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『戦争社会学研究』vol.8に書きました:「記録の余白を補足する記録の収集―「体験者なき時代」における戦争体験継承の取り組み」
『戦争社会学研究』vol.8(p.152-155、2024年)に短いエッセイ「記録の余白を補足する記録の収集―「体験者なき時代」における戦争体験継承の取り組み」を寄せました。 本エッセイは、2023年12月20日、関西学院大学で開催された戦争社会学研究会・第2回例会、テーマセッション「戦争社会学とパブリック/パブリシティ―戦争社会学を世の中に開いていくこと」での発表をまとめたものです。 戦争社会学研究会HP:テーマセッションの記事 https://scholars-net
『週刊読書人』7月26日号に書評を書きました:清水亮・白岩伸也・角田燎著『戦争のかけらを集めて―遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践』
『週刊読書人』2024年7月26日号(第3549号)・3面に書評を書きました。 「内側からの声の奔流―隔たりを見つめ、言葉になおし、過去とつながる」 書評 清水亮・白岩伸也・角田燎著『戦争のかけらを集めて―遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践』図書出版みぎわ、2024年 「筆者たちにとって、戦争体験と呼ばれる過去の出来事の手触りは、当事者との直接的接触を想定する、「記憶の継承」という言葉になじまない。むしろ、その過去から隔たっていること、一度切り離された場所から出会い直そ