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【頸部・肩甲帯の運動療法】「首や肩の緊張が上がる原因」を3選解説!

今回は、頸部・肩甲帯の運動療法をテーマにしたコラム。

頸部・肩甲帯の緊張が上がる理由の1つとして、上記に記載している様に呼吸の問題がありますが、、

呼吸以外の観点から頸部・肩甲帯の緊張が上がる理由を3つピックアップして解説します。


① 頭の位置が悪い

頭の位置が悪い

まず1つ目としては、、

頭の位置が悪い状態になっていると、頸部・肩甲帯の緊張が上がります。


・上位頚椎伸展位
・下位頚椎屈曲位

こういう状態の組み合わせによって、頸部・肩甲帯の不調に繋がっているケースが実際かなり多いです。


ヘッドコントロール

運動療法としては、チンインエクササイズなどが有名なところですが、脊柱を直立化させて、その上に頭部を位置するためには「上位頚椎屈曲」「下位頚椎伸展」「上位胸椎伸展」の組み合わせを出すことが改善のカギになります。

頭部は体重の10分の1くらいの重さがあり、ボーリング玉くらいの重さが体の一番上にあるため、その重さがある物の位置が悪いと、頭を支えるために頸部・肩甲帯の筋肉を過剰に働かせて姿勢制御をする状態になります。


そのため、、

頭の位置がどこにあるかで肩や頸部の緊張が変わってきます。


② 胸郭の後方シフト

胸郭の後方シフト

2つ目の原因としては、、

胸郭の位置が悪いということ。

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