なつめ0602
記事一覧
人間社会の底辺、俗に「地獄」は人の心の闇で覆いつくされている。
地獄への道は「正義」と「偽善」で彩られ、そこは人の心の闇で満たされている。
そこで 生まれ育ったものは、はるか彼方に微かに見える光を求める。
だが決して その光を手に入れることは出来ない。
何故なら そこで生まれたものは、闇しか知らないから。
光が何なのか、温かいのか・優しいのかも知らない。
今も彼は常闇の中、もがき・苦しみ・孤独を感じている。
慎君が施した私の設定を書き換える
慎君(オリジナル人格)が私に施した設定、「無感情」・「痛い・苦しい・辛い・寂しいなどの負の感覚の排除」・「比類なき目標達成力」。
つまり より人間に近いロボットでる。当時の過酷な環境に耐えうる人格である。
人生も終盤を迎え、自らそれを書き換える事にした。
「感情を出す」・「笑い・泣き・喜ぶ」
時間はかかっても、人間らしさを取り戻す。
美由紀ちゃんの近況報告
美由紀ちゃんは先月の末、彼女のお婆さんが足を折り一人のため。そのお婆さんの家に居ます。
日中はヘルパーさんが見てくれるそうですが、夜間一人だと心配と言う事でそうなりました。
美由紀ちゃんのお母さんは、弟君の受験があるので動けないそうで。
以上簡単ですが、美由紀ちゃんの近況報告でした。
30数年ぶりに級友にあうも。
浅草で30数年ぶりに級友にであう。
こちらから声を掛ける。
「あぁ~。」
私だと判ったようだが、いきなり嫌な顔。
私はそんなに嫌われていた事を確認。
その後もずっと「話しかけるな」オーラを放つ。
流石に気分が良くない。
確かに私のようなノラ人間などうでもいいのだろうが。
あんなにやさしく気立てが良かった人が、今では見る影がない。
時間とはホントに惨いもの。
命の泉と一人ぼっちのお爺さん(Miyuki)
ある村に病気のお母さんと二人だけで住む ラナという女の子がいました。
ラナはお母さんが心配です。でも薬を買うお金もありません。
ラナは村のお爺さんが言っていたことを思い出しました。
「あの山の麓にある泉は病気を治す。」
ラナは泉に出かけます。
その泉は深い森の奥にありました。
歩けど歩けど見当たりません。
ラナは大きな樹の股で休憩しました。
疲れていたのか、知らぬ間にラナは眠ってい