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北欧で学んだ発酵文化や自然の恵みでジャンルを越えて遊びたい(bistro CACASHI 平山智幹さん)/ノーザンオカヤマのオモシロ人vol.5

こんにちは。衆楽舎のHaruです。全国的に猛暑や大雨が続いていますが、ご無事でお過ごしでしょうか。大変お待たせしました…!人気連載「ノーザンオカヤマのオモシロ人」の第5弾をお届けいたします😊

まずは「ノーザンオカヤマのオモシロ人」のおさらいです。
こちらは、私たち衆楽舎が独自の視点でノーザンオカヤマの魅力を発掘・発信し、『人』を通じてその魅力を知っていただく連載です。衆楽舎が考える「オモシロ人」とは、”地元を面白くしたい!地域の人と楽しく繋がりたい!”と、何かを実践したり挑戦しようとしている人たち。経歴、年齢、性別、そして在住歴も問いません。初めてお読みになる方は、マガジンにまとめてありますので、ぜひこれまでの記事もお読みくださいね!


連載「ノーザンオカヤマのオモシロ人」 vol.5

bistro CACASHI 平山さんご夫妻(津山市在住)その②

さて、今回ご登場いただいたのは、津山で大人気のレストラン「bistoro CACASHI」の店主であり料理人の平山智幹(トモヨリ)さん。前回登場いただいた陽子さんからバトンを引き継いでいただきました!

「bistoro CACASHI」は、津山駅からまっすぐの今津屋橋で吉井川を渡ったすぐ近くにある自然派ワインビストロ。夫の智幹(ともより)さんがオーナシェフ、妻の陽子さんがサービスを担当しています。2019年のオープン当初より評判となり、遠方から目指して訪問するお客様もいれば、一杯だけワインをというご近所の方もいらっしゃる、津山の大人気店です。

前回の陽子さんの記事はこちらから↓↓

大阪ご出身の智幹さんは、大阪でのサラリーマン生活を経て、東京で料理の道へ進んだそうです。その後、北欧のノルウェーに渡り、在ノルウェー日本国大使館の公邸料理人をしながら現地のレストランで研鑽を重ねたとのこと。お店のインテリアが居心地の良い北欧テイストなのも頷けますね!

お店のインスタからいくつかお皿の写真をピックアップしてみました!この洗練されたお料理、ぜひ多くの方に感動体験していただきたいです😊

畑の野草たち
自然派ワインのラインナップも魅力的!

電子音楽をきっかけに海外へ

Q)前回の陽子さんのお話にもありましたが、お二人の音楽の趣味がぴったりだそうですね!若い頃は音楽のために海外によく行かれていたとか?

[智幹さん]趣味が読書と音楽なんですが、好きな作家の本と合う音楽を求めていたら、電子音楽、現代音楽にハマっていました(笑)。
学生の頃に電子音楽を作っていて調子に乗ってしまい、ギャラリーの展示会やファッションショー等に合わせた音楽を作ろうと大学を卒業後にロンドンへ行きました。自分を知るには一年半は充分すぎる生活でしたが、その頃に出会った人達とは不思議と縁があって、数年後に料理を始めてロンドンのレストランで研修する際に色々助けてくれたり、ジャンルは違えど今でも仲良くお付き合いしています。

津山に移り住んだ理由

Q)音楽での出会いが、料理の道でも縁があるって素敵ですね!津山にはいつからどのようなきっかけで住んでいるのですか?

[智幹さん]ノルウェーのレストランから労働ビザを出してもらえる話になり、一時帰国をして津山に2年弱ほど住みました。結局、当時の社会情勢からビザが下りず、東京でシェフとして働いた後、2019年4月に津山(旧勝北町の奥津川)へ移住しました。
東京でのシェフ生活には期限を決めていて、絶対に戻ってこようと決めていました。 ノルウェーのレストランでの食材探しを思い出させてくれる、自然に囲まれた素敵な場所だな、というのが大きいです。

ノーザンオカヤマの好きなところ

Q)実際に住んでお店をされてみて、ノーザンオカヤマの魅力は何だと思いますか?

[智幹さん]人の結び付きが強いところです。
CACASHIに集まる人達が盛り上がって、個々で繋がり輪が広がっていくその速さをカウンター越しに見ていると面白いです。お互い、知り合いにすぐ辿り着くのが早いのもポイントなんでしょうか。友達の友達はみな友達だ、を地で行くような感じがして面白いです。

Q)初めて訪れた方に案内したい場所はありますか?

[智幹さん]夕暮れ時の路地裏。コントラストがヨーロッパを思い出します。

お店の前はこんな素敵な路地なんですよ!

Q)ご自身がいちばん好きな場所はどこですか?

[智幹さん]奥津川の田畑を見下ろせる場所です。店名の「CACASHI」 を思いつきました。 風の音、生き物の声など色んな音が聞こえ、山の匂いに癒されます。

Q)あえて、ノーザンオカヤマの短所を言うと...? 

[智幹さん]ずっと車移動というところでしょうか…。

Q)移住してから増えた趣味とは?

[智幹さん]読書と電子音楽の他に、こちらに来てからは散歩も趣味になりました。集落の中を歩き、四季を感じるのが気持ちいいです。

Q)好きな場所で聴きたい音楽は?

[智幹さん]既に自然の音に囲まれているので、ジョン・ケージの『4分33秒』です。これを選んだ理由は、1番リラックスできる場所で、余計な音が必要ないくらい自然の音に囲まれているからです。

ノーザンオカヤマで実現したいこと

Q)陽子さんは、bistro CACASHI をノーザンオカヤマで愉しく遊べる場所の1つにしたいとおっしゃっていましたが、智幹さんの夢はなんですか?

[智幹さん]北欧で学んだ発酵文化や県北の自然の恵みで、他ジャンルの人も交えてもっと掘り下げて遊びたい。あと、大人の電子音楽会の開催です(笑)。


智幹さん、素敵なそして貴重なお話をありがとうございました!
食だけでなく、いろんなジャンルを飛び越えて人を結びつけてくれそうな素敵な雰囲気のお店になっているのは、このお二人だからこそですね。今夜も平山さんご夫妻のもとへ美食家が集まってワイワイしていることでしょう。大人の電子音楽会、ぜひ実現いただきたいです!もちろん、衆楽舎も駆けつけます😊

ある日のCACASHI。この夜もノーザンオカヤマのオモシロ人たちが集まってました!

ノーザンオカヤマ セレクション

最後は、衆楽舎おなじみ音楽コーナー。先ほどのインタビューで平山智幹さんに、ご紹介いただいた曲です。大人の電子音楽会の予習としても必聴です〜。

Apple MusicとSpotifyのリンクを貼っておきますので、自然の恵みを感じる場所でぜひお聞きください😊

ジョン・ケージ 『4'33"』



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最後までお読みいただきありがとうございました!次回もどうぞお楽しみに〜。
衆楽舎の広報担当、Haruでした。


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