記事一覧

黒いiPhoneケースたくさん買うべ

iPhone 12 miniを使ってるのでケース買いました。 まずはエレコム「ハイブリッド ケース 360度保護(PM-A20AHV360L)」。色はブラック。ヨドバシカメラで1170円で保護ガ…

結城紫雄
2年前

劇場版ポケットモンスター 行くぞ!黄色いの

『劇場版ポケットモンスター ココ』を見た。泣けた。僕はポリゴンショックも経験した直撃世代なのだが映画館でポケモンを見るのは初めてである。本作は、オコヤの森の奥深…

結城紫雄
3年前
2

「ネットでは匿名で発言しろ」というボケカスは一生ROMってほしい

33歳なので筋肉痛は3日遅れで来るし、怒りは50日後にやって来る。 「ネットは本来“匿名の文化”なんだから、実名でSNSしてる著名人は匿名の誹謗中傷にも黙って耐えとけ」…

結城紫雄
3年前
3

作文って理由書け書けうるさくないですか

自粛中、家でテレワーク中にお隣の女の子(たぶん小4)が絵日記を書かされてるのが聞こえてきて、 母「だから、水族館に行って“どうして”楽しかったかって理由を聞いて…

結城紫雄
3年前
7

FOLLOWERS面白いよFOLLOWERS

カッコいいもの好きでありたくないですか? 僕はカッコいいものが好きでありたい。 「おっ! ○○が好きなんて、君わかってるね!」って言われたい願望はさすがにもうあ…

結城紫雄
4年前
1

誰かしらコロナに感染しない限り校閲校正業界はずっとこのままだぬーん

以前、『編集会議』という雑誌に若手校正・校閲者として寄稿させてもらったことがある。紙に印刷されたゲラを鉛筆で校正し、自転車に乗って届けにゆき、緊急時はファクスを…

結城紫雄
4年前
4

見たAVを3年記録してたらFANZAの異変に気づいた

言わずと知れたアダルト配信大手「FANZA」。このサブスク全盛期、僕もご多分に漏れず「見放題ch プレミアム」に加入しているカバンで女性を値踏みしないほうの@Mr.サブスク…

結城紫雄
4年前
5

トゥーンは無敵デース ←は?

昨年、「あだ名をつけられたことがない。あだ名がある人がうらやましい」というnoteを書いた。 30歳が書く内容ではない。ないのだが、そういえば僕にも実はあだ名があった…

結城紫雄
6年前
4

『ビーナス、とかいっちゃいたい』

NovelJamの戦友ふくだりょうこさんの短編集『ビーナス、とかいっちゃいたい』が先月からリリースされています。以下レビュー。 人生は選択の連続である。しかし「選ばなか…

結城紫雄
6年前

転職した

10月で、転職して丸3年になる。まだ慣れないことがひとつだけある。「結城くーん」と呼ばれていることだ。 幼稚園から大学まで僕を名字で呼ぶ人はいなかったのでいまだに…

結城紫雄
6年前
2

結局宇多田ヒカルがかかると一番盛り上がる午前2時のダンスフロア

行きつけの銭湯がある。湯の温度が41℃なのがよい。50℃近い東京の老舗銭湯は福岡出身の僕には熱すぎる。50℃って料理番組に出てくる数値だ。 上京した当初は「これが江戸…

結城紫雄
6年前
2

村上春樹と

 世間一般に言うところの「本好き」ではない、と思う。胸躍らせて誰かの新刊を待った、という経験もないし、大学生になるまで自分のお金で本を買ったこともない。たまに本…

結城紫雄
6年前
2
黒いiPhoneケースたくさん買うべ

黒いiPhoneケースたくさん買うべ



iPhone 12 miniを使ってるのでケース買いました。

まずはエレコム「ハイブリッド ケース 360度保護(PM-A20AHV360L)」。色はブラック。ヨドバシカメラで1170円で保護ガラスまでついててお得。

バンパーをはめた後、背面パーツを装着して完成。プラモみたいで楽しー。

のっぺりしがちなiPhoneケースですが、パーツの境目がこれまたプラモのパーティングラインみたいでアク

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劇場版ポケットモンスター 行くぞ!黄色いの

劇場版ポケットモンスター 行くぞ!黄色いの

『劇場版ポケットモンスター ココ』を見た。泣けた。僕はポリゴンショックも経験した直撃世代なのだが映画館でポケモンを見るのは初めてである。本作は、オコヤの森の奥深く「知恵の泉」に住むポケモン・ザルードに育てられた少年・ココが、森の開発をもくろむ人間から泉を守る、という物語だ。

そんなに面白い話ではなかった。「非文明下で育った人間と現代社会との邂逅&文明と自然の対立」という、ターザンやジャングル・ブ

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「ネットでは匿名で発言しろ」というボケカスは一生ROMってほしい

「ネットでは匿名で発言しろ」というボケカスは一生ROMってほしい

33歳なので筋肉痛は3日遅れで来るし、怒りは50日後にやって来る。

「ネットは本来“匿名の文化”なんだから、実名でSNSしてる著名人は匿名の誹謗中傷にも黙って耐えとけ」という趣旨のツイートが15万いいね超えてるの地獄じゃないすか。なーにが「だから2chは面白い(ニチャア」だどーせキニ速とか見てんだろ本スレ読んでんのかと小1時間問い詰めたい。

