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【ピラティスの考え方】ピラティスで筋肉を鍛える認識を捨てた方が良い理由!

今回は、ピラティスを提供する際のアプローチをする場面での指導者側が持っておきたい認識についてお伝えしていきます。


ピラティススタジオをやっていますが、ピラティスをどういう目的で使って何を考えてセッションを行うかはとても大切です。


結局は、ピラティスのメニューを熟すよりも、どんな目的や心持ちでアプローチするかという考え方の方が大切なのでピラティスやヨガやトレーニング指導をされている方も多いと思うので、最後まで読んで参考にして頂ければと思います。

筋トレは筋トレできる場所ですればいい

筋トレは筋トレできる場所ですればいい

身の回りでもフィットネスジムに通う人も数年前よりも増えていて、筋トレブームというかそういう人も増えています。

ですが、自分のピラティススタジオには筋トレで体を壊した人が多く来店されることがあります。フィットネスジムで体に良いことをやっているはずなのに体を壊す人が多いのにも理由があります。


解剖学や運動学などの体の仕組みを勉強するほど、筋肉を鍛えるとか筋肉量を増やす前にやるべき土台があります。


その1つとして、筋肉を鍛える前に、ピラティスなどで動き方を変えることが重要になってきます。その動き方を変える前にそもそもの可動域や安定性が必要になりますが…


今回は、ピラティスを指導されている方も多いと思うので、ピラティスの指導をする際に認識しておきたいことについてお伝えしてきます(^^)

ピラティスの「動きを鍛える」とは?

ピラティスの動きを鍛えるとは?

ピラティスは「筋肉を鍛えている」というより、「動きを鍛えている」と言われることが一般的には多いです。


この動きを鍛えるというのは、、

モーターコントロール・運動制御・姿勢制御など、自分の体を自分で思った通りに扱えるスキルのことを言ったりします。

では、、

臨床でアプローチする際には「動きを鍛える」というのも「動きを鍛える」というのはどういうことなのか。指導者としては、どういう認識でアプローチをすれば良いのかなどをお伝えします。


アプローチで何を鍛える認識でいるべき?

アプローチで何を鍛える認識でいるべきか?

ピラティスのテキストなどを見ていると、「〇〇筋の強化」「〇〇筋のストレッチ」などと書かれているケースが多いです。

確かに体を動かすということは、筋肉を使うためストレッチ効果もあれば筋出力など神経系の発火にも繋がりメリットもあります。
ですが、ピラティスを指導する際には〇〇筋を鍛えるという認識はあまり持たない方が実際のところいいです。


ピラティスは筋肉を鍛える認識を捨てる

自分自身もピラティスを指導したりしていますが、テキストには〇〇筋の強化など記載されているケースが多いですが、アプローチの中で、筋肉を鍛えるという認識でアプローチをしたことは基本的にないです。


では、、

何を考えてアプローチをしているかという点ですが…


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