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シネマな処方箋Vol.11「テレビで会えない芸人」(2022)

【YouTube】

【作品紹介】
作品名:「テレビで会えない芸人」
公開年:2022年
(2022年2月17日現在、絶賛上映中!)
出演:松元ヒロ
監督:四元良隆、牧祐樹
プロデューサー:阿武野勝彦
上映時間:81分

INTRODUCTION

芸人、松元ヒロ。かつて社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」で数々の番組に出演し人気を博した。しかし90年代末、彼はテレビを棄て、主戦場を舞台に移す。政治や社会問題をネタに笑いで一言モノ申す。ライブ会場は連日満席、チケットは入手困難。痛快な風刺に、会場がどっと笑いで包まれる。しかしそれだけではない。松元ヒロの芸には、不思議なやさしさがある—

松元が20年以上語り続ける『憲法くん』は、日本国憲法を人間に見立てた演目。井上ひさしが大絶賛し、永六輔は「ヒロくん、9条を頼む」と言い遺した。その芸は、あの立川談志をしてこう言わしめた。「最近のテレビはサラリーマン芸人ばかり。本当に言いたいことを言わない。松元ヒロは本当の芸人」。けれど、いや、だからこそ、いまテレビで彼の姿を見ることはない…。

そんな今日のメディア状況に強い危機感を募らせていたのは、松元の故郷鹿児島のローカルテレビ局。
2019年の春から松元ヒロの芸とその舞台裏にカメラが張りついた。監督は鹿児島テレビの四元良隆と牧祐樹。プロデュースを手掛けたのは『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』などの衝撃作を世に送り出してきた東海テレビの阿武野勝彦。なぜ松元ヒロはテレビから去ったのか? なぜテレビは松元ヒロを手放したのか? そして本作はその答えを見つけられたのか?

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【シネマな処方箋ノート】

2月の上旬に、ポレポレ東中野で鑑賞した作品です。

昨年12月に、本作のプロデューサーでもある阿武野勝彦さんの「東海テレビ ドキュメンタリーの押し売り」という企画で上映された作品を、何本か観に行きました。
(映画の世界でお仕事している知人が、声を掛けてくれました。感謝。)

その際、「テレビで会えない芸人」の予告を観て、
コレは観に行かないと!と、心に決めていたのです!

※予告編からクスッと笑えるので、是非ご覧ください。


動画をあげる上で、ひとつ「🥲」だったのは、
鑑賞したのは2月の上旬だったのに、
YouTubeをアップするのが遅くなってしまったことです。

動画の中でも告白しているのですが、
これは「青ネギ事件」に伴う再撮影のせいです……(溜息)

スピード感がなくなってしまったことは「😔」ですが、
まだまだ劇場で公開されているし、
全国に広がっている最中だし、
ぜひ多くの方にこの作品に出会っていただきたい!
と願って、この動画を撮りました。

鑑賞中には、思わず笑いが込み上げる瞬間が何度もあり、
爆笑・爆笑・爆笑!でしたが…

映画の中に登場する松元ヒロさんはもちろん、
松元ヒロさんの周りにいる方々、
そして「松元ヒロ」という芸人を生み出すのに欠かせなかった人たちの、
人間としての美しさや佇まいに、
深い感動を覚えた作品でもありました。

心から、オススメの作品です!!
きっと、元気のない時に観ても元気をもらえる作品なんじゃないかな…と思います!

実は、このYouTubeを撮影した週は、
かなりの寝不足が続いており…
(原因は、Netflixのドラマから目が離せなかったから…←)
そんな中、心理のお仕事に、演技レッスンに、
ヒーヒー言いながらも集中して取り組んでいました。

そんな日々を経て、次の日はお休み!久しぶりのお酒!
という時にこれを撮影したのですが、
見返したら、こりゃテンションが忙しい。(苦笑)

まぁ人間にはいろんな側面がありますから、
どれも偽りの姿じゃないし、素といえば素なのですが、
編集しながら、結構恥ずかしくなりました……笑

しかーし!役者というのは恥を晒す仕事。
恥ずかしがってる自分の自意識も恥ずかしい!!
そんなもの、捨ててしまえ!!

これも私。これも人生。

とゆうことで、ひとつ宜しくお願いします。

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映画は色々観ているものの、
「処方箋」という観点からみると、
どうしても選択をせざるを得ないのですが、
これからも心からオススメしたい作品を
ご紹介していけたら…と思っています。

あ〜!松元ヒロさんの舞台、行きたいな〜!

誰かと密に会うことが本当に難しくなってしまった今、
心から笑える時間って、本当に尊い!

こんな状況下ではありますが、
感染症対策は徹底した上で
なるべく楽しく、気負わずに過ごせるように、
工夫していきたい。

皆さんも、心身ともに、どうかご自愛くださいね。

それでは、また!

いちご大福は、正義だ。

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