育むひとら2

3月18日が誕生日で、37歳になりましたイェイ。素数ですねイェイ。素数ッ最高ッ。最近は毎日がSpecial状態なのですがさらに特別な、格別な一年にしていきたいと思います。


僕は割と他人に対して配慮したりするタイプで、自分勝手に振る舞ったり出来ないというか、他人の気持ちとか慮って自分の気持ちは遠慮してしまったりする人物像なんですが、昨年お笑いも辞めて表に出る人じゃなくなった訳だし、これからは自分の幸せのみ、自分が幸せになる事のみを考えて生きていきたいですね。
自分の幸せって何かと言ったら彼女が幸せな状態にいることですね。なので、自分が幸せである為に彼女が幸せな状態でいられるよう頑張っていきたいですね色々と。




話は変わるけどよ、俺もついにジェラートピケを着るような男になった訳よ。GP着るYJな訳よ。


どういう事かと言うと、彼女の誕生日が1月で俺が3月だから、まあ当日や近い日には何かしらやるけど、2月にプレゼントは何かお揃いのものを買おう!と相成った訳さ。
かといって同棲をはじめたばかりだからそんなに高価な物を買っても仕様もないし、何がいいかなあなんて考えてたら彼女が「寝間着とかどう?」と。俺は思ったね、流石…ッと。流石ブルックリンスタイルの部屋にしたい!と言うようなお人だ…ッと。



そんで、寝間着といえばジェラートピケだろ、と思いサイトを閲覧してみると、何とダイナソー柄というものがあった。
恐竜である。胸にでっかくティラノサウルスの刺繍がされた激カワ寝間着があったのである。
それを発見したとき俺はジェラピやるな…ッと思ったね。
だってジェラピなんてのは、男物もあるものの基本女の子のブランドである。なのに女子が興味無いものベスト3に燦然と輝く、宇宙・恐竜・三國志の一角である恐竜を胸にでかでかと刺繍しているのである。現に彼女は全く其れを良いと思っていなかった。異常な口数の減少にそれが表れていた。でも俺としたらこれはめちゃくちゃ可愛かったし、洒脱であった為一択の即買いだッッ。しかし。
その柄はオンライン限定で且つSOLD OUTであった。残念。


新宿や渋谷でジェピの店舗をいくつか周るものの全く可愛くない品揃えであった。太めのボーダーののイメージがあるけれどもそんなのは何か囚人というか奴隷というか、お洒落なブランドに操られた思考停止の傀儡のようで嫌だった。
他のブランドの寝間着を見たりもしたが、素材とか何かテカテカで欧米の助平な未亡人が着てそうな物ばかりで辟易。


あまりにも良いものがなく寝間着一旦辞めようか?という方策までたてた程だ。この時2月のはじめ。
最後にもう一度、あの超絶お洒落で見た人全員が虜になってしまうダイナソー柄を見たいと思いサイトを閲覧すると、Coming Soonのページがあり、そこを覗くと何とッッ!!
サメ柄である。めちゃくちゃ可愛かった。こんなものは即買いだッッ!と浮かれていると彼女はダイナソー柄の時と同様に冷ややかな視線。


白と青の2色展開しており、彼女に合うだろうと俺はサメ柄の白を彼女にプレゼントした。
サイズはフリーでワンサイズしかない為、彼女にはまあまあデカイけれど、凄く可愛かった。
俺も着てみると普通に着れたので、今度は彼女が俺にサメ柄の青をプレゼントしてくれた。

難色を示していた彼女だったけれど、現物を見たり着たりしていると「すっごくKawaiiッ!これにして良かったでしょ?」と自分が最初から推していたような態度になった。佳きかな。


なので最近はサメ柄のお揃いの寝間着で眠る日々である。幸悦(サチエツ)





誕生日の当日である昨日は、彼女が在宅ワークの日だったので、何となく一緒に過ごした。彼女はパソコンとにらめっこ、俺は対馬を救う為にサムライとなってコントローラーを動かしていた。
午後気分転換に彼女は近くのカフェーで仕事をして夕飯時に帰って来たかと思ったらケーキと手紙、俺の好きなグァバジュース、バームロール、胡麻豆腐などをプレゼントしてくれた。

夕飯の支度は俺の仕事なので、吉本家に伝わる秘伝の料理『鶏肉ツルンツルン』を作った。
基本梅のソースで食すのだけど、中華風ソース、柚子胡椒をポン酢で溶いたものの3つの味を用意した。あと一週間スープ。一週間スープとは材料を日々継ぎ足し、味が変化していく一週間で尽きるスープのことである。例えば、お鍋の出汁→中華スープ→味噌風スープ→ミネストローネ→カレー→カレースープといったような変化をする。




前から自炊はしてたけど、毎日夕飯を作るようになってから砂糖のポテンシャルにビビっている。効率よくテキパキと作業したり翌日の彼女のお弁当の分も用意したり、使い回しや材料費は変わらずにもう一品増やしてみたりと、料理の腕前が確実にアップしている。



夕飯後、家の前に児童公園があるのだけれどそこでブランコに乗りながらお酒を少し飲んだ。とりとめのない何でもない話をしたりした。
飲み終わったら近所にゲオがあるので寄ってみた。色んなゲームがあって何か欲しいと思っていた。


最近プレイステーション4を買った僕はゴーストオブツシマばかりやって、すぐにどこどこまで来いと言われているのにキツネの後を追いかけ回し撫でたり温泉巡りなどばかりしているのだけれど、彼女と一緒にゲームしたいなあと思ってぷよぷよテトリスというのを買った。

すると彼女が「…嗚呼、買ってしまったか…私はテトリスに人生を狂わされた」とぶつぶつ呟きながら俺にトラウマになるような勝ち方を連発する。
鬼強い。流石人生を狂わされただけある。俺テトリスに人生狂わされてないもの。到底勝てない。付き合って半年経ったけど、最も意外な事がこの異常なまでのテトリスの強さだ。自分が勝つVISIONが全く見えない。なので新しくふたりでプレイ出来るようなゲームを探し、買った。


帰宅後一緒に風呂に入り、普段は湯船に浸からない彼女は「あっちいあっちい」と言いながら先に上がり、僕はこの文章を書いている。


誕生日でした。37歳です。
金はないけど、幸せな予感しかない。素敵な一年にします。




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