『逃げ場確保も仕事のうち』という言い訳最高
思い返してみれば部下こんな話をしたなぁということを改めてまとめて書いてみようと思います。
自己紹介の記事にも書いたように、僕は関東地方の海のある街で生まれ育って、今もその街にに住んでいます。
今年39歳なので、この町に住んで39年になるんだけど昨年急に堤防釣りを始めました。
今日はそんな話。
僕が釣りを始めたきっかけ
載せてる写真は代休を取った今日釣った写真です。
6時間で2匹しか釣れませんでしたが。。。
僕は高校生1年生の時から趣味でバンドをやってて今でも続けているんだけど、年齢がこの辺になってくるとバンドという趣味でストレスを発散することが難しくなってくる。
バンドは1か所に集まってみんなで楽器を演奏するので、バンドメンバー全員が時間を合わせて2-3時間を確保するのはとても難しい。
(今の僕のバンドは5人)
幸運なことにバンドのメンバーはとても仲良しなので誰か1人でも欠けて集合になってしまうと、演奏もさることながらその前後でワイワイ話しているときに仲間外れにしてしまったような申し訳なさが出てしまう。
しかしこの年齢にもなると、家族・仕事の都合から簡単にも集まれなくなる。
これが困ったものなので一人でもできる釣りを始めたという流れだ。
趣味を見つけなければいけないという強迫観念の良さ
趣味はいい。
『何をいまさら・・・』なんて思わずにもう少しだけ聞いてほしい。
サラリーマンならば1日8時間×5日間の仕事を終え、仕事や家事以外の時間でリフレッシュできるすべを持つことは長い目で見て個人的に大事なことだと思う。
ここで、趣味を持つことを『大事なこと』ではなく『必要なこと』、もっと言えば『仕事のパフォーマンス維持のために確保しなければならないこと』だと考えてみよう。
そうすると現在一生の趣味に出会えている幸運な人は別として、そうでない人も『趣味を探す時間』を取る大義名分ができる。
つまり、強制的に会社や家庭の仕事(役割)以外の時間を持つモチベーションができるのである。
これは最高ではないか。
家庭・仕事以外の時間に逃げ込む大義名分ができるのだ。
うまくこの理屈が家族に通じればこれほど素晴らしいことはない。
趣味を見つけることそのものの効用①
同じ会社で過ごす人間同士では仕事と家庭での経験は大差ないだろう。
しかし趣味という無限の選択肢がある世界での知識や経験は、必ず個人のオリジナリティーを生むことができる。
僕の経験からの実例ではこんなことがある。
とある会議において、開発していた新製品がパチンコ台のメーカー様に売れるのではないかという仮説が出た。
しかし会社としてパチンコ台メーカーとの取引がなかったため、どんなメーカーがあるのか?リーディングはどこなのか?各社の特徴は何なのか?皆目見当がつかなかった。
その時、H先輩の瓶底メガネのレンズがキラリと光り、雄弁に趣味であるパチンコについて語り始めた。
『あいつは休日パチンコばっかりやって・・』なんて言われていたH先輩の評価が180°逆転した瞬間であった。
これは極端な例かもしれないが、そういうこともあるというお話。
趣味を見つけることそのものの効用②
こっちはどちらかといえば個人的な趣味から感じられる効用なのかもしれないが、定着した趣味がなくても、それを探すために浅く広く試した経験を持っている人はそれだけで幅が広がる。
僕はそんな人から飲み会で話を聞くのが大好きだ。
色んな趣味にトライしたことで、それぞれについての実体験を聞けることはもちろんのこと、それがなぜこの人にとってはどれもハマることができなかったのか?という話を聞くのも大好きだ。
たくさん話を聞きたい対象は、人間としての幅が分厚いということを意味していると思う。
小学校の作文や、noteでも同じだが『僕は作文が書けない』というテーマで文章が書けるように『趣味を探すことが趣味』という特殊な人の人間的な幅は極太だ。
まとめと意義
ある程度の人数が会社としての組織を形成して一つの目標にむけて動く必要があるとすれば社員ひとりひとりの守備範囲が広がることが会社の幅を広げることになるのは間違いない。
だから個性を醸造する趣味を持つことは、社会人としての幅、リフレッシュにとって必要なのである。
・・・・という大義名分が家族に通ったら、最高じゃないですか?
合法的に趣味に没頭する人生を送りましょう!
そしていつしか『仕事』=『趣味のための必要経費を取ってくる手段』とまで達観できて、人生を占める比率的に『仕事』を野党にまで追いやることができればストレスの少ない人生が送れる気がしている。
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