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留学生のひとりごと日記#3

2023/04/19

授業前の朝

眠い。目が覚めたー

昨日もこの書き出しから始まったのを覚えているが、その程度は増していた。

ー気づけば二度寝して、8時15分くらいに目覚めた。
二度寝にしては早起きだよと言われる時間に目が覚めるのはありがたい。

だが土日も動いていてかつ、ここ2日寝るのが遅くなっていた。今日は休息を優先しようと決め授業に向かう準備をする。
健康第一。


朝ごはんは食べる派なので、教室に行く前にキャンパス内のセブンイレブンに寄る。
キヌアご飯のおにぎりを買った。
海苔がないタイプでお米がポロポロして食べにくかった。袋の中の米粒を食べきれない現象。

個人的に朝ごはんにはすごく悩む。自分は体質的にあまり小麦を食べないようにしている。台湾の朝ごはん屋さんのご飯は小麦のものが多い。
別に完全にシャットアウトはしていないが。

また、あまり空腹に炭水化物のみを摂りたくない。面倒くさいこだわりだな。

台湾に来て思ったのは「味噌汁は正義」であるということだ。
具でタンパク質や食物繊維を取れてかつ体を温めることができる。そして味噌という発酵食品が腸活を可能にする、まさに健康そのもの。

日本食屋さんを除いてはあまりお目にかからないし、味噌の風味が違ったりする。

語りすぎた。



授業

社会思想史という授業。

今回はジョン・ロックについて。こちらの方が詳しい。


彼の唱えた重要な思想の1つに「社会契約説」がある。
人々は自然状態(殺し合いが起きてしまうようなホッブズの仮定とは違い、自然法で一定の秩序がある)の下で自己保存=生存しようとする。
その過程で所有することは避けられない。(生産物や貨幣)
そこに貧富の格差が生まれる=戦争状態と彼は言う。
じゃあそこから抜け出すために国家というものを作り、権利の一部を信託して安定した状態をつくりましょうというもの。

彼が革新的だったのは、もし国家が信託に違反した場合に人々が抵抗する権利を認めたところ。

今自分たちはそのような意識を持てているだろうかということが頭の中に浮かんだ。


また彼は「他の人の意見よりも危険なものはない。」というようなことも述べていて自身で独立して考えることを勧めているという。

本当に他の人の意見は聞かない方が良いのか。
様々な情報に触れることができる現代において、自分の頭で考えるようにするということは出来ているか、そもそもどういうことか。

などという観点を持ってみるのも面白いと思った。


ひたすら文字を書いた

現在とある記事を書いていてその下書きを仕上げた。近日公開できるのではと思う。

その後このひとりごと留学日記の第一弾を書いた。
ひたすらパソコンとにらめっこ。

考えが文字となり、消え、文字となる。
そこには他の何も存在しない。ただ自分がいる。

疲労は感じる時もあるが特に苦痛ではない。
ここ3日で8000文字は書いているかもしれない。

たくさん書いて、それをAIとかに読み取らせて自分風に書いてと言ったらできる。それはつまり自分の人格が残る。
肉体は滅びるが思考や人格は残り続けることになり、実質永遠の命という一つの形ともいえる。

機械でできるならやっぱり価値や魅力は書き手自身に現れるだろうし、人格が残っても魅力ない人だと思われていたらたぶん意味がないし誰も見ない。

人としての魅力が鍵となるのか、やはり。

天気

窓の外に目を向けると、ものすごい雨が降ってきた。雷も轟いていた。
おなかがすいた時間ではあったが外に出たくもなかった。
図書館に閉じ込められた。
雨季なのだろうか。それは憂き。

梅雨が無いといわれる北海道に住んでいたのでこれもまた新しい経験である。

雨の日がないと農作物とか生態系システムが大変だろうけど、やっぱり自分は晴れの日が好き。
だからここ台中が好きである。

どれくらい晴れているかというと僕はこちらに来てから天気予報を見なくなった。それくらい快晴なのだ。(水が止められてしまうみたいなことも真夏には起こったりすることもあるらしい)

天気予報を見ないメリット。だと僕が思ったこと。
つい三日ほど前は30度くらいは気温があったという。確かに暑かった。
しかし何度かは分からないので「暑かった」となる。

逆に「32度」などと聞くと僕からすると「暑い」というバイアスがかかってしまう。結果、気持ちからもう既に暑いと思ってしまう。

それが無いことではないだろうか。


あ、やっぱり雨の日も嫌いではない。
室内から雨降る外の風景をぼーっと眺めるのも好き。
長靴を履いて水たまりもお楽しみにしてしまえ。傘を差し、灰色の世界を探検する。森や木々があるとなおさら風情がある。

キャンパスにあるやん。それなら長靴が欲しい。
遊び心を忘れない大人になりたい。


台湾では雨の日にサンダルを履いて外に出る人も多くみられる。
定番の雨の日スタイルなのかもしれない。文化だ。
参戦はもう少し検討します。


恐怖

突如の大雨。夜になって電灯の明かりの付近を見ると、、、

ギャー!

何かが。たくさんの何かが飛び回っている。
嫌悪感と憎悪を掻き立てるような光景。

聞くところによるとそれらはシロアリの一種らしく、雨季になるとキャンパス内に発生するらしい。


あなたたちにも命があるのはわかります。
なのでどうかお互いに干渉せずにいきましょう。
そう心で思っているのですが伝われと願う。


音楽



ジッタリン・ジンの「雨」なんかをBGMにしてもいい雰囲気な日。
ベースラインがすき。

あと僕の好きなindigo la endの新曲が出た日でもあり、聞いた。
久しぶりの雰囲気の曲ということで、また良い、すき。

結論、音楽は良い。
雨も音楽。


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