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「生きにくい」と思っていたらHSPだった。その②〜向いている仕事、職業、適職とは〜

僕はHSPだ。Highly-Sensitive-Personというのは「とても敏感な人」という意味であり、五人に一人の割合で存在すると言われている人たちが持つ特性のことだ。

前回もHSPについて記事を書いたが、今回はその続きである。ちなみに前回の記事では、「HSPとはどういう人が当てはまるのか」「強みは何か」「抱える悩みは何か」ということを書いた。今回初めてHSPという言葉を聞いた方や、私の記事を読むという方は、前回の記事から読んでいただくと、よりスムーズに理解できると思う。

HSPの適職は?

さて、そうした「とても敏感な人たち」に向いている仕事は、一体何なのだろうか?これが今回のメインテーマである。

とはいえ、既にネットには情報が溢れている。なので、私の記事では、リンクと共に一旦整理したいと思う。つまり、読者の皆さんがそれぞれで検索していろんなサイトを行き来する「手間」を省けるようにする。

①私見だが、上記リンクのサイトはHSPの方必見である。大人の事情により私の記事で公開することはできないが、書かれてあることは、皆さんがきちんと自己と向き合いながら、天職を見つける手助けをしてくれることだろう。また、有料で適職診断も行ってくれるそうだ。私は診断は受けていないが、もしそれを通じて天職と思える仕事に着くことができれば、安い投資だと感じることだろう。

②上の記事は「適職を必死で探したHSPの方」が書かれているので、読んでいてとても心地よい。途中で「ん?」となることなく、むしろ「そうそう!」となりながら、かつ、新しい知識を得ながら、読み進むことができる。因みに挙げられている職業としては次のようなものがある。

学者、カウンセラー、グラフィックデザイナー、営業、事務、看護師、アーティスト、秘書、経営者、公務員、教師、コンサルタント、伝統工芸の職人、ハンドメイド作家、システムエンジニア

「多い...結局色々じゃん!」となるかもしれないが、次の方程式をみれば合点が行くはずである。

適職=「やりたいこと」×「得意である」×「職場環境」(「繊細さんの本」より)

HSPの多くの人は、共通して敏感であるという点から「職場環境」に求めることが似通っているだろうが、「やりたいこと」と「得意であること」には個人差があるので、結果として、仕事が多岐にわたるのは当然のことなのである。

③この記事では、ただ適職として様々な職業が羅列されている。

家具職人、ペット美容師、心理療法士、牧師、重機オペレーター、農業、ライター、編集者、アーティスト、レントゲン技師、気象学者、植木職人、文系の学者、会計士、電気技師、WEBデザイナー

個人的には、「根拠は!?」「そこ行く!?」と脳内で総ツッコミ状態であるが、まあ、視野が広がるとも捉えられるからよしとする。当然、自分のペースで仕事ができる「フリーランス」が書かれてあるのは頷ける。

そして、この記事で面白いのは「向いてない職業」からもアプローチしている、という点である。HSP当事者からすれば当然の話であるが、刺激の大きい仕事は向いていない。つまり、日々新しい人と接したり、騒音にさらされたり、五感から入ってくる情報が多い仕事のことである。

※HSPの中にも「内向型」や「外向型」、「刺激を求める(High-Sensation-Seeking)型」など様々な種類があるので、必ずしも全員が該当する訳ではない。

④この記事では、HSPに適職と考えられる7つの職業について、「なぜ向いていると言えるのか」という所から一つ一つ丁寧に解説してくれている。

物書き(作家、ライター)、校正、カウンセラー・セラピスト、アナリスト、教える業務(先生、講師、コーチ)、キュレーター(学芸員)、マッサージ師などの施術者

HSPの特性と具体的な仕事とを結びつける過程(論理、思考経路)がきちんと書かれてあるため、HSPの理解・仕事の理解にもつながる記事である。

おわりに

いかがだっただろうか。もし、HSPの方で「今こういう仕事をしているが、こういうところが苦しい」とか「こういう仕事をしているが、こういうところがとても良い」とか「いまはこういう仕事を目指して模索中である」とか、経験談がある方がいらっしゃれば、是非、生のコメントをいただきたい。

HSPの人を中心に、情報を共有して、お互いに、できることをし合い、支え合いながら、一人でも多くの人がより豊かに、生きていけたらいいなと思う次第である。

P. S. 私が考えるに、noteをしている読者の皆さんは、特に「物書き」に興味関心があると拝察しますが、どうでしょう。。笑



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