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いつも何者かになりたかった

いつだったかの深夜、NHK主催のイベント【18祭】の再放送がやってた。18歳の子たちが集まってアーティストとパフォーマンスするってイベント番組でその年はRADWIMPSが主催。もう青春を煮詰めて煮詰めたような番組ですごい泣いちゃった。

学校行けない子、通信通ってるからリアルな友達と絡みが少ない子、友達と3ピースバンド組んでて田んぼの中で演奏して青春してる子。境遇違うけど同じ好きなもの、同じ目標があればつながれるんだってこと、噛み締めた。

これを見て、18歳とかで感じてた焦燥感を思い出してしまった。なんだかわからないけど感じる自分への可能性。自分の能力を活かす道はある。凡人で人生を終えたくない、のような厨二病的な、必ず私は何かを成し遂げるという、心地いい縛り。

思い出したというか18歳の時にきちんと焦燥感を感じられなかったんだわ、というのをはっきり認識したのかもしれない。

欲望、夢、表現、そういう抽象的な気持ちにあのときになれていればここまで30歳、生きづらくなかったかもなあと後悔する。

何者かになりたいと子どもの願いをまだ持ってるせいでくすぶっているのかもしれない。子供を産んだら、今みたいに夢を見ることは(許されるんだろうけど)できなくなるんだろなと漠然とわかっているから踏ん切りがつかないのもあるんだと思う。

野田洋次郎はじめRADWIMPSは高校時代ドンピシャの世代だっだけど、いまのほうが好きだなって昨日初めて思った。昔はすごくおしゃれで恋愛的な感じがしてたけど(当時)、いまの楽曲はひとりひとりに「私の曲だわ、これ」と思わせる力がある気がする。

長くなったけど、私も野田洋次郎の『万歳千唱』と『正解』にはっとさせられた、元18歳なわけです。

すっごいつまらない日記みたいになってしまってごめんなさい。

今度一人暮らしするタイミングがあったら猫を飼いますね!!