あのね、もう「匿名の文化だった時代は終わった」んです

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作文って理由書け書けうるさくないですか

作文って理由書け書けうるさくないですか

自粛中、家でテレワーク中にお隣の女の子(たぶん小4)が絵日記を書かされてるのが聞こえてきて、

母「だから、水族館に行って“どうして”楽しかったかって理由を聞いてるの」
娘「アザラシの赤ちゃんがかわいかった……から?」
母「じゃそれを書きなさい」

あぶね〜隣のピンポン押すとこだった。アザラシの赤ちゃんは「楽しかった」“理由”なのか。「水族館に行った」という“事実”が、「アザラシの赤ちゃんがいた」

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FOLLOWERS面白いよFOLLOWERS

FOLLOWERS面白いよFOLLOWERS

カッコいいもの好きでありたくないですか? 僕はカッコいいものが好きでありたい。

「おっ! ○○が好きなんて、君わかってるね!」って言われたい願望はさすがにもうあまりないのだけど(ちょびっとある)、それよか僕は「お酒が飲めないなんて人生半分損してる」「風俗行かないと人生10割損してる」っていう言説を「マジか!」とがっつり信じてしまうので、「世間にこんな評価されてる○○を理解できないなんて、人生損し

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誰かしらコロナに感染しない限り校閲校正業界はずっとこのままだぬーん

誰かしらコロナに感染しない限り校閲校正業界はずっとこのままだぬーん

以前、『編集会議』という雑誌に若手校正・校閲者として寄稿させてもらったことがある。紙に印刷されたゲラを鉛筆で校正し、自転車に乗って届けにゆき、緊急時はファクスを使う、というアナログ極まる業務形態を揶揄したような自虐コラムだった。僕は当時真逆の環境から転職してきたばかりということもあり、そうした働き方が新鮮かつ「こういうのも悪くないな」と思っていた。

が、もうそろそろやめにしてもいいんじゃないか。

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見たAVを3年記録してたらFANZAの異変に気づいた

見たAVを3年記録してたらFANZAの異変に気づいた

言わずと知れたアダルト配信大手「FANZA」。このサブスク全盛期、僕もご多分に漏れず「見放題ch プレミアム」に加入しているカバンで女性を値踏みしないほうの@Mr.サブスクリプションなのだが最近そのFANZAがおかしい。2019年の新人王は加瀬ななほにあげたい。

FANZAでは目当ての作品を探しやすくするため「尻フェチ」「素人」「巨乳」とジャンル分けがされているのだが、そのうちのひとつ「調教・奴

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トゥーンは無敵デース ←は?

トゥーンは無敵デース ←は?

昨年、「あだ名をつけられたことがない。あだ名がある人がうらやましい」というnoteを書いた。

30歳が書く内容ではない。ないのだが、そういえば僕にも実はあだ名があったことを思い出した。「シオンボーイ」である。

これは学生時代、バイト先の先輩・松倉さんが唐突に呼び始めたものだ。松倉さんいわく、

・『遊☆戯☆王』というマンガにペガサス・J・クロフォードというキャラがいる
・ペガサスは相手を「名字

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『ビーナス、とかいっちゃいたい』

『ビーナス、とかいっちゃいたい』

NovelJamの戦友ふくだりょうこさんの短編集『ビーナス、とかいっちゃいたい』が先月からリリースされています。以下レビュー。

人生は選択の連続である。しかし「選ばなかったもの」にスポットが当たる機会は少ない。選んできたものより「選ばなかったもの」「選ばれなかったもの」のほうが圧倒的に多いはずなのに。誰だって振り向けば、切り捨てられた選択肢の残骸が背後に山と積まれている。

『ビーナス、とかいっ

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転職した

転職した

10月で、転職して丸3年になる。まだ慣れないことがひとつだけある。「結城くーん」と呼ばれていることだ。

幼稚園から大学まで僕を名字で呼ぶ人はいなかったのでいまだに新鮮な気持ちである。前の職場でも下の名前で呼ばれていたし、さすがに社外の人は「結城さん」だが親しくなると「しおんくん」といってくれる。そしてそう呼ぶ人の3割は「名字」が「しおん」だと思っている。

現職場が名字で呼ぶことを徹底している、

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結局宇多田ヒカルがかかると一番盛り上がる午前2時のダンスフロア

結局宇多田ヒカルがかかると一番盛り上がる午前2時のダンスフロア

行きつけの銭湯がある。湯の温度が41℃なのがよい。50℃近い東京の老舗銭湯は福岡出身の僕には熱すぎる。50℃って料理番組に出てくる数値だ。

上京した当初は「これが江戸っ子の粋ってやつか」と真っ赤になったちんちんの先っちょを水風呂で冷やしつつ感心していたが、よく見ると誰も50℃の湯船なんて浸かってやしない。皮膚の感覚機能が完全停止した出がらしジジイが入っているのみだ。

それに比べてぬるめの銭湯は

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村上春樹と

村上春樹と

 世間一般に言うところの「本好き」ではない、と思う。胸躍らせて誰かの新刊を待った、という経験もないし、大学生になるまで自分のお金で本を買ったこともない。たまに本を買うときは、古本屋の100円均一棚から適当に10冊抜き出してレジに持っていく、などというと世の「本好き」に一発ずつ殴られるかもしれない。当然『騎士団長殺し』も未読である。

 村上春樹との出会いは高校3年のセンター試験のときなのでかなり遅

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