rikahi

高校2年生です。 刑事ドラマ、名探偵コナン、シャーロック・ホームズが大好きです。4人姉…

rikahi

高校2年生です。 刑事ドラマ、名探偵コナン、シャーロック・ホームズが大好きです。4人姉弟の次女です。いろんなこと書いてます。生き辛い世の中でどのように喜びを見出すのか。私自身、答えを探しながら日々、全力疾走中です。

最近の記事

  • 固定された記事

初めまして

初めましてrikahiです。 平々凡々な高校生です。 大好きなのは刑事ドラマ、名探偵コナン、シャーロック・ホームズです。 noteでは私が日々感じていることを綴っていきたいと思います。 生きずらさだったり、いろんな事への葛藤だったり、愛されて幸せだと感じた瞬間だったり、毎日を生きる上で感じた事全てを書きます。小説感覚で読んでください。 高校生は見ている世界が狭くて、考え方がどこか幼くて。        大人からしたら笑っちゃうような事で前に進むこともできずにネチネチ

    • なくしたくないもの 第3話

      見学1回目 公民館のようなところで、小学生高学年から高校生のお姉さんたち(女しかいなかった)が練習していた。驚いたことに、指導者的な先生はいなかった。「準指導員」という資格を持っている人を中心に、「教えられる人」が教えている感じたった。 私とお姉ちゃんは暖かい眼差しでその中に迎えられた。 「太鼓の見学に来た、朋花ちゃんと燿ちゃんです。それぞれ小学5年生と3年生だよ、じゃあ、恵美ちゃんが2人に基本練習教えてあげて」 と、その中でいわゆる「準指導員」の資格を持ったちょい偉

      • なくしたくないもの 第2話

        「あの太鼓のステージ良かったね!」 お母さんが笑顔で言った。 「そうだね」 つまらないと思っていたけど私はなんとなく話を合わせた。するとなんとお母さんが、 「燿と朋花も太鼓やってみる?」 なんて言ったものだから驚いた。 そこでさっき、やる側の方が楽しいと思ったことと、踊っていた人達が生き生きしていた理由が気になったことを思い出して、そっち側に飛び込んでみるのもいいのかなという考えが頭をよぎった。 何よりも、私のパフォーマンスでオーディエンスを魅了したい そんな

        • なくしたくないもの 第1話

          ドンドン、カッ『イヤササ!』ドンドン 20人以上の男女が旗を振ったり、大小の太鼓を叩いて踊っている 「ねー、お姉ちゃん、あんなの見てもつまんないよね?何が面白いんだろーね」 お母さんに連れられて行った大きなホールに、活気のある掛け声と大きな大きな太鼓の音が響く。 当時小学三年生の私は、目の前で行われているパフォーマンスに大勢のオーディエンスが釘付けになってい

        • 固定された記事

        初めまして

          見た目に自信がないんだ!

          他人は自分が思っているほど、自分の見た目を気にしていない。 私の勝手な偏見ですが、自分の見た目に自信があると言い切れる人は少ないと思います。 かく言う私も自分の見た目に自信がありません。母に何度かそのことを相談したことがありますが、決まって言われるのは最初に記したこの言葉です。 初めはこの言葉を信じていましたが、自分のことをよく考えるようになってから、この言葉を素直に受け入れることができなくなってしまいました。 というのも、私は他人の見た目をすごく気にする人間だからで

          見た目に自信がないんだ!

          入学直後にすることは?

          私の通っている高校は私立で中学校と高等学校があります。 休校に入るときに先生から、毎日学校のホームページをチェックするようにと言われたのでその通りにしていたのですが、その中で面白いものを発見しました。 私立とあって学校のHPは充実していて、topに最近の行事での生徒の写真が流れています。 最近の行事といえば、入学式ですね。うちの学校は各教室全部を使ってテレビの中継で入学式をしました。写真の新入生の様子も笑顔で微笑ましいものでした。 その流れる写真を見ていると、思わず吹

          入学直後にすることは?

          True Love 第七話

          「休みの今だからこそ、勉強して差をつけなさい。」 何度も言われた言葉だ。分かっていても行動に移すのは難しい。ほとんどの学生がそうではないだろうか。私もその1人だった。 お昼の時間になって、自分だけ作って食べるのは忍びないと思い、母と弟にも煮込みラーメンを作って食べた。その後、母から、 「今のうちに、勉強しときーよ。周りの人はしとるけんね。」 と言われた。また始まったと思ったが、無視して行くことができず、話が終わるまで大人しく聞く事にした。 「お母さんもね、看護学校を

          True Love 第七話

          True Love 第六話

          緊急事態宣言が出てから、弟が学童に行かなくなり家で過ごすようになってから5日目である。カタカナを書けるようにさせたいという両親願いがあってドリルを買い揃えていたのだが、初日こそ私がつきっきりで面倒を見てやらせたものの、2日目以降はパソコンでYoutubeのゲーム実況や子供向け動画を四六時中見ていて、なかなかカタカナを勉強しようとしない。パソコンを取り上げようとすれば、めちゃくちゃ殴られるので私も放置してしまう。Youtube以外のことをしてもらおうと、トランプで遊ぶことや庭で

