史穂理(臨床心理士・公認心理師/俳優)

🕊臨床心理士 ・公認心理師/俳優 🕊️「文化・芸能業界のこころのサポートセンターMeBu…

史穂理(臨床心理士・公認心理師/俳優)

🕊臨床心理士 ・公認心理師/俳優 🕊️「文化・芸能業界のこころのサポートセンターMeBuKi 」代表 https://mebuki.org/

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最近の記事

目標「自炊再開」

2024年ピラティス始め。 からの、美容院でメンテナンス。 からの、気になっていた写真展へ。 ⁡ カレーうどんをハフハフかき込んで帰宅した後は、 結局〆切ギリギリになってしまった オーディションのエントリー。 ⁡ 今月末にプロフィールの撮影も入れているので、 撮影に備えてコンディションを整えておきたい。 ⁡ そんな私を支えてくれる パワースポットのような人たちが周りにいて、 身体つくりはこの人、 髪のことはこの人、 顔のコリはこの人、 筋肉のコリはこの人、 演技のことはこの人

    • 「なにも言葉が出てこない」を書いてみる

      地元・仙台で、心理職や対人援助職の友人と 能登半島地震について語らい合う。 ⁡ 「なにも言葉が出てこない。」 「専門家として情報発信した方がいいって分かってるけど、できない。」 という、私の本音がこぼれ落ちる。 ⁡ 結論。 私たちには、震災トラウマがやっぱりあるのだ。 ⁡ 被害の濃淡に関わらず、 それ(トラウマ)は、私たちの中に確かにあるのだ。 なにも言えなかった。 ⁡ それは、どこに/だれに向かって、 なにを発すればいいのか わからなかったからだと思う。 ⁡ —— ⁡ 同

      • ビューティフルとハートフルとおばさんの考察

        今年言われてうれしかった言葉No.1は、 「しおりさんは、ハートフルな人」。 芸能活動をしていたこともあり、 必死にビューティフルを求めてた20代前半。 そんな私が、 ビューティフルよりハートフルを うれしく思うようになんて、 成長を感じずにはいられない。 もちろん、ビューティフルだってうれしい。 なんなら、めちゃくちゃうれしい。 (だって、それなりにお金と時間をかけて努力してるから。) でも、ハートフルって、 ちょっと響き方がちがうというか、 自分に及ぼす作用がちが

        • マネージャー讃歌

          保護犬が里親の元に引き取られ、 徐々に心を開いていく… 人間への信頼が少しずつ回復し、 虚な目で牙を向いていた姿から、 「次はどんな楽しいことする?」と言いたげな瞳で にっこりと口角を上げ、 微笑んで(いるようにしか見えない表情で)里親を見上げる。 ゔー、ゔー……と部屋の隅で身を震わせていた姿とは、 別の生き物のようだ。 そんなドキュメンタリーを見ると、 保護犬と「芸能マネージャー不審に陥っていた自分」を重ね、 (他人事ならぬ)犬事とは思えなくなる。 わかる!わかるよ

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        • エッセイ
          10本
        • メンタル
          19本
        • 自分メモ
          11本
        • 臨床心理学
          10本
        • シネマな処方箋note
          4本
        • 経歴
          2本

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          まろやかな夢をみる

          私のスケジュールには、 「休む日」、「1/2休む日」、 そして「自宅入院」の3種類のOFFがある。 「自宅入院」は、その名のとおり、自宅で入院患者のように過ごす日。(一歩も家から出ないために、前日の買い置きは必須。) 一切の努力をしない。目覚ましもかけない。家事もしない。 集中力を要する濃密な日々を駆け抜けるためになるべく月1回は確保したい貴重な休日。 今日は、そんな「自宅入院」の日。 目が覚めたのは、13:00。 昨日は1:00に寝たので、12時間寝たことになる。

          過去の自分をハグ!ハグ!!…ハグ!!

          1年で1番好きな日っていつですか? 私は、12月31日。大晦日です。 美味しいものを食べた満腹のお腹で 実家のこたつでぬくぬく暖まりながら みかんの皮を剥き、 1年を振り返る…。 夜が静かに更けていくのと反比例して、 わくわく!と心が疼きだす。 そんな新年を待つあの感じが、 大好きなんです。 ということで、 12月はその大好きな日に向かって、 振り返りに振り返りを重ね、 あーでもないこーでもないと思い巡らせ 来年の計画を立てるわけですが、 新しい年が来る!という高

          過去の自分をハグ!ハグ!!…ハグ!!

          おつかれ、東京。

          寝る前にパジャマ姿でベランダに出て、 夜の街を眺めながら 「おつかれ、東京。」と呟くのが、 今の家に引っ越してからの、わたしの日課。 遠くに見える高層マンションからは 点々とした灯りがもれていて、 (どんな人が住んでいるんだろう…) (もうそろそろ寝るのかな…)などと、 窓の向こうの体温や呼吸や日常に想いを馳せる。 人が、たしかに生きている。 そのことに、安心する。 「焦り」に心がかき乱されるのは、 12月特有の季節病なのだろうか… いや、それだけじゃない。 わたし

          3月3日で、33歳になりました!

