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城縫ヰ
2023年2月26日 23:39
うら若き女子高生がカチャカチャケータイをいじり寝っ転がりながら喋り続けていた。どうにも、通話している様子はみられない。ずっとマシンガンの様に学校のことでのあれやこれや、殆どが愚痴の話を打ち続けていた。この独り言の極地とも言えるような所業、かれこれ丸一年、続けられている。感想としては、もううんざりと言ったところか。「いや、本当に保体のゴリ松がホント性欲猿過ぎてありえないんだけど。ずっとずっと胸と
2023年2月23日 09:27
高い天井を見上げている。驚くほど真っ白だ。清潔感よりかは、いっそ、自分自身の色を吸い上げられてしまうような吸引力を感じた。頭の中の宝箱にしまった、過去の鮮烈な記憶が、極彩色の映像となって投影された。ああ、可愛らしい彼女の横顔だ。いじらしく気になって、ばれるかもと怖がりながら見つめていたことを覚えている。ちょっと照れた引きつりを顔に感じて、隣で彼女が笑っている。彼女が頼まれた荷物を、勇気を出し