ShirahamaMasaya

Visual & sound Artist ,Gank drum player…

ShirahamaMasaya

Visual & sound Artist ,Gank drum player 岩手県釜石市出身 2014年長年住んでいた東京から十勝に移住 2024年4月から長年の憧れであった礼文島に1年間移住。 礼文島の魅力と人生の後半に向けて日々の心境を綴ります。

最近の記事

そこにいることが仕事「存在給」

今日はここでランチ。セルフ弁当。 と言っても、寮で提供しているおかずの残りものを頂いて詰めただけ。 私の仕事はとある寮の維持管理。 設備と入居者の生活の両面で、 仕事は一つ一つは雑用的な簡単なこと。 掃除や調理は別の担当がいます。 重要なミッションは居住者を見守っていること。 記録したり、伝達したり。 日常的な注意を促すことはありますが、 特別、支援をするということは課せられてません。 ネットなどで話題になった「レンタルなんもしない人」という方がいます。 何もしないけど

    • 二つの絶滅危惧種に会ってきた。

      真正、絶滅危惧種 見られました! こちらは礼文固有種のレブンアツモリソウ。 今は保護区でしか見られず、本当の絶滅危惧種です。 減った理由の一つは盗掘だそうです。😭 小さい目立たない花ですが可愛らしい。 花がなんとなく奈良美智さんの描く女の子のように見えます。 なんか、ほっこりする花です。 帰り道で、もう一つの絶滅危惧種に遭いました。 「普通のラーメン」 婚活界では「普通の男がいない」がキーワードらしいですが、 これはラーメンにも当てはまります。 昔ながら

      • 自転車で、行きはよいよい、帰りは地獄

        この週末は連勤あとの連休。 寝坊に耽ってから、天気がいいので自転車で出かけました。 強風の天気予報でしたが、外に出てみると大したことなくて楽勝!と。 お供は愛車bike friday。北海道きてからすっかりご無沙汰でした。 追い風気味で漕ぐのも楽ちんでこりゃいいやとルンルン♪ 海に面した眺めのいい広場で、お弁当。極楽です。 そこからのんびりと島の北の方まで行って、島では貴重な喫茶店が開いていたのでコーヒーをいただき、帰路に。 くつろぐかもめに微笑みながら進みます。

        • それでも撮ってしまう写真をどうしたらいいのか。

          写真を撮る欲望について考えてしまう。 (この辺が作家脳の病癖だ) いい風景や情景に出会うと撮影したくなる。あるいは絵を描きたくなる。 (写真の方がこの欲望に沿って書きやすいので写真について書く) そのまま撮っても凡庸な写真でしかない。 なので、凡庸から脱していい写真にしようとする。撮影技術を上げる、機材をよくするという方法をとる。 しかしそれでも凡庸を脱するのは難しい。せいぜい作例写真に近づくくらいで。 もう少し踏み込んでみる。 独自の撮影方法や機材、プリント手法を開発

        そこにいることが仕事「存在給」

          巨大水芭蕉の島!

          あいにくの雨。 連休中はやっと出かけられる状況になりましたが、疲れからか部屋で休む日が多く。 先日、裏山を少しトレッキングしました。新緑はこれから。 水芭蕉の群生に遭遇しましたが、これが驚きの大きさ。葉を含めた高さは50cm以上! 水芭蕉て20cmくらいのイメージじゃない? これは、 可憐な花のイメージではなく、SF的です。 高山植物が咲く環境なので森林も高山の趣です。 平地から20分ほど歩いたくらい。 標高は50から100mくらいかな。 北端の島ならではなのかな

          巨大水芭蕉の島!

          長年の経験と学習と探究で得たものはなんだ?

          2昼夜続いた暴風雨はやっと収まりまった。 さいはての厳しい気候を垣間見ましたが、地元の方は、こんなのは別に普通、普通〜という感じ。 連休挟んで体調を崩すような時期らしく、私もなんとなくパッとしない感じ。 太陽フレアのせいとか、星めぐりとか運勢的にそういう時期?という話もあるけれど、 単純に歳のせいかもしれないし、新しい環境の疲労かもしれない。 とりあえず今は、急いでやるべきことがなくて助かっている。そういうのは随分久しぶりのこと。ちょっとのんびりしよう。 ダラダラするの

          長年の経験と学習と探究で得たものはなんだ?

          嫌いではない台風前夜の高揚

          寒かった。 最高気温4℃! ストーブを少し強めました。 しかも前夜から強い風と雨で冬の嵐。 やませの影響で雪がちらつきました。 やませって覚えてます? 中学の教科書に出てきてましたよね。 外に出る用事はないので、特に困りはしませんが、 連休とこの天気によるフェリー全便欠航で食材が不足、調理人さんはちょっと困っているようでした。 今日帰寮予定の学生も稚内で足止め。 島ならではの悩みです。 私はこの高波と暴風雨、眺めている分には、なんとなく気持ちが高揚します。 ありますよ

          嫌いではない台風前夜の高揚

          新相棒のハーフカメラ Olympus PEN EEが来た

          着任して1ヶ月。 仕事も用事も一段落して、ほっとしていた日に閃いたのは、古いハーフカメラを使ってみること。 閃きなので、そんなにロジカルではない。 自分の作品にする撮影スタイルは、はっきり決めてある。 「浄土」というシリーズは35mmのモノクロフィルムで撮ってスキャンしてデジタル化している。使うカメラは完全マニュアルで機械式シャッターのRicoh XR-8super。 被写体は雪景色や霧の情景など、この世ならざる風景で、たまにしかそのシチュエーションには出会わない。しかも、

          新相棒のハーフカメラ Olympus PEN EEが来た

          解放されると色々思いつく?

