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「下腹部」にフォーカスした運動療法・ピラティスのやり方を紹介!

今回のテーマとしては、下腹部に対しての運動療法・ピラティスについて紹介をしていきます。

臨床における運動療法において、下腹部が収縮するかいなかはとても重要なポイントになってきます。

下腹部といっても腹横筋や内腹斜筋など姿勢保持や体幹・骨盤の安定性を高めるうえでは重要になってくる筋肉でもあります。


ですが、普通に腹筋運動をしたことで下腹部を使う感覚を得られることは難しく下腹部にフォーカスしたアプローチをしない限りは腹横筋や内腹斜筋ななど骨盤周囲をコントロールすることが難しくなります。


今回は下腹部にフォーカスした運動療法・ピラティスというところで、実勢の臨床現場で行っていることを紹介しますので役立てて頂ければと思います。

背臥位でのドローイン

背臥位でのドローイン

まず代表的なのが、背臥位でのドローインですが、自分の場合はどうしても何をしても下腹部の収縮感を得られない人に対しては、踵で地面を押させるような形でハムストリングスの収縮を利用することがとても多いです。

ハムストリングスを使う感覚を入れることで、寛骨が後傾しやすくなり下腹部への収縮を促しやすくなります。

下肢を地面に接地した状態のドローインで下腹部の収縮感が分かる方であればその方法でも良いと思いますが、どうしても日常的に下腹を使う機会が無さ過ぎて感覚が皆無の方はハムストリングスの収縮を活用することが有効な方法になります。

ドローインの応用

下腹部の収縮が背臥位で分かるようになってきたら、ハムストリングスの収縮がない状態で下肢を挙上したり下制した状態でも下腹部が抜けない状態で繰り返すことは重要です。

背臥位で行うことで、支持基底面が増えるため安定性がある状態での下腹部の運動療法ができるため、まずは背臥位で行うことから始めることがオススメ。


四つ這いでのドローイン

四つ這いでのドローイン

背臥位での下腹部を使う感覚が分かってから、四つ這いでのドローインを行います。四つ這いで行うことで体幹をどこにも接地してない状態で体幹部分をコントロールする必要性があるため背臥位で行うよりも難易度は上がります。


四つ這いでドローインを行う際にもコツがあって、、

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