逸材 家に招待してみた。
今日も昨日の子と一緒の組。
今日は焦らず仕事をこなしている。と思った瞬間こけている。だが 今日はけがはない。
帰りにうちに誘ってみた。
「今日はこれから何か予定あるの? なければ うちにおいで。君に会わせたい子もいるから。あっ ちゃんと御馳走もするから。」
「勉強以外 別にありませんが・・・。」
「襲ったりしないから大丈夫だよ。」
仕事が終わり我が家に向かう、途中 彼女が話しかけた。彼女は愛知県飯富の生まれで、4年前大学の為上京したそうだ。彼女のお母さんは離婚専門の弁護士だそうだ。名前はOO沙穂里。
家につくと黒猫兄妹のレン君となっちゃん・みこ姫がお出迎え。奥からぬいぐるみ抱っこされたつきママと抱っこしている、充希ちゃんが出てきた。
リビングに行くと美由紀ちゃんが朝ごはんの用意をしていた。
まずは 皆で朝ごはん。ご飯に味噌汁 だし巻き卵 銀だらのみそ漬け。
久しぶりの家庭の味に半泣きの彼女。
「なつめさんって お嬢さんが二人もいたんですね。それに猫ちゃんもイッパイ。」
「違うよ。美由紀ちゃんは押しかけの居候、でこっちの充希ちゃんは私が勝手に保護した愛弟子だよ。」
「押しかけ居候・・・? 保護した弟子・・・??」
「説明すると長くなるから暇なときNoteでもみて。」
「でっ、美由紀ちゃんこれから充希ちゃんの練習に付き合うから、沙穂里ちゃんとお出かけして時間潰してください。」と言って財布を渡す。
「じゃあ 沙穂里さん、邪魔者は一緒にお出かけしましょう。そうだ 私今日新しくできた美容院に行きたかったから、付き合ってください。」
沙穂里ちゃんは生活するだけで手一杯みたいだから、美容院に誘ってあげてと前もって美由紀ちゃんに頼んでおいた。
「はい いいですけど、私 お金持っていません。」
「大丈夫です。私の奢りです。」
「「おねいちゃんの」じゃなく、なーおじのだよ。」と充希ちゃん。
彼女のことは美由紀ちゃんに任せた。今日の美由紀ちゃんは頼もしいい。
今さっき帰ってきた沙穂里ちゃんは私に感謝し、
「なつめさんは何でこんなにして下るんですか。まだ 2回しか会ってないのに。」
「回数は関係ない。それに「してあげている」なんて思っていないよ。やるのは私の勝手だから。」
「・・・??? 理解できないです。」
「理解してもらわなくって結構。気になるなら 今度は君が、本当に困っている人に恩を送ればいい。」
今沙穂里ちゃんは、美由紀ちゃんの部屋でお嬢様パーティーをしている。お菓子やスィーツをたくさん買って。
今日くらい息抜きすればいい。いつも張りつめているのだから。私は夕飯の用意、美味しもの沢山作ろう。
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