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ロッカーファンクションから歩行の運動療法を考える!

今回は、歩行の運動療法についてのコラム。

臨床をやっていく中で、歩き方を良くしたいという方を診る機会もあれば、股関節痛や膝関節痛などで、歩行パターンに問題があってメカニカルストレスが生じているというケースもあります。

人間も立位保持だけできたらいいわけではなく、日常的には動けないといけないわけなので、動きを変えていく必要性はとても大きいです。


その歩行に対して、、

ロッカーファンクションなど足部機能から運動療法を考えていけるコラムにしようと思います。


歩行は意識するべきものではない

歩行は意識するべきものではない

「歩く時にどこ意識したらいいですか?」

こう聞かれた経験があることはセラピストやトレーナーをしている限り必ずあると思います。


ですが、、

実際のところは歩行や呼吸などの原始動作は、意識するべきものではなく、自然的にそうなるものなので本来は意識するべきものではないです。

意識するというよりは、、

その動きが出るように誘発される様な機能を高めるとかの方がしっくり来る考え方かなと思います。


歩行は前方への推進力が必要

歩行は前方に推進していく動作であって、運動エネルギーと位置エネルギーを変換させてながら重力を上手く活用することで動作が行えることが理想的な動作になります。


この運動エネルギーと位置エネルギーの変換において欠かせないのが、「ロッカーファンクション」になります。

このロッカーファンクションをいかに引き出すことができるかがとても歩行改善をしていく上でカギになってきます。

なぜ立脚期に着目するべきなのか?

なぜ立脚期に着目する必要性があるのか?

立脚期と遊脚期が歩行にはありますが、、

遊脚期よりも立脚期に対してアプローチをすることをメインに記載されている参考書や論文も多いです。


では、なぜ歩行は遊脚期ではなく立脚期に着目するべきなのか??

その理由としては…

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