          True Love 第六話

          True Love 第五話

          週末の晩ごはんは大体、カレーとかお好み焼きとかがよく出てくる。この間の日曜日もお好み焼きが出た。父がお好み焼きソースやマヨネーズを冷蔵庫から取り出そうとすると、5歳の弟が 「いいって!ここにあるから!!」 と叫んで、なんとケチャップを手にした。 家族全員で大爆笑した。ものすごく、愛らしい弟だ。まっすぐ成長して欲しいな。

          True Love 第五話

          True Love 第四話

          姉弟がいることは良いことばかりなのだろうか。私、妹、弟は姉の影響を強く受けている。初めてハマったJ-popは姉がいつも大音量で流していた曲だったし、シャーロック・ホームズに出会えたのも姉が本を借りてきたからだ。自分が気に入った曲は、姉が気に入らないと良い曲だと思えなくなってしまったし、姉の意見が頭からこべりついて離れないこともあった。姉が好きだったものは私、妹、弟と順に好きになった。姉がいることで私は姉に影響され過ぎて、いったい自分は何が好きなのか、何がしたいのかわからなくな

          True Love 第四話

          True Love 第三話

          小さなことでも感謝するという習慣をつけると、今まで気づくことが出来ていなかった両親の愛を感じるようになった。きつい体に鞭打って掃除をしてくれたり、なるべく私たち4人姉弟の要望を叶えようと妥協してくれたり…。面と向かって「ありがとう」は気恥ずかしくて言えないけど、心の中ではすごく感謝している。でも、今は思春期やら反抗期やらいろんな理由で素直になれないので、この間母に「明日学校あるの?」と聞かれ、当たり前だろうと苛立って「そうやけど!」とつっけんどんに返してしまったのだ。そう言っ

          True Love 第三話

          True Love 第二話

          家族の繋がりって、強いようで、簡単に壊れてしまう気がする。 特に、子供の立場から言わせてもらうと今の時期は、両親が離婚しないかどうかが一番気がかりになっている。日に日に激しくなる喧嘩、「お父さんとお母さんどっちが好き?どっちに行く?」という質問、隠れて泣く母の泣き声、全てに敏感になる。 2人のことに関しては、私たち子供は無力だ。ただ、無垢な赤ちゃんが空気を読まずに場を和ませることしかできない。どっちが正しいかなんて言えないし、喧嘩の種が少なからず子供にあるという事実も邪魔

          True Love 第二話

          True Love 第一話

          私は家族の笑顔が好きだ。だからなのか、無意識のうちに父や母に疲れて苦しげな顔をさせるくらいなら、私が代わりに(家事などを)やってあげたいという思いに取り憑かれる。とにかく、笑っていて欲しいのだ。 でも、現実は上手くいかない。 「やったほうがいいんだろうな」と思っても行動しないことの方が多い。そして、そういう時に限って母が悲鳴を上げる。母並みじゃないかもしれないけど、疲れて帰ってきた時に誰も何もやってくれてない時のイライラは半端ない。その気持ちがわかる分、余計にやらなければ

          True Love 第一話

          心の弱さ 最終話

          新型コロナウイルスで休校になったのを利用して私は姉と2人で中学生の頃の恩師に会いにいった。ちょうど、中学校の卒業式でバタバタしていた日だった。ファミレスで待ち合わせた。しばらく2人でソワソワしながら待った。こういうのは初めてなのでちゃんと先生に会えるかどうか不安でドキドキしていた。 1時間後、扉が開いて先生の姿が見えた。 夜ご飯をそれぞれ注文して、最初は姉が近況報告をした。私は先生から「勉強どうね?」と聞かれて、話し始めた。今まで抱えていた悩みを全て。重い空気になるかなと

          心の弱さ 最終話

          心の弱さ 第6話

          Aちゃんに向き合おうとする自分と楽しい方に逃げようとする自分。 Aちゃんから離れたい自分がいる。そして、そう思う自分を軽蔑する。 また、ドロドロとしたものが自分の心の中に出てきた。苦しかった。 それがまた学校に行きたくないという思いに拍車をかけた。また、あの地獄の日々に逆戻りだ。 朝補習に行けなくなった。父にまで迷惑をかけた。先生と母は私のことを諦めた。 Aちゃんの事をある友人(以下、Kちゃん)に思い切って話してみた。Kちゃんは引くことなく共感してくれた。 その時に、

          心の弱さ 第6話

          心の弱さ 第5話

          学校で席替えをした。隣の席の子は女の子でクラスの一部の女子に嫌われている子(以下、Aちゃん)。初めは、この子が隣でもうまくやっていけると思ってた。教会で兄弟姉妹の愛とかを教わっているおかげで、好きな子はいても嫌いな子は作らないようにしていた。Aちゃんの事も嫌いではなかった。 私の通う学校は私立で、クラスはとても頭の良い人が集まっている。私は自らその学校、クラスに入ることを希望した。というのも、中学生の頃、もっと言えば小学生の頃から人間関係で悩まされていた。だから体験入学で感

          心の弱さ 第5話