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そこにいることが仕事「存在給」



今日はここでランチ。セルフ弁当。
と言っても、寮で提供しているおかずの残りものを頂いて詰めただけ。


道が海に向かっているように見える岬



私の仕事はとある寮の維持管理。
設備と入居者の生活の両面で、
仕事は一つ一つは雑用的な簡単なこと。

掃除や調理は別の担当がいます。
重要なミッションは居住者を見守っていること。
記録したり、伝達したり。
日常的な注意を促すことはありますが、
特別、支援をするということは課せられてません。

ネットなどで話題になった「レンタルなんもしない人」という方がいます。
何もしないけど一緒にいますよというサービスをする方。
その方の著作に「存在給」という言葉が出てきます。
人がそこにいることが重要で価値があるというもの。
こういう仕事は稀にありますね。
お飾りのポジションにいる人や、
大きい施設の警備員とかもそれに近い。
極論すれば「天皇」も非常に重い存在給の任務。

誰かが見ているということ、そこにいること、
そして何かあった時に対処するのが重要。
私の仕事もそれに近いと感じてます。

福祉施設の仕事をしてなかったら、応募してなかったでしょう。
人を見守るという仕事の経験があったので、
その辺が何となくわかるようになりました。

肉体的には楽な仕事ですが、朝5時起き、業務終了が夜10時。就寝は11時ごろ。
仕事は細切れで、間で休憩はたくさんありますが、
拘束時間の長いのがポイント。



大きくない島だけど、北海道的な広がりもあります

全員が不在になる昼間は、自由行動ができますが、
全員が外出というのはまだ1日もありません。

少しづつ睡眠が足りないのと、
住み込みなので、どことなく落ち着かず、
休みの日にはじんわり疲労が残っています。

なのでできるだけ、こういう場所に来て解放するようにしています。

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