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私生活(エッセイ)

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感じたことをテーマでまとめたエッセイです。
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#生きづらさ

完璧主義者は呪い

完璧主義者は呪い

 私、もうとっくに良い人やめているはずなのに特に月曜日の朝は自分が良い人じゃないことを自分で責めがちだ。月曜日の朝はあらゆる"はじまり"の代名詞だから、そこに満たない自分の粗を探しやすいのだろうか。

 昔の私は99点の自分を許すことができなかった。100点取って当たり前で、いちばんを手にして初めて自分に価値が生まれる。100点取らないとお前はいらない、など直接的に言われたわけではないのに、自分で

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このサイテーなフリーランスの働き方

このサイテーなフリーランスの働き方

 積極的に仕事をしなくなって約二ヶ月が経過しようとしている。フリーランスなのでじぶんで出版社に営業しないと仕事が来ない。定期的に仕事があるという状態を続けていかないと「今月の収入はゼロです!」みたいなアンハッピーサプライズが起こるのでたいへん。現状でいえば、向こうから来た仕事を受けるだけ。だから今年の担保された年収は70万くらい(丸1年で、ですよ)

 夫も「今仕事したくないならしなくていいよ」と

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いつも何者かになりたかった

いつも何者かになりたかった

いつだったかの深夜、NHK主催のイベント【18祭】の再放送がやってた。18歳の子たちが集まってアーティストとパフォーマンスするってイベント番組でその年はRADWIMPSが主催。もう青春を煮詰めて煮詰めたような番組ですごい泣いちゃった。

学校行けない子、通信通ってるからリアルな友達と絡みが少ない子、友達と3ピースバンド組んでて田んぼの中で演奏して青春してる子。境遇違うけど同じ好きなもの、同じ目標が

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どうかこの瞬間だけにはあなたの日常を持ち込まないでください

どうかこの瞬間だけにはあなたの日常を持ち込まないでください

ショックなことがあった。
前にnoteにも書いたけど、私は過去に事故的に子宮外妊娠したことがあって、先日その子の10年目の命日となる日が訪れた。前日からお墓参り行くのすごく緊張してて、その子になんて声をかけようとか、10年ってすごい時間だなぁと感慨深くなったりとか、元彼に鉢合わせしたら(10代のときの事故だったけど未だ忘れないでいてくれてて勝手にお墓参りしてくれてる)何を話そうとか、いろいろ考えて

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落ち着かない

落ち着かない

今朝、帽子を忘れただけなのに誰かとすれ違うだけで怯えてしまう。自分よりも背の高い男性は私がちょうど座った目線のところに腰が来る。別に何かされたわけではないのに、何かされるのではないかという恐怖感で鳥肌が立つ。仕事は進まず、注文したアイスコーヒーのかさが減るだけで250円分の元を取れたとは言い難い。

気づいたときにはもう人と関わりたくなくなっていた。母にも幼馴染など身近な人に変わったねと言われるこ

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