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住まいの【終活】

自宅を『購入する』のか
自宅を『賃貸する』のか。


この2つの争点については
どちらが良いのかということを
ここで議論することは無益ですが

基本的にはライフスタイルや考え方
大きく分かれるところであり
どちらを選択されても問題ないと考えます。

ただ
いずれの場合も
【終活】のプランニングの中で
忘れてはいけない問題であることには
変わりありません。

基本的な前提として

その場所でずっと
 年齢を重ねていかなければならない場所』

それが

『住まい』です。

自宅を購入されようが
賃貸であろうが

年齢を重ねても
安全に暮らし続けることのできる住まい

であることが求められ

そのための費用を計画していくことが

『住まいの終活』
考えなければならないことであります。


住み続けることによって生じる問題と解決方法

以下
自宅を購入される選択も
賃貸で暮らす選択も
考え方は同じですが
わかりやすく
両パターンでお話を進めていきます。
ご自身のケースに当てはめてお読みください。

「自宅」を終の棲家として考える人は
住み続けているうちに感じることや
ライフスタイルの変化に伴って
住まいに対して
解決すべき諸問題が生じます。

『住まい』そのものに対する課題
 ▢ 家が古くなったため
   メンテナンス
   修繕をしたい
 ▢ 子供が独立したため
   間取りを変更したい
 ▢ キッチンなどの住設備を
   最新のものに取り換えたい

  など

『住む人』に対する課題
加齢の過程で
現在できている家事や生活などを
行うことが難しくなったり
出来なくなったりしたときのこと。
そして
介護が必要になってしまう可能性も
考える必要があります。

特に
持ち家の場合に
手っ取り早く計画出来ることが

『リフォーム』

上に挙げた例を解決することを目的とし
すべてを解決することが
予算的に難しい場合は
優先順位をつけて
リフォームが必要な個所を
見極めていきます。

同じ条件でも
値段は様々であり
ショールームなどに足を運び

①どの程度の費用が掛かるのか
②どの程度リフォームすれば
 自分の希望に見合うのか

を中心に確認します。

また
将来
自分や家族にどの程度の介護が必要になるか
誰にもわからないため
必要最低限の箇所のみ
バリアフリー対応のリフォームをし
生活状況が変わったら
臨機応変に対応していく
段階的なリフォームを
検討するとよいでしょう。

ちなみに
高齢者や要介護認定を受けた人が住む家を
バリアフリー仕様に
リフォームする場合には
一定の要件を満たせば
介護保険や自治体の
助成金制度が利用できます。
必要に応じて
各自治体へ確認していきましょう。

賃貸の場合は
ある程度リノベーションが可能な物件であれば
手を加えることも手段となりますが
基本的には
理想とする物件に引越すことを考えてください。

そういった物件は必ずありますので
安心してください。
必要であればお手伝いいたします。

将来生じることが予測される問題と解決方法

▢ 現在の住まいの安全性に
  問題がある場合

▢ 部分的なリフォームでは
  対応できない場合

▢ 住まいがライフスタイルに
  合わなくなった場合

には
建替え・買替え・住替えを
検討する必要が生じます。

『リフォームのメリット』
①家族やそれにまつわる
 思い出のある自宅を残せること
②建替えることよりも
 費用が軽減されることなど

『リフォームのデメリット』
①建物によっては
 住み続けることの
 安全性や利便性を確保できない
②必要なリフォームをすべて行うことで
 予想以上に費用が高くなるなど

ー住替えー
リフォームを選択することによって
費用面を含めて
総合的にメリットを感じられない場合は
建替え買換えなどによる住替え
検討することをお勧めします。

①子供が独立した後の家が広すぎる場合
 ■ 夫婦2人、または一人で暮らしやすい
   間取りの家への建替え
 ■ 戸建てからマンションへの買換えなど

②今住んでいる地域が
 医療や買い物などの
 利便性が悪いと感じる場合

③子世帯との同居や近居の検討

▢ 建替えに関しては
  リフォームの最上位版と考えるべきです。
  自分たちのライフスタイルや
  介護の可能性を考慮して
  予算に応じた
  バリアフリーのデザインを
  追求するべきです。

一方
いずれの場合も
これまで住んでいた地域から
場所が変わります。

▢ 交通機関などの移動手段や
  自治体などの地域のサービス
  病院・商店等、生活に必要な施設への
  アクセスを確認しましょう。

そして
結構疎かにしがちですが

▢ その地域になじめそうか
  
確認することも重要です。
  住み替えたい希望の地域を
  必ず事前に
  下見をするようにしてください。

また
見落としがちなのですが

▢ 万一のときに
  子供や親族が
  行き来しやすい距離かどうか
  子供や親族と
  しっかりと相談することです。

  二世帯住宅も
  メリット・デメリットがありますが
  それぞれのライフスタイルを
  擦り合わせて決めていきましょう。

まとめ

【終活】のプランニングかどうかにかかわらず
住まいを決める際には、
自分(たち)が
住まい選びで大切だと思うことを書き出し
妥協できることと
これだけは譲れないと思うことを
よく見極めることが非常に重要です。

そして
もし
建替え・買換え・住替えが必要な場合には
とても大きなお金が動くので
資金調達も重要な問題となります。

住まいのあり方
暮らし方
予測される将来的な問題をすべて考慮し
それに合わせた生活資金
どれくらいのお金を住まいに充てるかを試算し
費用のプランニングを
【終活】のプランに必ず取り入れてください。

※以上はあくまでも
 終の棲家を自宅とされた場合であり
 状況によっては
 老人ホームや
 それに準じる場所や病院といったことも
 考えられます。
 そのような事態も想定することも
 【終活】ですが
 そのような内容に関しては
 別途ご案内いたします。
 また
 内容に追加補足・訂正修正などがあれば
 教えていただけますと
 とても嬉しいです。




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