          本日3月3日で、33歳になりました。 ⁡ 私の人生で 3、3、3が揃う誕生日って333歳まで生きない限り1回しかないので、堂々と、人生の段階が「33」に突入したことをご報告させていただきます! (あ〜!令和3年だったらな〜!惜しい!) ⁡ それにしても、33歳?……あまりに、現実味がない。 ⁡ 特に今は、「今日って何月?」と混乱するくらい慌ただしく過ごしているせいか、え!誕生日なの!?という感じ。。。 ⁡ 毎年誕生日に立てていた目標も、昨年から立てなくなった。 ⁡ 意外か

          3月3日で、33歳になりました!

          シネマな処方箋Vol.11「テレビで会えない芸人」(2022)

          【YouTube】 【作品紹介】 作品名:「テレビで会えない芸人」 公開年:2022年 (2022年2月17日現在、絶賛上映中!) 出演:松元ヒロ 監督:四元良隆、牧祐樹 プロデューサー:阿武野勝彦 上映時間:81分 INTRODUCTION 芸人、松元ヒロ。かつて社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」で数々の番組に出演し人気を博した。しかし90年代末、彼はテレビを棄て、主戦場を舞台に移す。政治や社会問題をネタに笑いで一言モノ申す。ライブ会場は連日満席、チケットは入

          シネマな処方箋Vol.11「テレビで会えない芸人」(2022)

          2021年!心の栄養になった映画&1年の振り返り

          皆さん、こんにちは!臨床心理士であり、公認心理師であり、役者の、史穂理(しおり)です。 シネマな処方箋(私のYouTubeチャンネル)Vol.10では、先日の動画の後半として、2021年に私が鑑賞した映像作品(147本)の中から"コレはオススメしたい!"と思った作品をご紹介しています。 ↓ もし、前半の動画、まだ観てないよ〜!って方は、ぜひ下記のリンクよりご覧ください。 ↓ 前半の動画では、私が心理士(師)の観点から観ても思わず唸ってしまった作品をご紹介しましたが、

          2021年!心の栄養になった映画&1年の振り返り

          臨床心理士も唸った!人間心理を見事に描いた2021年のオススメ映画6選!

          皆さん。改めまして… 新年、明けましておめでとうございます! 今回の「シネマな処方箋」(私のYouTubeチャンネル)では、2021年総集編!ということで、私が2021年に鑑賞した映像作品の中から、コレは良かった!コレはぜひ皆さんにオススメしたい!と思った作品を前半と後半にわけてご紹介していきたいと思います! ……が、気付けば、2022年が始まってから、あっという間に15日も経過してしまいました…(冷や汗)。 その辺は、やさしい気持ちで片目を瞑っていただけると幸いです。

          臨床心理士も唸った!人間心理を見事に描いた2021年のオススメ映画6選!

          シネマな処方箋Vol.8「水俣曼荼羅」(2021)

          【YouTube】 シネマな処方箋Vol.8「水俣曼荼羅」(2021)/新年に相応しい、6時間12分の映画体験! 【作品情報】 作品名:「水俣曼荼羅」 監督:原 一男 公開年:2021年 (2022年1月10日現在、絶賛上映中!) 上映時間:6時間12分(3部構成・休憩あり) ⚫︎シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭 into The World部門 ⚫︎ニューヨーク近代美術館(MoMA)バーチャルシネマシリーズ第1作品 ⚫︎ロッテルダム国際映画祭Harbourク

          シネマな処方箋Vol.8「水俣曼荼羅」(2021)

          年末のご挨拶

          2021年——- 心理士(師)として日々奮闘しながらも 俳優として再スタートをきれた、 とても嬉しい1年でした。 ⁡ 孤独を抱えながら自分と向き合わざるをえなかった コロナ禍というタイミングと、 国家資格(公認心理師)に無事に合格し 試験勉強から解放されたタイミング重なり、 ⁡ 「もう一度、本気で俳優をやろう。 だって、私はお芝居という営みを 愛しているのだから。」と腹を括り、 導かれるような出会いを重ねながら、 無我夢中で邁進しました。 カッコ悪くてみっともない瞬間も、

          わたしの、東京。

           この写真を撮影した時、 初めて上京した18才の時の自分について カメラマンさんと話してた。  高校3年生の時から、 モデルのオーディションを受けるために、 両親の協力を得て度々仙台から上京してた。  大学入学と同時に、 様々な決意を宿して、この街にやって来た。  あれから長い年月が経ち、 傷だらけになって地元に戻って、 その傷と辛抱強く向き合って、 そして今、私は再び東京で生きることを選んだ。  これからまた、この街で いろんな思い

          映画「ミッドナイトスワン」

          日本アカデミー最優秀作品賞を受賞した「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)。 昨年この映画が公開された時期は、国家資格の試験勉強に追われていて、映画館に行くのが難しい状況でした。  だから、(「あのこは貴族」もそうですが)この作品も公開が延長されて、本当にありがたかった…!!  家でやる仕事があった、先週の日曜日。 でも、「仕事を一旦傍に置いてでも、映画館で観ないと後悔する!」という心の叫びと直感に従いました。  その結果が、↑のTwitterの投稿です。

          映画「ミッドナイトスワン」

          映画「あのこは貴族」

          観たい作品のスケジュールと、自分のスケジュールが中々合わず…あー、とか、うー、とか言いながら、悔しく思う時もあるのですが…  これは、公開が終わる前に、絶対映画館で観たかった! 『あのこは貴族』 / 岨手 由貴子 監督 (公開延長、ありがたかったー!)  東京という街が、炙り出されてた。  "あーー、そうそう。東京という街の養分になってるんだよね、私たち…" "そうそう、階層なのよね、まさに…"  そう思いながら観てたのは、私だけじゃな