、我々は頑張ってるよウン。だからとりあえず労おうよ。労い合っていこうよ。という感じがとっても好きだし、そういった心持ちを大切にしながら生活をしていきたいと思うよ全く。いい酒を飲みたいよ。 さ、夜の散歩は今回で16回目である。回数やってき

          第16回夜の散歩報告書

          エンニュイの感想

          エンニュイの公演『無表情な日常・感情的な毎秒』を北千住BUoYで観てきた。 ただシンプルにすっごく面白かった。笑った。特に難しいことを考えさせられる事もなく、目の前で起こっている出来事そのままをすんなりと受け入れられる内容と演出と演技だった。 大切なことなのでもう一度。すっごく面白かった。 明日の公演も昼・夜あるのでぜひ見たほうがいいと思う。配信もしているようなので、現地に行けない方はラッキーですね。 知らない人の為に一応説明しておくと、この公演は12ヶ月かけて叩いていく

          エンニュイの感想

          お笑い辞めて一年経って思うこと

          一年前の6月6日に最後の単独ライブをやってお笑いを辞めた。しぶとく16年もやってみたけど売れなかった。 で、そこから丁度一年経ってみて思うことは、凄い前の話みたいだなーって事。 2020年はコロナによって世界が変わってしまった年だからそう感じている人も多いかもしれないけれど、それ由来ではない個人の節目も重なって、昔を思い出すのが容易ではないというか、感覚的には、お笑いを辞めて3年くらい経ったような気がする。 お笑いを辞めて後悔をするような事は今のところないですね。 生活

          お笑い辞めて一年経って思うこと

          オレオのようでいてオレオではないモノ

          日本に生まれ育ったならば誰しも一度くらいはコップにミルクをなみなみ注いでよお、そこにオレオをDUNKしたものに齧り付き「んほお〜」と感嘆したことがあると思う。 オレオとは言わずもがな、白くてあっまいあっまいクリームをちょっぴりビターなカカオクッキーで挟んだ『国民のおやつ』の事である。 御多分に漏れず僕もオレオが好きで、たまにとっても食みたくなる。ハミハミしたくなる。 そこで久しぶりに、生乳を熱処理したものをコップにたぷたぷに注いでよお、俺はよおッ、其れがテーブルに飛び散る

          オレオのようでいてオレオではないモノ

          恋文代行はじめました

          ラブレター。好きです。いいですよね。まあラブレターというか手紙がいいですよね。好きなんですよ。 手紙って誰でも人生に一度は書いたことがあるんじゃないでしょうか。書類じゃなくて。 友達に宛てたものだとか親へ宛てたもの、はたまた恩師やお世話になった人だとか。どんな手紙だろうと相手の事を真摯に想って書く訳ですから、その気持ちは大きく捉えれば【愛】な訳で、手紙の時点でもうラブレターなんですよね。 手紙がもらえる人生のなんと素晴らしいことか。手紙を渡す人生のなんと彩り豊かなことか。

          恋文代行はじめました

          『コントがはじまる』を見て思ったこと

          土曜日の22時から日テレでやってるドラマ『コントがはじまる』とっても面白いですね。 売れてないお笑い芸人の話なんですけど、元芸人から見たら、わあリアル!と思える箇所とそんな風にはならないよ!な箇所との兼合いがとっても良くてドラマとしてとっても面白い。 そんでコントがはじまるの中で主役の3人が冒頭と最後にコントをやるんだけど、それを見てて思った事がある。 コントなんてのはお芝居なんだから、ちゃんとした演技の上手い役者さんがやった方が100%面白い。これは確実。 よくコントと

          『コントがはじまる』を見て思ったこと

          育むひとら2

          3月18日が誕生日で、37歳になりましたイェイ。素数ですねイェイ。素数ッ最高ッ。最近は毎日がSpecial状態なのですがさらに特別な、格別な一年にしていきたいと思います。 僕は割と他人に対して配慮したりするタイプで、自分勝手に振る舞ったり出来ないというか、他人の気持ちとか慮って自分の気持ちは遠慮してしまったりする人物像なんですが、昨年お笑いも辞めて表に出る人じゃなくなった訳だし、これからは自分の幸せのみ、自分が幸せになる事のみを考えて生きていきたいですね。 自分の幸せって何

          育むひとら2

          第15回夜の散歩報告書

          心に 心に 傷みがあるの 遠くで蜃気楼 揺れて あなたは雲の影に 明日の夢を追いかけてた 私はうわの空で別れを想った これは僕の大好きな映画『スワロウテイル』の主題歌で、劇中で出てくるバンド、YEN TOWN BANDのあいのうたの歌詞である。 僕は「世界観とはこういうことを言うのだッ」というような、世界観の作り方の教科書のようなこの映画がすんごい好きです。すっごい好きです。この歌も当然世界観を造るひとつの要素だ。 さ、夜の散歩2021開幕です。冬は寒すぎてシーズンオフ

          第15回夜の散歩報告書

          『解散』について思うこと

          正解のない事柄について想う時、人それぞれ意見があっていいし、生きていると人生は正解のない事柄だらけだったりする。つまり世の中の事柄ってほとんどが人それぞれ勝手に想っていい事だらけなのだ。 今日、というかもう昨日だけどういろうプリンが解散を発表してて僕はTwitterで知った。こんな駄文を読んでる方でういろうプリンの事を知らない人はいないと思うけど一応説明すると、東京のお笑いライブシーンではその名を知らぬ人はいないだろうと思われる人力舎の面白い漫才師である。そのういろうプリン

          『解散』について思うこと

          アタミー旅行記(後編)

          ホテルに到着してフロントでチェックインを済ます。 担当の方がこれまたかなりのいい声で所謂イケメンボイス、イケボの方で、僕もまあまあ声優の方とお仕事したことがあるのだけれど、その中で比べてもまあまあ上位のイケボで、イケボだからフロントなのかフロントだからイケボになったのかという、卵が先かみたいな事を考えてる間に色々と説明が終わっていた。 ホテルだけど、和室を選択していた。コロナ対策なのか、布団は自分で敷いてくれと言われた。夕飯を食べて部屋に行くと布団を敷いていてくれているあの

          アタミー旅行記(後編)