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#クーリエジャポン
時給46円…環境に優しいEV車のために“奴隷労働”させられるコンゴの人々【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.202】
ピエールにとって、テスラやルノー、ボルボといった有名企業の名前は何の意味も持たない。彼はEV(電気自動車)の存在すら知らない。
それでもピエールは毎朝、砂ぼこりが舞い、喧騒に満ちたフングルーメの街で働く。彼は世界で争奪戦が繰り広げられているコバルトの採掘者だ。ほとんどのEVの動力源であるリチウムイオン電池には、このコバルトが必要不可欠である。
ピエールの賃金は日給2.60ポンド(約400円)だ
『イカゲーム』を視聴した北朝鮮の高校生に懲役刑がくだる 販売した住民は銃殺されたと報道【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.201】
北朝鮮でネットフリックスのドラマ『イカゲーム』を密かに視聴した高校生が当局に摘発され、無期懲役など重刑を宣告されたと、自由アジア放送(RFA)が11月23日、報じた。
北朝鮮住民の間で韓国ドラマなど外国の映像が密かに広がっていることを受け、北朝鮮当局が取り締まりを強化し、険悪なムードとなっている。
RFAによると、最近北朝鮮の清津市のある高校生7人がイカゲームを視聴し、109常務連合指揮部の検
なぜ企業は「政治的なメッセージ」の発信に失敗してしまうのか【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.196】
ブランド・アクティビズムが現在広まっている。企業は、多様な社会問題に対して自らの立場を表明しているが、その成功の度合いはさまざまだ。多くの企業がキャンペーンを行う一方、本業の商品とはあまり関係のない問題について訴えるものが多い。
たとえば、ジレット社の「有害な男らしさ(Toxic Masculinity)」キャンペーンという#MeToo運動に触発され、男性にスポットを当てたもの、アウディー社の「
カブールで最も安全な場所は「チャイナタウン」 貿易・投資で商機を狙う中国とタリバンの蜜月関係【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.149】
大多数の日本人にとって寝耳に水だった、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによる8月15日の首都カブール制圧。
だが中国の外交部(外務省)と駐アフガニスタン大使館は早めにアフガニスタンを離れるように」との警告を発していた。多くの在留中国人は7月末の政府派遣便で帰国した。
だが「喀布爾中国城(チャイナタウン・カブール)」の住民と商人は今も自発的にカブールにとどまり続けている。
チャイナタウン
神経科学者デイヴィッド・イーグルマン「私たちの脳の機能は“麻薬ディーラー”に似ている」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.107】
脳とコンピュータを比較するのは、魅力的な方法のように感じられます。
脳にはそれぞれ1万もの接続部を持った860億のニューロンがあり、人が生きている毎秒ごとに再構成され続けています。あなたがこの段落を読み終わるときには、読み始めたときとはわずかに違う人物になっている、というわけです。
私たちの脳内で繰り広げられる「縄張り争い」
脳は、トップダウンの指示がなくても驚くべきことを成し遂げられるとい
「無視」の心理学─あなたが“無視される”理由、あなたが“無視をやめられない”理由【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.28】
身近な人から無視されているとき、私たちはどうしたらいいのだろう? そもそも、なぜ相手は無視という手段を選んだのだろう?
心理学者によれば、無視はされる側だけでなく、無視する側にも深いダメージを与える。さらに、無視という行為には常習性があり、簡単にやめることができないらしい。
「無視」と一口に言っても、敬遠、社会的孤立、音信不通など、多くの呼び方がある。心理学者たちはそれぞれの用語を細かく定義
ブレクジット後のイギリス、連合王国が解体する可能性が高まっている【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.27】
イギリスのジョンソン首相は、ブレクジットを実現させたが、同様にイギリスを形成する4つの国、特にスコットランドでも独立を求める声が高まっている。
2021年5月6日にはスコットランド議会選挙が開催されるが、その結果によっては独立の機運がさらに高まる可能性がある。同様に北アイルランドやウェールズでも英国離脱を目指す動きが生まれているという。
英誌「エコノミスト」によると、スコットランドではイギリス
「賛同者」だけと群れたがる私たちだから──アダム・グラントが説く“批判的なネットワーク”の重要性【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.5】
今回は批判的な繋がりの重要性について説いた記事を紹介する。
ウォートン・スクール経営学教授のアダム・グラントは、成功は「自分の意見を批判する」人たちに囲まれた状況からよく生まれる、と語っている。
しかしその事実に反して、私たちは自らの周りを「賛同者」だけで固めがちだという研究結果もある。それなので、批判的なネットワークを構築することがすごく大事だということになるのであるが、この記事では、それを
「理想的なパスタがない」未経験者がゼロから作った新型パスタが大売れ!一体どんな形?【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.8】
この世にはさまざまな種類のパスタが存在する中で、アメリカで人気のポッドキャスト・フードショー「The Sporkful(ザ・スプークフル) 」のホスト、ダン・パッシュマンは新しいパスタの形の開発に乗り出した!という記事を今回は紹介する。
「料理人だったことは一度もない」という彼が、新型のパスタを発案し、今年3月に商品化されたのだが、オンライン上で販売を開始するやいなや完売が相次いでいることが話題
中国での「代替肉ブーム」で春雨工場に注目が集まっているのはなぜか【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.9】
最近日本でも代替肉のニュースが出ているかもしれないが、実は中国市場での動きの方が早かった。中国国内のスターバックスやKFCなど外資系ファストフードではすでに昨年春から代替肉を使用した商品が発売され、スーパーの店頭にも植物肉が並んでいる。
米ビヨンド・ミートは2020年11月に中国浙江省での工場建設を発表。ビル・ゲイツや李嘉誠、グーグルが投資する米インポッシブル・フーズもシンガポールと香港での販売
慢性的に自分は不幸だと感じている人が「幸せを実感するための処方箋」【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.4】
今回の記事は幸福に慣れるためのノウハウを紹介している記事だ。アメリカのアトランティックという記事から抜粋されていた内容を紹介する。
人間の共通する人生のゴールは?と聞かれたら僕は間違いなく「幸せになること」と答える。もちろん、幸せの定義は人それぞれかもしれないけど、少なくとも幸福感を得ているかどうかというのはすごく大事だと思っている。
そんな中、記事の中で、人は自分が不幸なときでさえ他人に喜