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「ちゃんと立つ」が分からない人に対して有効な運動療法のコツについて!

今回は、このツイートについて深堀りしたコラムにします。

実際の改善のための運動療法のアイデアまで紹介していますので最後まで見て頂ければと思います。


ちゃんと立っていない状態は、カラダに余計な緊張が入るケースが非常に多くて、関節の噛み合わせも悪い状態なので、最小限の筋力で姿勢保持をすることが難しくなります。

その辺りも踏まえて解説していきます。


ちゃんと立つために筋力はいらない

姿勢保持に筋力はいらない

まず大前提として、、

文献や参考書など姿勢について記載されている内容をみると、「〇〇筋の弱化・〇〇筋の短縮」といった表現で記載されているケースが多いです。


ですが、、

確かに不良姿勢によって、特定の筋肉の伸張性が低下していたり、筋肉の活動が低下していることはあると思いますが、だからといってトレーニング・エクササイズをして改善する問題でもないです。


実際に日常的に姿勢保持をする筋力は最大筋力の10%程度と言われていることもあるので、トレーニングをして筋力を鍛えれば良くなるという問題でもないことはご理解頂けると思います。


そのため、骨のポジションを適切な位置に配置できるようなことを考えて運動療法も考えることが必要です。


重力と床反力の影響を考える

筋肉が固くなる理由や緊張する理由も、そうなる理由があるからそうなっているわけです。

この余計な緊張を無くすために、骨があるべき場所にある様なポジションに修正していく必要性があって、そこを考える上では、「重力」「床反力」の関係性を無視することはできないです。

そのため、セラピストが患者さん・お客様に対して力を抜いてくだいさいと伝えていたこともあると思いますが、力を抜けないんじゃなくて、力を抜いたら転倒したり、姿勢を保持できないからそういう状況になっています。

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