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⑦【越前大野城】福井県の神秘的なお城とは?? #ざっくり解説

こんにちは。しんぴです。

今回は、越前大野城について解説していこうと思います!!
※ざっくり解説なので、アクセス方法等は基本的に記載していません。

①越前大野城とは??

🏰越前大野城ってどこ??

越前大野城は、福井県大野市にあります。

大野市は、人口31,244人(2022年8月1日時点)で、面積は872.4 km²です。
人口は、高知県四万十市より少し少なくて、面積は、東京ドーム約18000個分で福井県でも一番大きい市です。

越前大野城は、そんな大野市の中心部にあります。

大野城と大野駅の距離

なんと、JR大野駅から約1.3㎞です!!
確かに、大野市に行ってみても存在感がありました!
(山の上にあるからかもしれません)

🏰歴史はどれくらいあるの??

では、歴史について解説しようと思います。(下記ホームページ等参照)


遡ること1575年…………
金森長近』(織田信長の家臣)が、越前一向一揆を収めました。

一揆というのは、

中世、小領主たちの同志的な集団。また、その集団行動。

特に、幕府・守護・領主などに反抗して、地侍・農民・信徒らが団結して起こした暴動。土一揆・国一揆・一向一揆など。

goo国語辞書より

ということです。市民による領主への反乱的なイメージです。


そして、金森長近は大野郡の3分の2を獲得することとなります。
そこで、長近は亀山という場所に『越前大野城』を築城し始めます!

これは、4年後の1580(天正8年)年に完成します。

しかし、城主は安定的ではありませんでした。
築城されてから明治時代まで、19人もの城主が収めました。
計算上、1人約15年で次の城主に代わっていたようです。

また、その城主の中には、豊臣秀吉のいとこや、織田信長の孫もなっていたようそうです!

🏰大野城本体の歴史は?

実は、大野城は建てられた当時のままではありません。
1775年(安永4年)に、城が消失してしまいました。

しかし、1795年(寛政7年)に天守以外が再建されました。
ただ、これも明治新政府による『廃城令』によって取り壊されました。
※廃城令とは、明治初期の全国のお城を基本的に廃城する政策。

時は流れて1968年(昭和43年)、明治維新100周年のこの年に越前大野城は再建されることになります!!
そのお金はというと、元士族の人からの寄付だったそうです。


そして、今。
大野城は、かなり評価され始めています。

まず、2017年(平成29年)に『続日本100名城』に選ばれました。
※財団法人日本城郭協会というところが定めた、名城の一覧です。

また、竹田城(兵庫県)、備中松山城(岡山県)と並んで、城が雲海に浮かぶ絶景が見られる『天空の城』という異名を持っています。
その実態は次の章で解説します。

②越前大野城の魅力とは??

🏰ズバリ!ここが魅力!!

越前大野城には、たくさんの魅力がありますが、今回は3つご紹介したいと思います。

①北陸の小京都!?画期的な城下町とは?
②大野城の強固な石垣とは?
③天空の城!?その神秘的な絶景とは?

では、順に解説していきます。

①北陸の小京都!?画期的な城下町とは?

そもそも城下町の機能とは一体何でしょう?

正解は、敵の防衛施設行政・商業都市です!

大野城では、一の丸、二の丸などといった防衛施設の外側に城下町が作られました。

そのなかでも他と違う特徴があります。
それは、商業施設などは短冊形に、道は碁盤の目型になっていることです!

これにより、城主の通行時の出迎えが最小限になり、商業活動の制限も最小限になったようです。

今でも、中心となっている七間(しちけん)通りでは、七間朝市という朝限定の市場が開催されています。

また、上下水道も通っており、奥越前の商業や文化の中心地として栄えていたそうです!

特に大野の水はおいしいことで有名です!詳細はこのnoteの下の方をご覧ください。

②大野城の強固な石垣とは?

石垣は様々な種類があるということをご存じですか?

積み方や加工技術、外観などによって何種類もの石垣が存在するようです。
しかも、これらは約40年間という短い期間で編み出されていることにも驚きですよね。

その中でも、大野城は『野面積み』(のづらづみ)という石垣の積み方です!

これは、自然の石を加工せずに積み上げた歴史ある石垣です。
短時間でつくることができ、水はけもよいため、予想に反して強固だそうです。

③天空の城!?その神秘的な絶景とは?

大野城は、前の章でもご紹介しましたが、『天空の城』という異名を持っています!

しかし、上の図のような雲海は毎日見れるわけではありません。
むしろレアで、1年間で10回程度しか見ることができません!

その気象条件というのが、

・期間は10月~4月末頃(多く見られるのは11月頃)
・時間は夜明け~午前9時頃
・前日の湿度が高く、前日の日中と翌日朝方の気温差が大きいこと

などなど。
どれも難しそうですが、生で見れたら絶景でしょうね。

↓参考にした方のブログ

③感想

大野城へは、小学生の時に何度か行きました。
修学旅行ではないですが、遠足みたいな感じです。

流石に雲海は見ませんでしたが、大野城からの景色もなかなか良かったです。
特に、大野市街地に入ると目の前に大きな山と共に現れるんです!
迫力と魅力があふれていました。

ぜひ行ってみてください。

最後まで見て下さりありがとうございました。
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