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長年の経験と学習と探究で得たものはなんだ?

2昼夜続いた暴風雨はやっと収まりまった。


さいはての厳しい気候を垣間見ましたが、地元の方は、こんなのは別に普通、普通〜という感じ。

連休挟んで体調を崩すような時期らしく、私もなんとなくパッとしない感じ。
太陽フレアのせいとか、星めぐりとか運勢的にそういう時期?という話もあるけれど、
単純に歳のせいかもしれないし、新しい環境の疲労かもしれない。

とりあえず今は、急いでやるべきことがなくて助かっている。そういうのは随分久しぶりのこと。ちょっとのんびりしよう。
ダラダラするのは、罪悪感を感じてしまう貧乏性なので、体調が今ひとつというのは、実にいい理由になる。


ゆとりが出たら色々降ってきたよ。昨夜も。
何かをしなくちゃと思わなくても、身体と感覚はちゃんと感じている。
大丈夫。
自分のセンサーを信じよう。

アートについて色々学んできたし、経験もして来て、結局あれはなんになったんだ?という虚無感はある。
作品はずいぶん作ったし、展覧会企画も数えきれないくらいやった。
でも
大した成果は上げていない。
技術は多少身についたが、それだって上手い人はいくらでもいる。
知識もオタク気質でそれなりにあるが、研究者レベルの人には敵わない。
音楽に限った話をすれば、演奏技術も音楽理論の教養もない。
巷の感覚で言えば、ミュージシャンは名乗れもしない。

自分の得手は何だろう?

自分が得たものは、分析力とセンサー感度だと感じている。
それを元にした構築力というか、組み立てる力というか。
アートならキュレーター的、音楽の世界でいうならプロデューサー的なそういう感覚。

それを単独で見るなら、キュレーター、プロデューサーの凄腕もいる。
私はそれと併せて作品を作ることができる。
その辺に強みがあるとは思う。

まずはその種となるものを生み出すセンサーが重要だ。
微弱な誰も気づいていない何かをキャッチする。
それを掴むために行動する。
それは直感とロジックの合奏でもある。
才能豊かな人は、本能と直感だけで進めるだろう。
自分はそれだけでは足りない。
だから今の今まで時間がかかった。

ということにしよう。
そうすれば、虚無感から少しは逃れられる。

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