          休日の午後、人がいなくて、のんびりできる場所を見つけた。 この風景を見ながら弁当タイム。 礼文島の最北端に近づいてます。 ここは観光地的ではないが、自分好みの至福の情景。 のどかに弁当を食べていたら、また馬鹿なことを思いついてしまった。 作品のことをいつもあれやこれや考えてしまう作家脳。 絵画のこと、木彫のこと、音楽のこと、写真のこと。 今日は、日々撮りたまって行く写真のことを考えている。 これを思いつきとするか天啓とするか。 そんなに画期的!ってほどでもないが。

          解放されると色々思いつく?

          ここを超える絶景ロケーションのコンビニはある!?

          礼文島にはコンビニが一軒だけあります。 大きめの集落から少し離れた海沿いにあります。 平地が少ないので、駐車場が取りにくい。なので郊外になったのでしょう。 人口2200人の町にも出店してくれるのは、地元のチェーンのセイコーマート。 絶景のコンビニは各地にあるでしょうが、ここも十指には入りそう。 海に面していてそこから正面には利尻富士がど〜んと見えます。 島には小さなスーパーがありますが、ここのコンビニも貴重な食品店。 日用品などここでしか手に入らないものも多く、重要な

          ここを超える絶景ロケーションのコンビニはある!?

          初の休日の最高の贅沢

          今日は久しぶりに何も予定のない休日でのんびり過ごしました。 1日に着任してから何度か休みはあったのですが、 引っ越し後の手続きやライブの準備で、 休みという感じではありませんでした。 自転車を持って来てるのでサイクリングと思っていたらあいにくの雨。 で買い物とちょいとドライブで、また南の方に来ました。 でもこの間とは別方向で港の裏側の方へ。 ここは展望地で観光スポットでもあります。さすがの絶景です。 ここに見える建物はある筋では有名なユースホステルです。 素晴らしいロケー

          初の休日の最高の贅沢

          気分はNY!都会の喧騒が新鮮

          ホテルで車の騒音、電車の音、サイレンが鳴り響く町の喧騒で目が覚める。 おお、俺は今憧れのNYに来ている! という気分。 かなり道民化してる。 だいぶ前になるけど、NYなどの海外に行くとその町の喧騒が新鮮。 はじめて上京した時もそう。 夜のどことなく響くゴォーという音やどこでも聞こえる電車の音。 あれが東京の音、大都会の音として新鮮に聴こえた。 東京に長く住んで、それも当たり前になって特に気がつきもしなくなった。 空気のように。 北海道に移住して静寂の音というのを改め

          気分はNY!都会の喧騒が新鮮

          北の果てから都へ

          このnoteの趣旨からは外れるので、簡単に出来事だけ。 移住以前に決まっていたライブ公演をするために上京します。 離島から東京はさすがに遠い。 しかも今日は道北らしく肌寒い。 フェリーで渡ってから飛行機。 それが高い! だから遠いのは、時間よりも交通費の感覚かな。 今回は3泊4日のとんぼ返り。 一つくらいは展覧会見られるかな。 時間が足りないな、きっと。

          北の果てから都へ

          住みたい所に住むという幸せ

          衣食住が生きる基本だとすれば、着たいものを着る、食べたいものを食べる、住みたい所に住むというのは、基本的な欲望と言えそう。 食べたいもの、着たいものに根拠はそれほど必要ない。 自分の好みだからで十分。 住みたいところも同じかもしれない。 なんとなく気に入っているから。 特別に理由はなくてもいい。 まだ住んでいる周辺と必要な日用品の買い出しの範囲でしか、出掛けていないけど、 その道すがらで好きな場所に住んでいることで満ち足りた気持ちになっている。 海辺で波音を聞きながら、

          住みたい所に住むという幸せ

          雨も曇りもいい天気

          晴天続きでしたが、今日は朝から雨模様。 礼文は天気が変わりやすいらしく、また島内でも場所によって全然違います。 今日も北の集落では晴れていました。 利尻富士は影も形も見えず。 こういう天気は世間では「悪い天気」ですが、 私には必ずしもそうでもなく。 このどんよりとしたグレーのグラデーションが美しいなぁと見惚れます。 しかもほんの少し色づき始めた雑草の緑がまた美しくて。 自分の作品として写真を撮る時は、 晴天の日はほとんどありません。 晴天の風景って憂いがないじゃない?

          雨も曇りもいい天気

          毎朝の小さな悦び

          今朝の海。職場の窓から。 海に面した完璧なオーシャンビューではないけど、 十分に贅沢な眺め。 朝の仕事が一段落すると陽が昇ってしまっているけど、 それでも、 ここからの眺めは見惚れてしまう。

          毎朝の小さな悦び